台南市に位置する「関子嶺(グァンズーリン)温泉」は、世界的にも希少な泥温泉です。北投・陽明山・四重渓と並ぶ「台湾四大温泉」のひとつとして、日本統治時代から「天下第一霊泉」と称されてきました。本記事では、台北からも日帰りで行ける関子嶺温泉の魅力を、余すところなく紹介!温泉宿やスパはもちろん、自然の名所やローカルフードもぜひチェックしてみてください。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
【基本情報】台湾四大温泉のひとつ!関子嶺温泉の歴史と泉質の秘密
台湾南部・台南市に位置する「関子嶺(グァンズーリン)温泉」。世界でも珍しい泥温泉で、台湾四大温泉のひとつにも数えられています。まずは、そんな関子嶺温泉の歴史と泉質を詳しく見てみましょう。
「関子嶺温泉」の歴史と特徴
日本統治時代に開発された「関子嶺温泉」は、 濃厚な泥湯を楽しめる温泉です。その珍しい泉質は瞬く間に注目されるようになり、北投・陽明山・四重渓と並ぶ「台湾四大温泉」のひとつとして発展してきました。当時は「天下第一霊泉」とも称され、多くの文化人や皇族も訪れたんだとか。今でも温泉街の随所にレトロな日本情緒が残っており、ノスタルジックな雰囲気を楽しみながら散策できます。
美人の湯として有名!弱アルカリ性の炭酸泉の効能
「関子嶺温泉」は台湾唯一の泥温泉で、地下深くから湧き出すお湯には微細な泥の粒子がたっぷりと含まれています。泉質は弱アルカリ性の炭酸泉で、美容に効果があると言われているそう。ラジウムをはじめとするミネラルも豊富で、天然の泥パックをすればツルツル・スベスベのお肌を目指せます。
事前に要確認!関子嶺温泉での入浴ルール
日本では裸で温泉に入るのが一般的ですが、「関子嶺温泉」の多くの施設では男女混浴となっており、水着と水泳帽の着用が必須です。家族やカップルでワイワイ楽しみたい方は必ず持参しましょう。一方で、日本と同じように裸で入る男女別の「裸湯(ルオタン)」や、貸切個室の「湯屋(家族風呂)」を備えている施設もたくさんあります。入浴前にルールをしっかり確認し、泥温泉を楽しんでくださいね。
【おすすめ温泉施設】日帰り・宿泊で泥湯を満喫!極上の温泉宿&スパ2選
関子嶺には、巨大なスパリゾートをはじめ、個性豊かな温泉施設が点在しています。自分のスタイルにぴったりの施設を見つけて、泥湯を心ゆくまで堪能しましょう!
景大渡假莊園(ザ キングス ガーデン ヴィラ)
「景大渡假莊園」は、充実した設備が魅力の大型スパリゾートです。屋外スパゾーンには、温度の異なる泥湯はもちろん、ハーブ湯や打たせ湯、各種サウナまで揃っています。特におすすめなのが、顔や体に直接泥を塗れる「泥パックマスク」。童心に帰って泥だらけになりながら、家族や友人と美肌ケアを楽しみましょう。
| 住所 | 台南市百河区関子嶺56番地 |
| アクセス | 嘉義客運中山站バスターミナルより約75分、「嶺頂公園」下車すぐ |
| 営業時間 | 9:00~22:00(露天スパ) |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎平日:大人420元、子供240元 ◎祝日:大人520元、子供340元 ※露天スパの料金 |
| 公式サイト | 景大渡假莊園 公式サイト |
儷景温泉会館(レイケイ ホット スプリング リゾート)
「儷景温泉会館」は、山並みを見渡せる開放感抜群の露天スパが魅力のホテルです。大自然の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、極上の泥湯に浸かることができます。もちろん、プライベート空間でゆっくりできる貸切風呂やヒノキ造りのサウナも完備。日帰り入浴でも、高級リゾートの贅沢な雰囲気を存分に味わえます。
| 住所 | 台南市白河区関嶺里61-5号 |
| アクセス | 関子嶺バス停から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 要問合せ |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | 要問合せ |
【周辺観光スポット】大自然と歴史の息吹に触れる!関子嶺の必見名所5選
温泉でツルツルになった後は、関子嶺のディープな魅力を探す旅へ出発しましょう!大自然が作り出した奇跡の絶景から、ノスタルジックな歴史的建造物まで、絶対に外せない見どころを厳選しました。
