韓国・釜山から1時間!統営・巨済ご当地グルメ完全ガイド2026|ハンマウム食堂・長寿牡蠣クッパで旬の海鮮を堪能

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韓国南海岸の港町、統営(トンヨン)と巨済(コジェ)。統営は運河沿いの夜景の美しさから「東洋のナポリ」とも呼ばれる街です。釜山から日帰りで足を延ばせば、旬の牡蠣やホヤ、伝統のチュンムキンパなど、この海域ならではの味に出会えるでしょう。地元で長く愛されてきた名店を中心に、統営・巨済のご当地グルメを紹介します。

※記載の金額は2026年6月時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。

統営・巨済ってどんなところ?海の恵み豊かな港町の魅力

釜山から日帰りも可能!絶景と美食が織りなす南海岸の楽園

統営と巨済は、韓国南海岸に連なる港町です。統営は大小の島々が浮かぶ多島海を望み、運河沿いの夜景の美しさから「東洋のナポリ」とも呼ばれてきました。坂の多い街並みと、色とりどりの家々。どこか異国の雰囲気が漂います。一方の巨済は、済州島に次いで韓国で2番目に大きな島です。風光明媚な自然と、サムスン重工業やハンファオーシャン(旧・大宇造船海洋)の巨大な造船所が共存する、ダイナミックな表情を持ちます。2010年に巨加大橋(コガデギョ)が開通してからは、釜山から車でおよそ1時間、バスでもおよそ1時間半とアクセスが大きく改善し、日帰り圏に入りました。この海が豊かなのは、プランクトンに恵まれた清浄な水質と、古くから盛んな養殖業のおかげです。なかでも統営は、国内で流通する牡蠣の8割以上を生産する一大産地。とれたての海の幸を味わう旅が、ここでは日常の風景になっています。

統営で味わう!港町の歴史と文化が息づく絶品グルメ4選

李舜臣(イ・スンシン)将軍ゆかりの地としても知られる統営には、豊かな海の恵みを活かした郷土の味が根づいています。長く地元に愛される老舗から、統営ならではの食文化まで、そんな味を楽しめる4軒をピックアップ。ぜひ、この土地ならではの美味しさを満喫してください。

ハンマウム食堂

国の「グルメ観光33選」に選定!統営の牡蠣づくしコース

統営の冬を代表する味覚が牡蠣です。「ハンマウム食堂」は、その統営産牡蠣をコース仕立てで味わえる専門店。生牡蠣に始まり、和え物、チヂミ、蒸し牡蠣、牡蠣ご飯と、ひとつの食材がさまざまな姿で食卓に並びます。韓国観光公社の「グルメ観光33選」では、統営の牡蠣を代表する一軒として選ばれました。牡蠣がもっとも充実するのは、11月から翌2月ごろ。ぷりっとした身と磯の香りに、この街の海の豊かさが表れています。地元の常連にも長く通われてきた老舗です。

住所 慶尚南道 統営市 海松亭1ギル6
営業時間 8:00~23:00頃
定休日 年中無休
アクセス 統営総合バスターミナルからタクシーで約15〜20分
公式サイト ハンマウム食堂 公式サイト

トゥンボハルメキンパッ

統営名物チュンムキンパを継ぐ一軒!素朴で奥深い港町の味

統営名物「チュンムキンパ」を語るうえで欠かせないのが「トゥンボハルメキンパッ」です。チュンムキンパを考案した人物の一族が受け継ぐ店で、50年以上の歴史があると統営市の観光公式は伝えています。もともとは、漁師が船上でも傷みにくいよう、ご飯と具を分けて用意したのが始まり。具のないシンプルな海苔巻きに、ピリ辛に和えたイカと、シャキッとした大根キムチを添えて食べます。見た目は素朴ですが、ごま油が香る海苔巻きとイカの旨辛さが合わさると、つい箸が止まりません。テイクアウトして、港の景色とともに味わうのもおすすめです。

住所 慶尚南道 統営市 統営海岸路325(中央洞)
営業時間 6:00〜22:00
定休日 年中無休 ※旧正月・秋夕(チュソク)は未定
アクセス 統営中央市場周辺(統営港近く)

