【アクセス比較】香港空港から市内への行き方|エアポートエクスプレス(電車)・バス・タクシー
香港国際空港は市内中心部から少し離れたランタオ島に位置しており、到着後の最初のステップは「いかにスムーズに市内・ホテルへ移動するか」です。香港の移動手段は主に「エアポートエクスプレス(AEL)」「エアポートバス」「タクシー」の3つがあります。時間を有効に使いたい方や、初めて香港を訪れる方には、遅延のない電車「エアポートエクスプレス(AEL)」をおすすめします。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
【比較表】エアポートエクスプレス(電車)・バス・タクシー
移動手段のメリットを整理!あなたに最適な方法は?
香港の交通機関は非常に充実していますが、それぞれ特徴が異なります。移動時間、料金、利便性を比較して、ご自身の旅のプランに最適なものを選びましょう。
| 移動手段 | 所要時間 | 運行時間 | 料金(片道目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| エアポートエクスプレス(電車) |
九龍駅まで22分 |
5:45〜翌0:48 ※10分間隔 |
HK$105〜130 | 渋滞がなく時間が正確。 |
| エアポートバス | 30〜105分 |
6:00〜翌0:00頃 |
HK$15.70〜49.70 | 料金を抑えられ、 2階建てバスからの景色を楽しめる。 |
| タクシー | 30〜50分 | 24時間 | 尖沙咀までHK$300〜 中環までHK$350〜 |
ホテルまで直接アクセス可能。 |
【電車(AEL)】迷わず乗れる!香港国際空港からエアポートエクスプレス(電車)の乗り方
香港の鉄道網を支える「MTR株式会社」のスタッフに直接確認した、もっともスムーズな乗車手順を解説します。このステップ通りに進めば、初めての方でも迷うことなくホテルまで辿り着けるはずです。
1. 空港到着、入国審査、税関
飛行機を降りたら「Arrival(抵港)」の標識に従って進み、入国審査(Immigration)を受けます。手荷物受取所で荷物をピックアップした後は、税関(Customs)へ。
- 緑の通路:申告するものがない場合
- 赤の通路:申告するものがある場合
2. エアポートエクスプレス乗り場への行き方
税関を抜けると、第1ターミナルの到着ロビーAまたはBに出ます。駅はターミナル内に直結しており、徒歩3〜5分ほどで到着します。
▼頭上には「Airport Express」や「Train to City」といった英語と漢字の案内標識や、エアポートエクスプレスの列車のアイコンが大きく掲示されているため、すぐ見つけられます。
▼その矢印の方向に真っ直ぐ進むだけで、市内方面へ向かうプラットフォームへ直接辿り着けます。屋外に出たり、シャトルバスに乗り継いだりする必要はありません。
| 運行間隔 | ピーク時:約10〜12分間隔 |
| 運行時間 | 始発 05:54頃 / 最終 00:48頃 |
| 青衣駅まで | 約14分 |
| 九龍駅まで | 約22分 |
| 香港駅まで | 約24分 |
3. チケットの購入と乗車のルール
香港エアポートエクスプレス最大の特徴は、空港駅に入場ゲート(改札)がないことです。
そのため、乗車前に券売機に並んで切符を買ったり、改札でタッチしたりする必要はありません。そのままホームへ進み、列車に乗り込んでください。
▼市内行きのホーム
▼全車両の両端には、大きな荷物専用の広々としたラックが完備されているため、スーツケースを持っていても快適に過ごせます。
4. 目的地駅での支払い(改札を出る)
事前にeチケットを用意しておけば、目的地(香港駅や九龍駅など)の改札を出る際に、自動改札にある黄色のセンサー、またはライトブルーのタッチ場所にスマホのQRコードをかざすだけでスムーズに通過できます。
ちなみに、「乗る前にチケットを買い忘れた!」という方もご安心を。エアポートエクスプレス(AEL)の車内には無料Wi-Fiがあるので、乗車してから列車内でアソビュー!のサイトにアクセスし、チケットを購入しても全く問題ありません!降りる時までにQRコードがスマホにあれば問題ありません。