水火同源
「水火同源」は、岩壁から湧き出る泉のすぐそばで、天然ガスによってボウボウと炎が燃え続けている不思議な岩。本来相容れないはずの水と炎ですが、水火同源では見事に共存した自然の神秘を見られます。ゆらめく炎と水面の反射が織りなす光景は、いつまで見ていても飽きません。周辺は遊歩道も整備されているので、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら散策しましょう。
| 住所 | 台湾台南市白河区関嶺里18號 |
| アクセス | 関子嶺温泉街から徒歩約40分、または車・タクシーで約10分 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎見学:無料 |
宝泉露頭&関子嶺温泉郷
温泉街の中心部にある「宝泉露頭」は、泥温泉がボコボコと湧き出す関子嶺の心臓部。一面には湯煙と硫黄の香りが立ち込めており、温泉地独特の雰囲気を感じられます。「宝泉露頭」から続く「温泉老街」は、日本統治時代の面影を色濃く残すレトロな通り。赤提灯が灯る木造建築やひなびた風情の路地裏を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような気分にどっぷりと浸れます。浴衣を着て散策したくなるような、フォトジェニックなスポットが満載です!
| 住所 | 台南市白河区関嶺里 |
| アクセス | 関子嶺バス停から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 24時間(散策自由) |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎散策:無料 |
火王爺廟(フゥオ ワン イエ)
関子嶺の温泉街を見守るようにひっそりと佇む「火王爺廟」。日本統治時代に日本人が持ち込んだ「不動明王」が祀られており、今でも地元の人々から「火王爺」として手厚く信仰されています。近くには「水火同源」があるので、合わせて訪れるのも良いでしょう。
| 住所 | 台南市白河区関嶺里 |
| アクセス | 関子嶺バス停から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 24時間(参拝自由) |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎参拝:無料 |
火山碧雲寺
1978年に建てられた「火山碧雲寺」は、枕頭山の中腹に位置する荘厳な古刹です。背後には切り立った岩山がそびえ、大自然と融合した建築美は圧巻の一言!お寺の前からは広大な嘉南平原が一望でき、夕方にはオレンジ色に染まる空と沈みゆく太陽が織りなすサンセットを眺められます。観光の締めくくりにもおすすめのスポットです。
| 住所 | 台南市白河区仙草里火山1号 |
| アクセス | 関子嶺温泉街から車・タクシーで約10分 |
| 営業時間 | 5:00~21:00 |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎参拝:無料 |
旧好漢坡
「火王爺廟」のすぐ横に位置する「旧好漢坡」は、かつて日本軍が負傷兵のリハビリのために作ったとされる約300段の急階段。登り切るには少し気合いがいりますが、頂上からの眺めは格別です!階段を登って汗をかいたら、関子嶺の泥湯でしっかりリフレッシュしてくださいね。
| 住所 | 台南市白河区関嶺里 |
| アクセス | 関子嶺バス停から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | 無休 |
| メニュー・料金 | ◎通行:無料 |
【必食グルメ】温泉の後は絶対コレ!関子嶺名物の絶品ローカルフード1選
温泉でしっかり汗をかいた後は、関子嶺名物のグルメを楽しみましょう。ここからは、関子嶺を訪れたら外せないおすすめのローカルフードを紹介します。
甕仔鶏(ウェンヤオジー)
「甕仔鶏(ウォンザイジー)」は、香ばしい匂いがたまらない関子嶺のソウルフード!大きな素焼きの甕(かめ)の中に丸鶏を吊るし、薪の火でじっくりと焼き上げる豪快な一品です。薪の香りをまとった皮はパリッとしており、一口かじれば溢れんばかりの肉汁があふれ出します。「竹香園」などの有名店は行列必至ですが、並んででも食べる価値アリの逸品です!
