韓国旅行といえばソウルや釜山が定番ですが、リピーターの方には「大田(テジョン)」と「清州(チョンジュ)」もおすすめです。ソウルからKTX(韓国高速鉄道)に乗れば、1時間前後でサクッとアクセスでき、日帰り旅行にもぴったり。科学と交通の要衝として発展した大田、そして百済の歴史と文化が息づく清州を訪れれば、観光地化されすぎていない「リアルな韓国」をより深く感じられるでしょう。本記事では、そんな大田と清州でおすすめの観光地からグルメ、カフェまでまとめて紹介します。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
【アクセス】ソウルから約1時間!大田・清州への賢い行き方
まずは、ソウルから大田・清州へのアクセス方法を解説します。スムーズに移動するためにも、ぜひチェックしてみてください。
大田駅・西大田駅(大田へのアクセス)
大田は、韓国のほぼ中央に位置する交通の要衝で、ソウル駅からKTXに乗れば約1時間10分で到着します。江南エリアのホテルに滞在している場合も、水西(スソ)駅からSRTに乗れば約1時間というアクセスの良さ!全州など湖南線方面から向かう場合は西大田(ソテジョン)駅を利用すると便利です。車窓の風景を眺めているうちにあっという間に到着するので、ソウルでの朝食後に出発しても、お昼前には大田のご当地グルメを楽しめます。
五松駅・清州国際空港(清州へのアクセス)
清州の最寄りとなる五松(オソン)駅までは、ソウル駅からKTXでたったの約50分。五松駅から清州の中心部へは747番の急行バスなどに乗ればスムーズに移動できます。また空の玄関口である「清州国際空港」なら、日本から直行便でそのままアクセス可能!LCCのエアロKなどが直行便を就航させており、ソウルを経由しなくてもスムーズに到着できます。
【大田の観光&体験】科学と温泉の街を満喫!絶対に外せない名所4選
韓国屈指の「科学の街」として知られる大田ですが、実は豊かな自然と古くからの温泉地を併せ持つ、魅力的な都市でもあるんです。ソウルのような大都会の利便性を持ちながら、街を歩けばどこかホッとするローカル感を感じられます。ここでは、大田に行ったら絶対に外せない名所4選をご紹介します!
儒城(ユソン)温泉 足湯体験場
旅の疲れをじんわり癒やすなら、三国時代から愛され続ける名湯「儒城温泉」がおすすめです。誰でも気軽に楽しめる屋外の足湯場(足浴体験場)があり、地元の人々が話している姿もちらほら。歩き疲れた足をポカポカのアルカリ性ラジウム温泉に浸せば、心も体も最高にリフレッシュできます。スパ施設や大浴場を備えたホテルもあるので、足湯だけでは物足りないという方はぜひチェックしてみてください。
| 住所 | 大田広域市 儒城区 鳳鳴洞 |
| アクセス | 地下鉄1号線 儒城温泉駅 7番出口から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 7:00〜22:00 |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
ウヌンジョンイ文化通り(スカイロード)
「ウヌンジョンイ文化通り」は、大田で最も活気あふれる繁華街です。ファッションからグルメまでさまざまな店が軒を連ねており、歩いているだけでもワクワクが止まりません。最大の目玉は、頭上を覆う巨大なLEDアーケード「スカイロード」!夜になると屋根に色鮮やかな映像が映し出され、街全体が近未来的なアート空間に変身します。大人気ベーカリー「聖心堂」も、「ウヌンジョンイ文化通り」の一角にあるので要チェックです。
| 住所 | 大田広域市 中区 中央路一帯 |
| アクセス | 地下鉄1号線 中央路駅 1番出口から徒歩3分 |
| 営業時間 | 散策自由 |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
大田中央市場