5. 各ホテルへの無料シャトルバスや、他駅への乗り継ぎ
駅からホテルへ直行!MTR無料乗り換えの特権も
香港駅、九龍駅、青衣駅に到着した後は、指定ホテルへ向かう「無料シャトルバス」が利用できます。改札を出て案内板に従い、指定の乗車ゲートへ向かってください。
▼対象ホテル
| 香港駅 | 九龍駅 | 青衣駅 |
|---|---|---|
|
■ビショップ・レイ・インターナショナル・ハウス (Bishop Lei International House) |
■アルヴァ・ホテル・バイ・ロイヤル (ALVA HOTEL BY ROYAL) |
■ホテル・コージー・オアシス (Hotel COZi ‧ Oasis) |
| ■コスモホテル (Cosmo Hotel) | ■ドーセット・モンコック香港 (Dorsett Mongkok, Hong Kong) | ■パンダホテル (Panda Hotel) |
| ■コートヤード・バイ・マリオット香港 (Courtyard by Marriott Hong Kong) | ■ケリーホテル香港 (Kerry Hotel Hong Kong) | |
| ■ドーセット・ワンチャイ (Dorsett Wanchai) | ■ザ・ロイヤルガーデン (The Royal Garden) | |
| ■フォーシーズンズホテル香港 (Four Seasons Hotel Hong Kong) | ||
| ■ル・メリディアン香港サイバーポート (Le Meridien Hong Kong, Cyberport) |
※時刻表とシャトル待機エリア場所は、公式サイトにてご確認ください。
※補足:オクトパスカードを使ってエアポートエクスプレス(AEL)に乗車した場合、改札を出てから1時間以内にMTR(地下鉄)へ乗り継ぐと、そのMTR区間の運賃が無料になります。(公式サイト)シャトルバスのルートから外れているホテルへ向かう際や、青衣駅から東涌線に乗り換えてランタオ島方面へ行く場合などに大活躍するサービスです。
【電車(AEL)】エアポートエクスプレスをもっと使い倒す裏技
AELには、移動をさらに便利にする付帯サービスが充実しています。これらを活用することで、帰国日の時間を有効に使ったり、移動中にデバイスの充電を済ませたりすることが可能です。
裏技① 帰国日も手ぶらで観光!「市内無料チェックイン」
重いスーツケースは駅で預けて、身軽にラストスパート!
エアポートエクスプレス(AEL)を利用して空港へ向かう方におすすめなサービスが、この「市内無料チェックイン(インタウンチェックイン)」です。空港に行かなくても、香港駅または九龍駅で事前にスーツケースを預け、搭乗券を受け取ることができます。出発時刻のギリギリまで、手ぶらでショッピングや食事を満喫できる、絶対に活用したいサービスです。
非常に便利なサービスですが、利用できる航空会社や時間帯、条件が細かく決まっています。失敗しないために、以下の利用方法とルールをしっかり確認しておきましょう。
1. 必須条件と注意事項
このサービスを利用するには、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
- ・エアポートエクスプレスの乗車券(またはオクトパスカード)
※チェックインエリアの改札を入る際に、空港までの運賃が先払いとして全額引き落とされます(電車に乗る際の改札では追加料金はかかりません)。 - ・指定の航空会社が運航する便を利用すること(※他社運航のコードシェア便・共同運航便は不可)
- ・有効なICパスポート
-
■受付可能時間
フライト出発予定時刻の「24時間前」から「90分前」まで -
■荷物のサイズと重量制限
サイズ【長さ145cm × 幅100cm × 高さ85cm 以内】かつ、重量【32kg 以内】
2. 指定航空会社と受付時間一覧(2026年最新)
航空会社と利用する駅(香港駅・九龍駅)によって、営業時間が異なります。
| 指定航空会社 | 香港駅 | 九龍駅 |
|---|---|---|
| キャセイパシフィック航空 | 06:00 〜 23:00 | 06:00 〜 15:00 |
