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昼と夜で違った顔を見せる「水の守護神像」

山下公園の中央入口から入ってまっすぐ歩くと、噴水があります。

この中央に立つ石の彫刻は「水の守護神像」。横浜市の姉妹都市となったカリフォルニア・サンディエゴ市から昭和35(1960)年に寄贈されました。ゆっくりと見ていると噴水の高さが次々と変わっていく様子を楽しめます。像が全て隠れてしまう高さに水が吹き上がるのはなんだかシュールです。

夜は噴水がライトアップされて、昼とは全く違う幻想的な雰囲気を醸し出しています。

歴史を刻んだ船「氷川丸」

山下公園の東の端には、氷川丸が係留されています。

氷川丸は昭和5(1930)年にシアトル航路用に建造された貨客船です。大型ディーゼル機関を搭載するなど、当時としては最新の技術を誇っていました。船内はアールデコ様式の内装が施され、非常に豪華な作り。喜劇王・チャップリンなども乗船しました。

その後太平洋戦争での徴用を経て、昭和28(1953)年にはシアトル航路に復帰。昭和35(1960)年に船齢30歳に達し、第一線を退きました。太平洋を横断した回数はなんと254回にのぼるそうです。引退後はここ山下公園で多くの人に親しまれ、2016年には86歳を迎えます。奇しくも山下公園とは同じ年月を生きてきたことになります。現在は内部も公開されていて、月曜日・臨時休館日をのぞいて船内の見学が可能です。

氷川丸の入口付近にはお土産のショップがあります。お菓子やドリンクのほか、海、船ならではのグッズが揃っているのでチェックしてみては。

シーバスで横浜港の観光や移動を楽しむ

氷川丸の隣には横浜港観光船乗船場があります。

ここからは「マリーンシャトル」「マリーンルージュ」「シーバス」の3種類の船が出ています。

マリーンシャトルとマリーンルージュは横浜港を遊覧して楽しめる観光船。マリーンシャトルは40分、60分、90分コース、マリーンルージュには90分、120分コースがあります。
シーバスはその名の通り海のバス。山下公園から出発し、赤レンガ倉庫、みなとみらいを経由して、横浜駅近くの横浜ベイクォーターまで行けます。

電車でも移動できる場所ではありますが、船に乗って海上からアプローチするといつもの景色も全く違って見えるもの。たまには気分を変えて利用してみるのもおすすめです。

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