「鹿港(ルーガン)」は、かつて一府二鹿三艋舺と称され、台湾第二の都市として栄えた港町です。現在も清代の赤レンガや荘厳な寺廟が残されており、鹿港老街や鹿港天后宮など見どころも豊富に揃っています。本記事では、そんな鹿港の王道名所からローカルグルメまでご紹介します。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
【最新情報・基本情報】鹿港(ルーガン)はどんな街?
鹿港(ルーガン)は、台湾有数の貿易港として栄華を極めた歴史ある港町です。赤レンガの古民家や荘厳な寺廟などが広がり、一歩足を踏み入れるだけで清代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。台中からバスで約1時間というアクセスの良さも魅力で、台湾好行バスを使えばスムーズに市内を観光することが可能です。
一府二鹿三艋舺とは?台湾第二の都市として栄えた鹿港の歴史
台湾には古くから「一府(台南)、二鹿(鹿港)、三艋舺(台北の萬華)」という言葉が伝えられています。鹿港はかつて、大陸との貿易で莫大な富を築いた台湾第二の都市でした。鉄道の開通とともに港町としての役割を終えましたが、清代の面影や華やかな福建風の建築は今もなおいたるところに残されています。
【観光】タイムスリップ気分!歴史とノスタルジーを感じる王道名所5選
鹿港に来たら絶対に外せない、歴史と文化が凝縮された王道の観光名所をご紹介します。
鹿港老街(ルーガンラオジエ)
メインストリートの中山路と埔頭街は「鹿港老街」になっており、軒先には、レトロなおもちゃや手作りの伝統工芸品を販売する出店がずらりと並んでいます。赤レンガの細い小道は、どこを切り取っても絵になる究極のフォトスポット。曲がりくねった「九曲巷」や、人とすれ違えないほどの「摸乳巷」は、静かで落ち着いた雰囲気があり、ゆっくり散策を楽しめるでしょう。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮埔頭街周辺 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約4分 |
| 営業時間 | 店舗により異なる(散策は24時間可能) |
| 定休日 | 店舗により異なる |
鹿港天后宮(ティエンホウゴン)
「鹿港天后宮」は、1591年建立という、台湾で最も歴史のある媽祖廟です。中国大陸の天后宮から直接媽祖像を迎え入れた寺は、台湾本島でここだけ。鹿港を代表する三大史跡のひとつとして知られており、毎日多くの参詣者で賑わっています。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮中山路430号 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約8分 |
| 営業時間 | 6:00~22:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | 鹿港天后宮 公式サイト |
鹿港龍山寺(ロンシャンスー)
清朝初期の1653年に建立さた「鹿港龍山寺」は、鹿港一の名刹として知られる人気観光スポット。台湾の第一級古蹟に指定されており、正殿には韋駄天と伽藍尊者を従えた観音菩薩、後殿には日本統治時代に西本願寺が持ち込んだとされる阿弥陀如来が祀られています。「八卦藻井」と呼ばれる精緻な木の彫刻も必見です。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮金門街81号 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約10分 |
| 営業時間 | 7:00~20:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 無料 |
鹿港民俗文物館(ルーガンミンスーウェンウーグアン)
「鹿港民俗文物館」は、台湾五大名家のひとつ・辜顕榮の邸宅を利用した博物館です。華麗なバロック様式の「洋楼」と築200年の「古風楼」からなり、「洋楼」では豪華な生活用品や服飾を展示。一方「古風楼」では間取りが清代のまま残されており、当時の部屋の様子がマネキンでリアルに再現されています。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮中山路152号 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約5分 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 料金 | 130元 |
鹿港桂花巷藝術村(グイホアシャンイーシュウツン)
「鹿港桂花巷藝術村」は、日本統治時代の宿舎群をリノベーションした芸術村です。カラフルなランタンの装飾や壁画が特徴で、アーティストの工房も入居しています。書道・イラスト・絵画・草織りなどさまざまな工房があり、なかにはDIYを体験できる場所も。SNS映えするスポットとして人気なので、カメラを片手に向かってみましょう。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮公園三路 |
| アクセス | 鹿港老街から徒歩圏内 |
| 営業時間 | 散策自由(店舗は日中) |
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
【グルメ】地元民が熱愛!第一市場周辺の必食ローカルフード2選
鹿港には、バラエティに富んだローカルグルメがたくさん!特に第一市場周辺には、食欲をそそる名店がそろっているのでぜひチェックしてみてくださいね。
阿振肉包(アージェンロウパオ)
「阿振肉包」は、台湾中に名前が知れ渡っているという肉まんの名店です。1番人気は、最もシンプルな「原味肉包」。ほんのり甘い皮とジューシーな餡のバランスが絶妙で、食べ歩きには欠かせません。通常は箱売りですが、バラ売りも可能なので、食べ歩きする場合は頼んでみましょう。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮中山路71号 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約6分 |
| 営業時間 | 9:00~19:00(売り切れまで) |
| 定休日 | なし |
| メニュー・料金 | ◎原味肉包:25元 ◎翡翠肉包:25元 |
| 公式サイト | 阿振肉包 公式サイト |
蚯蚓龍山麵線糊(チウインロンシャンミエンシェンフー)
「蚯蚓龍山麵線糊」は、第一市場前にある行列店です。メニューは、鹿港名物の「麵線糊」一品のみ。中国大陸の泉州から伝わったという料理で、干しエビ・豚肉・卵が入ったとろみスープと極細麺の組み合わせがたまりません。売り切れ次第営業終了となるので、できるだけ早めに向かうのがベストです。
| 住所 | 彰化県鹿港鎮民族路193号 |
| アクセス | バス停「鹿港鎮公所」より徒歩約5分 |
| 営業時間 | 5:30~17:00(売り切れまで) |
| 定休日 | なし |
| メニュー・料金 | ◎麵線糊:35元 |
【行き方・アクセス】台中・台北からのガイド
鹿港へのアクセスはバスが中心となります。台中・台北からの行き方をまとめたので確認してみましょう。
- 台北から:北轉運站バスターミナルから、統聯客運1652「芳苑」行きに乗車
- 台中から:台鉄台中駅の裏手にある「台中車站(復興路)」バス停から、中鹿客運9018「鹿港」行きに乗車
高鉄台中駅または台鉄彰化駅からは、彰化客運6933「鹿港」行きも利用できます。台北からの所要時間は約3時間40分、台中からの所要時間は約1時間が目安です。
【よくある質問・注意事項】失敗しないために!鹿港観光のQ&A
最後に、鹿港をスムーズに観光するためのQ&Aをまとめてご紹介します。
まとめ
鹿港は、歴史ある建築美と絶品ローカルグルメ、フォトジェニックな路地裏が共存する魅力的な都市です。台中からは約1時間でアクセスできるので、日帰り旅行にもぴったり、次の台湾旅行では、ぜひ鹿港でレトロな旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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