| 香港航空 | 06:00 〜 19:00 | 06:00 〜 15:00 |
| カンタス航空 | 07:00 〜 18:35 | 07:00 〜 15:00 |
| チャイナエアライン | 09:00 〜 18:00 | 現在利用不可 |
| マンダリン航空 | 09:00 〜 18:00 | 現在利用不可 |
| シンガポール航空 | 09:00 〜 17:20 | 現在利用不可 |
※航空会社のサービス時間およびチェックイン時間は、フライトスケジュールによって異なる場合があるため、最新のサービス状況やフライト別の受付時間は、事前に各航空会社へお問い合わせください。
3. 手続きの流れ
チェックインは無人の機械を使った「セルフサービス」が基本となります。
- ① 入場
- 香港駅または九龍駅の「In-Town Check-in」の自動改札に、オクトパスカードまたはエアポートエクスプレス(AEL)乗車券をタッチして入場する。(ここで運賃が引かれます)
- ② 「スマートチェックイン機」を操作
- 「スマートチェックイン機(Smart Check-in Kiosks)」に、パスポートまたは搭乗券をスキャンして、フライト情報を読み取る。
- ③ 手荷物タグを印刷
- 個人情報を確認し、手荷物タグ(ラゲージタグ)を印刷する。
- ④ 搭乗券を印刷
- 座席の確認または選択を行い、搭乗券を印刷する。
- ⑤ 手荷物タグを付ける
- 印刷された手荷物タグを手荷物に取り付ける。
- ⑥ 「セルフ手荷物預けカウンター」で荷物を預ける
- 手荷物をベルトコンベアの上に置く。カメラで顔認証(スキャン)をする。
- ⑦ 画面に表示される指示に従って操作を完了。
※詳細なガイドラインはこちら(英語)。動画はこちら(英語)。
裏技② スマホ充電無料!AELを120%使い倒す車内設備と裏技
移動中もサクサク快適!知っておくべき神サービス
AELの全車両には無料Wi-Fiが完備されており、広々とした座席で静かに過ごせる「静音区間(Quiet section)」も用意されています。
さらに見逃せないのが、充電設備です!先頭および最終車両には220V/USB充電ポートが備わっており、移動中にスマホを回復させることができます。
また、AELカスタマーセンターではモバイルバッテリーレンタル「Charge Spot」を利用でき、なんと「最初の30分間無料」で借りられます!移動時間をフル活用して、旅の準備を完璧に整えましょう。
【バス】 安さ重視!エアポートバスの注意点
とにかく交通費を抑えたいバックパッカーや、時間に余裕がある旅行者には「エアポートバス」という選択肢もあります。景色を眺めるのはアトラクションのようですが、注意点もしっかり把握しておきましょう。
【要注意】観光客は「A系統」一択!A系統とE系統の明確な違い
空港のバスターミナルに行くと、主に「A」から始まる路線と「E」から始まる路線が並んでいますが、旅行者が乗るべきなのは「A系統(Airbus)」です。それぞれの違いをしっかり把握しておきましょう。
- A系統(Airbus):市内主要エリアへ一直線に向かう特急ルートです。旅行者の目的地となる主要ホテル周辺の停留所を網羅しており、スムーズに移動できます。
- E系統(External):料金はA系統の半額程度と非常に安いですが、市内に向かう前に空港周辺の関連施設や物流エリアをぐるぐると周回します。主に空港で働く現地スタッフ向けの路線のため、目的地に到着するまでに大幅に時間がかかってしまいます。安さに惹かれて間違えて乗らないよう注意してください。
▼ A系統とE系統の比較
| 比較ポイント | A系統(Airbus) | E系統(External) |
|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★(旅行者向け) | ★☆☆☆☆(空港通勤者向け) |
| ルートの特徴 | 空港から市内へ直行 | 空港施設を周回してから市内へ |
| 所要時間 | スムーズ(早い) | ロスが多い(かなり時間がかかる) |
| 料金の目安 | 約34〜47HK$ | 約11〜23HK$(A系統の半額程度) |
