「パカブ」アジア初上陸のフィールドアスレチックを120%楽しむ方法。

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2017年7月23日、神奈川県の南足柄にオープンした「森の空中あそび パカブ」。森の中に張り巡らされた網の上で遊ぶ今までにないアクティビティとあって、大きな注目を集めています。1回2時間という制限時間の中で、パカブの魅力を満喫するには?asoview!編集部が実際に体験し、レポートします!

「パカブ」は、フランス生まれの新しい空中アトラクション

 パカブ(Parcabout)とは、漁師さんが編んださまざまな形の網を森の木々に括り付け、その上で跳んだり寝転がったりできる空中アトラクション。生まれ故郷はフランスの漁業が盛んな島・グロワ島。「新しい産業をつくり若者の地元離れを防ごう」と、身近な漁網を使って新たなアクティビティが生み出され、たちまち話題となりました。

フィールドへ続く道に並ぶフランスと日本の国旗。一番奥はグロワ島の旗です

 パカブを体験できる地域はまだ少なく、フランス、イギリスに次いで日本が世界三カ国目。つまり、アジア初上陸というわけです。しかも、大きさは世界最大級!ファミリーや若者から熱視線が注がれています。

 

空中で跳ねる、走る、寝転がる!

豊かな自然公園の中に、巨大な網が張り巡らされています

 パカブは2時間の入れ替え制です。受付を済ませて荷物を預けたら、さっそく空中へと続く網の上に足を踏み入れましょう。弾力があるので、ちょっとしたトランポリンのよう。歩くだけでも楽しい!

入り口はなだらかな上り坂になっています

 登った先は大きな広場になっていました。空中を散歩しているような浮遊感です。子どもたちは大はしゃぎ。一人が大きくジャンプすると、近くにいる人も反動でぼんっと跳ね上がります。これを利用してとびきり高く飛んだり、寝そべったまま体が浮くのを楽しんだり。「空中シースルートランポリン」といったところでしょうか。

すぐそばに激しく飛び跳ねている人がいると、転がって起き上がれなくなることも。それもまた楽しくて、みんな大笑い!
床も網でできているので、下を見下ろせます。高所恐怖症の人にはちょっと怖いかも? 

酔っても大丈夫、運動禁止の休憩エリアでひとやすみ

 大広場はかなり揺れるので、人によってはちょっと酔ったり、はしゃぎすぎてバテてしまったりするかもしれません。でもご心配なく! 広場は大小いくつもあるので、先客がいないところを見つければゆっくり息を落ち着かせることができます。また、運動禁止の休憩エリアも設けられています。大の字になって寝そべると、視界いっぱいに緑葉と青空が広がりました。木々に守られそよ風を受けながら、空中でのんびりお昼寝。は〜、癒される……。

訪問したのは7月の夏日。汗だくにはなりましたが、木陰で爽やかな風が吹いていたので心地よく過ごせました。秋の紅葉も楽しみです
白いボールで富士山を象った「Mt.Fuji」休憩エリア。アート作品のような美しさです
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