| 住所 | 温泉街各所 台南市白河区関嶺里46-3(竹香園 関嶺総店) |
| アクセス | 関子嶺バス停周辺に多数点在 |
| 営業時間 | 平日 11:00~14:30、16:30~20:30 休日 11:00~15:00、16:30~20:30 (竹香園 関嶺総店) |
| 定休日 | 火曜(竹香園 関嶺総店) |
【アクセス】台北・台南・嘉義からの行き方は?迷わず行ける交通ガイド
関子嶺温泉は、高鉄やバスを使ってスムーズにアクセスすることが可能です。ここからは、台北・台南・嘉義からの行き方を詳しく解説します。
高鉄(新幹線)嘉義駅・台鉄嘉義駅からのアクセス方法
関子嶺温泉へ行くなら、最寄りの都市である「嘉義(かぎ)」を起点にするのがおすすめです。高鉄の嘉義駅または台鉄(在来線)の嘉義駅から路線バスが出ており、高鉄の嘉義駅から出発する「台湾好行33関子嶺線」なら乗り換えなしで関子嶺エリアまで直行できます。また、台鉄嘉義駅からも「嘉義客運バス7214番」が頻発しており、約1時間で到着できるのが魅力です。
台北・台南からの日帰りアクセスと所要時間の目安
台北駅から高鉄(新幹線)に乗れば、嘉義駅までわずか約1時間半。そこからバスに乗り換えても、片道トータル約2時間半〜3時間で関子嶺温泉に到着するので、日帰り旅行も十分可能です。また、同じ南部の台南市街地から向かう場合は、台鉄で新営駅まで行き(約40分)、そこから「新営客運バス(黄幹線)」に乗り換えて約40分で到着します。台南観光の1日を温泉に充てるのも、最高の贅沢プランですよ。
【モデルコース】関子嶺温泉を満喫!おすすめの1日プラン
関子嶺の魅力をギュッと詰め込んだ、大満足の1日モデルコースをご提案します。
10:00|宝泉露頭&温泉老街さんぽ
ボコボコと湧き出す源泉を眺め、日本統治時代の面影が残るレトロな老街を散策しましょう。
10:30|火王爺廟&旧好漢坡に立ち寄る
温泉の守り神を参拝し、約300段の急階段を登って頂上からの眺めを満喫!
12:00|甕仔鶏(竹香園)でランチ
名物の丸焼きチキンを豪快に堪能。午後に備えてしっかり腹ごしらえしましょう。
14:00|景大渡假莊園で泥温泉
広大なスパゾーンで泥湯・ハーブ湯・サウナを満喫。顔や体への泥パックは童心に帰って楽しみたいですね。
16:30|火山碧雲寺で夕日を待ちながら参拝
荘厳な古刹を参拝!1日の締めくくりには、嘉南平原を一望するビュースポットで絶景サンセットを堪能しましょう。
17:30|嘉義駅へ帰路
【よくある質問】関子嶺温泉に行く前に知っておきたいQ&A2選
関子嶺温泉観光で気になる疑問を、Q&A形式でスッキリ解決します。
台湾が誇る「関子嶺温泉」で心身ともにリフレッシュ!
世界的にも珍しい泥温泉を楽しめる「関子嶺温泉」。トロトロの灰色のお湯に浸かれば、日常の疲れがスッと溶けていくはず。台北からは日帰りも可能なので、次の台湾旅行ではぜひ少し足を伸ばして、関子嶺温泉で極上の癒やし体験を味わってみてくださいね!
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