ローカルな熱気を感じたいなら、大田駅からすぐ近くにある「大田中央市場」へ!巨大なアーケードの中には、生鮮食品から衣料品、日用品まであらゆるものが並んでいます。食堂街の「モクチャ通り」ではトッポッキやマンドゥ、そしてカリッと甘辛い韓国式からあげなど、B級グルメを存分に楽しめるのが魅力です。ぜひ軽食やランチの時間に、食べ歩きを楽しみましょう。
| 住所 | 大田広域市 東区 大田路 783(동구 대전로 783) |
| アクセス | 地下鉄1号線 大田駅から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 店舗により異なる |
| 定休日 | 店舗により異なる |
| 料金 | 散策無料 |
大田ハンファ生命ボールパーク
韓国の熱気を肌で感じるなら、プロ野球(KBO)観戦は絶対に外せません!大田は人気球団「ハンファ・イーグルス」の本拠地で、2025年に新球場「大田ハンファ生命ボールパーク」が誕生しました。チキンの入ったカップとビールを両手に持ちながら、応援団長とチアリーダーに合わせて大合唱する韓国独自の応援スタイルは、一度体験すると忘れられないでしょう。
| 住所 | 大田広域市 中区 大宗路 373 |
| アクセス | 京釜線・湖南線 大田駅から2番バスで「ハンバッ総合運動場」下車 |
| 営業時間 | 試合日程に準ずる |
| 定休日 | 試合日程に準ずる |
| 料金 | 席種により異なる |
| 公式サイト | ハンファ・イーグルス 公式サイト |
【大田のグルメ】名物パンから絶品ローカル麺まで!必食グルメ3選
大田には、ソウルや釜山に負けず劣らずの絶品グルメがたくさん!全国的な知名度を誇るベーカリーから、地元民がこよなく愛するローカルグルメまで、大田の必食グルメをご紹介します。
聖心堂(ソンシムダン)本店
「聖心堂(ソンシムダン)本店」は、韓国全土からパン好きが押し寄せる超絶人気のベーカリーです。1956年創業の長い歴史を持ち、聖心堂に行くために大田を訪れる人も多いんだとか。名物の「揚げそぼろパン」やニラがたっぷり詰まった「ニラパン」は、一口食べればその食感と絶妙な甘じょっぱさに感動すること間違いなし。基本的にはテイクアウトですが、2階の系列カフェでは購入したパンをすぐに食べることができますよ。
| 住所 | 大田広域市 中区 大宗路480番キル 15 |
| アクセス | 地下鉄1号線 中央路駅 2番出口から徒歩約2分 |
| 営業時間 | 8:00〜22:00 |
| 定休日 | なし |
チルロチプ
大田ならではのローカルフードを味わいたいなら、「チルロチプ」へ足を運んでみましょう!中央路の細い路地裏にひっそりと佇む老舗食堂で、大田の郷土料理「トゥプトゥルチギ(豆腐の旨辛炒め煮)」を味わうことができます。真っ赤なスープで柔らかい豆腐を煮込んでおり、一口食べるとピリッとした辛さがクセになる美味しさ!海鮮好きの方は、イカをトッピングするのもおすすめです。
| 住所 | 大田広域市 中区 中橋路 45-5 |
| アクセス | 地下鉄1号線 中央路駅 3番出口から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 11:30〜15:00、16:30〜22:00 |
| 定休日 | 火曜、旧正月、チュソク |
| 料金 | ◎トゥプトゥルチギ(小):1万3000W〜 |
ポクス粉食
辛いもの好き・麺好きの方におすすめしたいのが、大田のソウルフード「オルクニカルグクス(辛口手打ち麺)」!「ポクス粉食」では、真っ赤でドロリとした濃厚激辛スープのオルクニカルグクスが大人気なんです。最大の特徴は、カゴいっぱいに盛られた生の春菊を、熱々のスープに浸しながら食べること!強烈な辛さと春菊の独特な苦味、そして爽やかな清涼感が絶妙にマッチし、箸が止まらない魔性の味わいです。
| 住所 | 大田広域市 中区 宝文路162番キル9 |
| アクセス | 地下鉄1号線 中央路駅からバスまたはタクシー利用 |
| 営業時間 | 10:00〜16:00(金・土は〜18:00、日は11:00〜19:00) |
| 定休日 | 月曜、旧正月、チュソク |