元祖シラックッ

朝から体に染み渡る!市場で愛される滋味深いシラッグク

統営の朝に欠かせない一杯が「元祖シラックッ」です。シラックッは、干した大根の葉(シレギ)をたっぷり入れたスープご飯。鰻(チャンオ)の頭からとっただしに、シレギをじっくり煮込んでつくるのが特徴です。澄んだやさしい味わいが、旅で疲れた体にしみわたります。カウンターには常備菜が並び、取り放題で自分好みに整えられるのも魅力です。営業は早朝4時半から。活気づく西湖伝統市場で、地元の人に交じって一杯すするのは、統営らしい朝の過ごし方といえます。

住所 慶尚南道 統営市 セトキル12-10
営業時間 4:30〜18:00
定休日 1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
料金 シラックッ 7,000W
アクセス 西湖伝統市場内(統営港旅客船ターミナル前)
公式サイト 元祖シラックッ 公式サイト

センセンクルマウル テプン館

海松亭通りの牡蠣料理専門店!活きのいい牡蠣を多彩に

「センセンクルマウル テプン館」は、統営産の新鮮な牡蠣を、さまざまな料理で出す専門店です。店名の「センセン」は、活き活きとしているという意味。定番の生牡蠣はもちろん、牡蠣の旨味がしみたご飯ものや、体の温まる牡蠣チゲなど、牡蠣を主役にした品がそろいます。ハンマウム食堂と同じ海松亭の通り沿いにあり、このあたりは牡蠣料理の店が集まるエリアとして人気。統営中央市場にも近く、観光の合間に立ち寄りやすい立地も魅力です。

住所 慶尚南道 統営市 海松亭2キル 29
営業時間 9:30~21:00(ブレイクタイム15:30~16:30)
定休日 旧正月・秋夕(チュソク)の連休
料金 牡蠣料理のコース 1万3,000W~

巨済で満喫!豊かな自然が育む新鮮海の幸グルメ3選

風光明媚な巨済島では、美しい海が育てた海鮮グルメも旅の楽しみのひとつです。絶景とともに味わう、巨済ならではの旬の味覚を楽しめる3軒をピックアップ。ぜひ、島の恵みを存分に味わってください。

長寿牡蠣クッパ

巨済で親しまれる牡蠣クッパ専門店!やさしいスープ

「長寿牡蠣クッパ」は、巨済で長く親しまれてきた牡蠣クッパの専門店です。看板は、新鮮な牡蠣をたっぷり使ったスープご飯。なかでも「メセンイ牡蠣クッパ」は、メセンイ(カプサ青のり)が加わることで、牡蠣と海藻の風味が溶け合い、磯の香りが立ちます。やさしい味のスープに、無料のおかずを添えて、ニラなどを足して、味を変えながら食べるのもおすすめです。さくっと揚がった牡蠣のチヂミも人気で、持ち帰りもできます。

住所 慶尚南道 巨済市 玉浦城アン路 59
営業時間 7:00〜21:30(ブレイクタイム15:00〜17:00)
定休日 火曜日
アクセス 釜山地下鉄1号線「下端」駅から2000番バスで「玉浦中学校」バス停で下車、徒歩約9分(所要時間:約1時間20分〜1時間30分)

ヤンヂバウィフェチプ

巨済外浦港の旬を味わう!新鮮カタクチイワシ料理専門店

巨済の外浦(ウェポ)港にある「ヤンヂバウィフェチプ」は、カタクチイワシやタラなど、港で水揚げされる旬の魚を出す店です。春には、新鮮なカタクチイワシの刺身や、それを菜に包んで食べるサムパブが楽しめます。ピリ辛で甘酸っぱい酢コチュジャンで和えた刺身と、旬の山菜のサムパブは、春らしい一皿。季節ごとに旬の魚が替わるので、訪れるたびに違う味に出会えるのもこの店ならではです。

住所 慶尚南道 巨済市 長木面 巨済北路2501-40
営業時間 7:00〜21:00
公式サイト ヤンヂバウィフェチプ 公式サイト

シンシンケジャン

ご飯が進む!巨済のトルケジャン(石蟹の醤油漬け)