迷ったらこれ!旅行者によく使われる「王道A系統ルート」
観光客が滞在することが多い「香港島エリア」と「九龍エリア」へ向かう代表的なA系統の路線をピックアップしました。ご自身の宿泊先がどのエリアにあるか確認して活用してください。
▼ 主要エアポートバス(A系統)と周辺ホテル一覧
※料金や運行状況は2025年4月現在の情報です。
| 路線 | エリア | 主な経由地 | 料金 | 運行間隔 | バスターミナル周辺の主要ホテル(一部抜粋) |
|---|---|---|---|---|---|
| A11 | 香港島 | 上環〜中環〜金鐘〜湾仔〜銅鑼湾〜北角 | 41.9HK$ | 15〜60分 | マンダリン・オリエンタル、JWマリオット、コンラッド・ホンコン、アイランドシャングリ・ラ、パークレーン・ホンコン など |
| A12 | 香港島 | 西環〜湾仔(北)〜北角〜太古〜柴湾〜小西湾 | 47.1HK$ | 20〜60分 | ハイアット・セントリック・ヴィクトリア・ハーバー、イビス・ホンコン・ノースポイント など |
| A21 | 九龍 | 旺角〜油麻地〜佐敦〜尖沙咀〜紅磡駅 | 34.6HK$ | 8〜30分 | ザ・ペニンシュラ、シェラトン、ミラ・ホンコン、ローズウッド・ホンコン、ホリデイ・イン・ゴールデンマイル など |
| A25 | 九龍 | 尖沙咀廣東道〜K11ミュシーア〜紅磡駅〜土瓜湾 | 40.8HK$ | 30〜60分 | ロイヤル・パシフィック、マルコポーロ、ランガム、カオルーンシャングリ・ラ、ロイヤル・ガーデン など |
要注意!現金はお釣りが出ない&渋滞リスク
①現金の場合、お釣りが出ません!そのため、あらかじめバス乗り場のチケット売り場で切符を購入するか、ワンタッチで決済できるオクトパスカードの利用が断然おすすめです。
②渋滞リスクがあります。ラッシュ時は到着時間が読めません。
【タクシー】 深夜・複数人向け!香港タクシーの色別ルール
深夜到着時や複数人での移動に便利なタクシー。少し複雑なルールや料金体系を知っておきましょう。

行き先で違う!色別タクシーの乗り方と料金の目安
香港のタクシーは、行き先によって「赤・緑・水色」の3色に分かれています。空港のタクシー乗り場も行き先ごとにレーンが分かれているため、案内表示を見て自分の目的地に合ったタクシーを選びましょう。
| タクシーの色 | 主な行き先(エリア) | 目安料金・所要時間(※有料道路代は別途) |
|---|---|---|
| 赤色ボディ | 香港島、九龍半島の繁華街 (ランタオ島の愉景湾北を含む) |
|
| 緑色ボディ | 新界地区 (荃湾、沙田より北の地域) |
|
| 水色ボディ | ランタオ島内 |
|
【重要】乗る前に必ずチェック!料金ルールと注意点
タクシーは複数人での移動や荷物が多い時に非常に便利ですが、日本とは異なる追加料金のルールがあります。トラブルを避けるためにも事前に確認しておきましょう。
| 項目 | 詳細・ルール |
|---|---|
| トランク利用(荷物) | トランクに荷物を入れると、1個につき6HK$の追加料金が加算されます。 |
| 有料道路代(トンネル等) | 有料道路の料金は客側負担です。(例:香港島へ向かう場合、西区海底トンネルを通り、往復のトンネル通行料50HK$がメーター料金に加算されます) |
| 空港追加料金 | 空港から出発、または乗り入れた場合の追加料金はありません。 |
| ぼったくりへの注意 | 観光客と見ると高い料金をふっかけてくる運転手も一部います。トラブルを避けるため、乗車時にきちんとメーター走行をしているか確認してください。 |
| シートベルト | 全座席でシートベルトの着用が義務付けられています。 |
【よくある質問】香港空港のアクセス・移動に関するQ&A
24時間MTR各線(エアポートエクスプレスを除く)、ライトレール、MTRバスが乗り放題になるこのパスは、AEL各駅のカスタマーセンターで引き換えが可能です。降りてパスを受け取り、そのまま地下鉄でお得に市内へ繰り出す最強の連携ルートが完成します。
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