| 料金 | ◎オルクニカルグクス(1人前):8000W |
【清州の観光&カフェ】ロケ地巡りと歴史探訪!写真映えスポット3選
「清州(チョンジュ)」は、数々の大ヒット韓流ドラマの舞台として注目を集める都市です。レトロで可愛い壁画アートが広がるスポットから、歴代大統領が愛した美しき別荘まで、見どころ満載のスポットをご紹介します。
寿岩コル(スアムコル)壁画村&カフェ通り
高台に位置する「寿岩コル」は、民家にカラフルで心温まる壁画アートが描かれた壁画村です。『カインとアベル』『製パン王キム・タック』など、数多くの名作ドラマのロケ地としても知られ、あちこちにドラマのオブジェや銅像が置かれています。細い路地を散策しながらお気に入りのアートを探すだけでも楽しいですが、おしゃれなカフェでゆっくりコーヒータイムを過ごすのもおすすめです。
| 住所 | 忠清北道 清州市 上党区 寿岩路56番キル一帯 |
| アクセス | 清州市外バス北部停留所からタクシーで約3分 |
| 営業時間 | 散策自由(カフェの営業時間は店舗により異なる) |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
青南台(チョンナムデ)
韓国最大級のダム湖・大清湖(テチョンホ)のほとりに佇む「青南台」。1983年に大統領専用別荘として建てられた施設で、現在は一般公開されています。館内では、大統領が実際にくつろいだファミリーラウンジや豪華な調度品を間近で見学することが可能。広大な庭園も美しく、絶景スポットとしても人気があります。
| 住所 | 忠清北道 清州市 上党区 文義面 青南台キル 646 |
| アクセス | 清州市外バスターミナル等からバス・タクシー利用 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(12〜1月は〜17:00) |
| 定休日 | 月曜、1/1、旧正月、チュソク |
| 料金 | ◎大人:6000W |
| 公式サイト | 青南台(チョンナムデ) 公式サイト |
古印刷博物館
ユネスコの「世界の記憶」にも登録されている、世界最古の金属活字本『直指(チクチ)』。「古印刷博物館」は、そんな『直指』にちなんで設立された博物館です。館内では、新羅や高麗、朝鮮王朝時代から続く韓国の豊かな印刷文化の歴史を、分かりやすく紹介しています。当時の活字を拾ったり製本したりする様子を再現したマネキン展示もあり、知的好奇心をくすぐられるスポットです。
| 住所 | 忠清北道 清州市 興徳区 直指大路 713 |
| アクセス | 市内バス831番「芸術の殿堂」下車、徒歩3分 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 月曜 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | 古印刷博物館 公式サイト |
【清州のグルメ】極上豚肉からドラマのパンまで!おすすめ3選
清州のグルメといえば、なんといっても極上の豚肉料理(サムギョプサル)!ここからは、清州独自のサムギョプサルを楽しめる名店からベーカリーまで、おすすめのグルメを紹介します。
忠州トルグイ
定番韓国料理のサムギョプサルですが、清州では醤油ダレに浸して焼く「カンジャンサムギョプサル(豚バラ肉の醤油焼肉)」が人気。「忠州トルグイ」はそんな清州式サムギョプサルの名店で、醤油の香ばしい匂いと豚肉の甘い脂が絡み合った絶品料理を堪能できます。サムギョプサルはもちろん、特有の歯ごたえを楽しめるハンジョンサルもおすすめです。
| 住所 | 忠清北道 清州市 上党区 南四路89番번길 37 |
| アクセス | 清州本町通り(ソンアンキル)西門市場内 |
| 営業時間 | 11:00〜14:00、17:00〜23:00 |
| 定休日 | 日曜 |
| 料金 | ◎カンジャンサムギョプサル:(1人前)1万2000W |
パルボンベーカリー