巨済で「ご飯泥棒」と呼ばれる味が、「シンシンケジャン」のカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)です。巨済の海でとれたトルケジャン(돌게=石蟹)を、特製の醤油だれにじっくり漬け込みます。カニの旨味と甘辛い醤油が絡み、白いご飯がどんどん進んでしまうほどです。甲羅に詰まった身とみそを、ご飯に混ぜて食べるのが定番。カニ好きにはたまらない、巨済ならではの一品です。

住所 慶尚南道 巨済市 長承浦路10(長承浦洞)
営業時間 9:00~21:00
定休日 年中無休 ※旧正月・秋夕(チュソク)は未定
アクセス 巨済市外バスターミナルから車で約25分
公式サイト シンシンケジャン 公式Instagram

統営・巨済グルメ旅を最大限楽しむためのQ&A

統営・巨済のグルメ旅で気になる点を、まとめてお答えします。アクセスや旬の時期、一人旅のコツまで、出発前の参考にしてください。

釜山からのアクセスは?
釜山からのアクセスは、近年とても便利になりました。釜山地下鉄1号線「下端(ハダン)」駅から2000番バスに乗ると、巨済島へは1時間半ほどです。車なら、巨加大橋の開通で約1時間。日帰りでも十分にまわれる距離なので、釜山旅行とあわせて訪ねるのもおすすめです。
統営・巨済のグルメの旬の時期はいつ?
統営・巨済では季節ごとに異なる海の幸が楽しめます。
  • 牡蠣: 冬(11月〜2月頃)が最も身が締まり、濃厚な旨味を味わえる時期です。
  • ホヤ: 春から初夏にかけて(4月〜6月頃)が旬で、独特の香りと甘みが特徴です。
  • カタクチイワシ: 春(3月〜5月頃)に旬を迎え、刺身やサムパブで味わうのがおすすめです。
  • メイタガレイ: 春(3月〜5月頃)によもぎスープとして楽しまれます。
  • タラ: 真冬(12月〜1月頃)が旬で、温かいスープで体を温めるのにぴったりです。
訪れる時期に合わせて、その季節ならではの絶品グルメを堪能してください。
一人旅でもグルメを楽しめますか?
はい、一人旅でも統営・巨済のグルメを十分に楽しめます。チュンムキンパやひじきキンパ、牡蠣クッパ、シラッグクなどは、一人でも気軽に立ち寄れるお店が多く、地元の雰囲気を満喫しながら食事を楽しめるでしょう。一方、この記事では掲載していませんが、統営独特の食文化「タチ」は複数人での利用が基本ですので一人旅では避けたほうが良いかもしれません。とはいえ、最近では、酒代を抑えてつまみを別注文できる「半ダチ(半タチ)」を出す店や、一人客を受け入れる店も増えています。事前に確認するか、開店直後を狙うのがおすすめです。また、市場の屋台なども一人で気軽に楽しめるので、心配せずに美食の旅を満喫してください。
統営・巨済でお土産におすすめのグルメは?
統営・巨済には、旅の思い出に持ち帰りたい美味しいお土産がたくさんあります。
  • チュンムキンパ: 冷めても美味しく、手軽に持ち帰りできる統営の定番。
  • 蜂蜜パン(クルパン): 統営の伝統的な菓子で、甘いものが好きな方へのお土産に最適です。
  • 乾物: 統営中央市場などで、新鮮な海苔やイワシなどの乾物を購入できます。
  • ひじきキンパ: テイクアウト専門なので、移動中に小腹が空いた時にもぴったりです。
旅の最後に、ご家族や友人へ、あるいは自分へのご褒美に、統営・巨済の味を持ち帰りましょう。

まとめ

統営と巨済は、釜山から少し足を延ばすだけで、豊かな自然と港町の歴史、そして海の幸に出会えるエリアです。牡蠣料理やホヤビビンバといった海の幸から、統営名物のチュンムキンパ、独特の酒場文化「タチ」まで、この地ならではの味がそろいます。釜山旅行に一日加えて、統営・巨済の味を巡ってみてください。

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