寿岩コル壁画村の中にある「パルボンベーカリー」は、韓国で社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ『製パン王キム・タック』のロケ地として使われたベーカリーです。お店の中も外もドラマのセットそのままのレトロな雰囲気が漂い、記念撮影にもぴったり。もちろんパンもおいしく、ドラマを彷彿とさせる昔懐かしい「コーンパン」や、ニラがたっぷり詰まった「ブチュパン」などがショーケースに並んでいます。
| 住所 | 忠清北道 清州市 上党区 寿岩路 57-1 |
| アクセス | 清州市外バス北部停留所からタクシーで約3分 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 無休 |
ヨングァンイネ
「ヨングァンイネ」は、ドラマ『栄光のジェイン』の撮影地として有名な食堂です。店内にはドラマの台本や写真が飾られており、『製パン王キム・タック』ゆかりのパンコーナーもあります。「ヨングァンイネ」に来たら絶対に頼んでほしいのが、お皿からはみ出さんばかりの巨大な「ワントンカス(韓国式とんかつ)」!サクサクの衣と甘めのソースが絡んで、B級グルメ好きにはたまりません。優しいお出汁が効いた「西門うどん」を一緒に頼めば、ボリューム満点でお腹も心も大満足できるでしょう。
| 住所 | 忠清北道 清州市 上党区 寿岩路 43 |
| アクセス | 清州市外バス北部停留所からタクシーで約3分 |
| 営業時間 | 11:00〜21:00 |
| 定休日 | 旧正月、チュソク |
【モデルコース】大田・清州を大満喫!ソウル発・1泊2日の王道プラン
ソウルから日帰りでも行ける大田と清州ですが、せっかくなら1泊して2都市をゆっくり回るのがおすすめです。名所もグルメも丸ごと楽しめる、1泊2日の王道プランをご提案します。
1日目:大田の温泉とB級グルメ巡り
10:00|ソウル駅を出発
KTXで約1時間10分、大田駅へ。
11:30|大田中央市場でB級グルメの食べ歩き
モクチャ通りでトッポッキやマンドゥをつまみ食い。食べ歩きを楽しみましょう。
13:00|ポクス粉食でオルクニカルグクスを堪能
ランチは生春菊たっぷりの激辛手打ち麺に挑戦!辛いものが苦手な方はご注意を。
15:00|聖心堂本店でパンを爆買い
大田に来たら聖心堂ははずせません!名物の揚げそぼろパンやニラパンを購入しましょう。
16:00|ウヌンジョンイ文化通りを散策
巨大LEDアーケード「スカイロード」周辺をぶらぶら。お土産探しにもおすすめです。
17:30|チルロチプで早めのディナー
ディナーには、大田郷土料理のトゥプトゥルチギを味わいましょう。
19:30|儒城温泉の足湯で旅の疲れを癒やす
無料の屋外足湯でゆっくりリフレッシュ。明日の観光に備えましょう。
2日目:清州のドラマロケ地と歴史遺産探訪
09:00|大田から清州へ移動
大田からバスまたはKTX(五松駅経由)で清州へ。
10:30|青南台で大統領別荘と庭園を見学
大清湖畔の美しい庭園と歴代大統領ゆかりの施設をのんびり散策。写真撮影も忘れずに。
14:00|寿岩コルへ移動・壁画村を散策
カラフルな壁画アートを背景にフォトタイム。ドラマ関連の彫刻やオブジェも要チェックです。
15:00|パルボンベーカリーでドラマ気分
『製パン王キム・タック』ロケ地のレトロなベーカリーでコーンパンやブチュパンを購入!
17:00|忠州トルグイでカンジャンサムギョプサルをディナーに
醤油ダレが香ばしい清州式サムギョプサルで旅の締め!
19:30|清州バスターミナルからソウルへ帰路
【まとめ】ソウルから足を延ばして大田・清州のローカル旅へ!
活気と独自のグルメが溢れる「大田」と、ドラマのロケ地や豊かな歴史・自然が息づく「清州」。どちらもソウルからのアクセスがよく、いつもとは違う韓国旅行を楽しめます。ぜひ次の旅はKTXに乗って、心もお腹も満たされる奥深いローカル旅へ出かけてみてください!
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