入村料無料!1日がかりで楽しめる「秋田ふるさと村」で秋田の魅力を満喫!

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東北地方に位置する秋田県は、雄大な日本海の景観や温泉の多さなどで有名です。地元産の食材が豊富で、食べ物が美味しいことでも知られています。国内の観光地として高い人気を誇る秋田。せっかくやって来たからには、できるだけ秋田を満喫したいという人は多いでしょう。しかし、広大な秋田県を回るのは大変です。この記事では、限られた滞在日数の中で存分に秋田を楽しみたいという人に向けて、秋田県の魅力が一カ所に詰まった人気観光スポットの「秋田ふるさと村」を紹介します。

「秋田ふるさと村」の魅力とは!

「秋田ふるさと村」は、秋田県横田市にある、秋田らしさが詰まったテーマパークです。1994年4月の開園以降、秋田の人気観光スポットとして、県内外から多くの来場者が訪れています。広大な敷地には、東北最大規模のプラネタリウムや美術館をはじめ、郷土料理を味わえるスポットや伝統工芸品が手作りできる体験工房などの施設が点在。屋内施設がメインなので、雨の日でも楽しめます。天候に左右されず、1日がかりでたっぷり楽しめる「秋田ふるさと村」の入村料はなんと無料です。見どころ満載の「秋田ふるさと村」は、家族や友達との旅行、デートなどにもおすすめの観光スポットですので、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

東京ドーム4個分の広さを誇る「秋田ふるさと村」には、家族や友人と遊ぶのにぴったりのさまざまな施設があります。その中でも、特におすすめしたい施設は次の5つです。

東北最大規模のプラネタリウム星空探検館スペーシア

まず注目すべきは、正面出入り口から向かってやや右側にある「星空探検館スペーシア」です。冬季のかまくらで有名な横手市らしく、かまくらをモチーフにした白いスタイリッシュな建物の中には、東北最大級の直径23mの球体スクリーンが設置されています。東北初となる最新統合型プラネタリウムシステム「ジェミニスター3」も導入され、高画質デジタルCGで制作された幻想的な映像を全方位で楽しめます。中でも、特におすすめなのが中央に近い席です。全天360度に広がるダイナミックな大迫力の映像の中に吸い込まれるような臨場感が体験できるでしょう。

館内で上映されるプログラムも凝っています。ニュージーランドやハワイなど世界の星空をめぐる大人向けのものから、実写化もされた宇宙兄弟の話、さらに子どもに人気のドラえもんが登場するものまで複数用意。中でも、ドラえもんの物語は、のび太やスネ夫などお馴染みの仲間たちが宇宙を探検しながら宇宙の不思議に迫るという、基礎的でわかりやすい内容になっています。プラネタリウム初心者でも楽しみやすいでしょう。プログラムはどれも30分とたっぷり鑑賞できる長さになっており、現実を離れてリラックスするのにおすすめです。

さらに、グッズコーナーも併設されています。グッズの中でも注目したいのは宇宙飛行士も食べた宇宙食の数々です。チキンライスやエピピラフ、グラタンといった食事から、アイスクリーム、プリンといったデザートまでそろっていますので、気軽に宇宙飛行士気分が味わえます。なかなか手に入らないものですので、お土産としてもぴったりです。さらに、各星座がデザインされた食器や筆記用具などのオリジナルグッズも販売されていますので、旅の思い出に買って帰るのもいいでしょう。

屋外まで楽しめる秋田県立近代美術館

秋田ゆかりの芸術作品を鑑賞したいという人には、正面出入り口から向かって左側にあるテーマパーク内の「秋田県立近代美術館」がおすすめです。館内には、江戸時代に秋田藩主や家臣たちが描いた洋風画をはじめ、近代以降の美術作品が数多く展示。また、勝平得之や関谷四朗など秋田出身の作家たちの作品コレクションも展示されています。このほか、館内の地下1階には、近代フランス彫刻を代表するマイヨール作の彫刻作品が中央に展示されているのも特筆すべき点です。

常設展示に加えて、多彩な芸術作品を紹介する特別企画展も開催されていますので、大人でも十分に見ごたえのある内容だといえるでしょう。特別展示を除き、美術館への入館料は無料です。館内には、展示室のほかにAV機器が完備されており多目的に使用できる研修ルームやハイビジョンギャラリー、図書・資料室、実習室があります。美術関係者はもちろん、一般の利用者も利用できるものとなっていますので、芸術作品で心を豊かにした後には静かに調べ物などをしてみるのもいいでしょう。さらに、美術館周辺にも「彫刻広場」や「彫刻の丘」、「彫刻の小道」といった彫刻展示スペースがあるのも特徴です。屋外ならではのダイナミックなサイズの彫刻作品も鑑賞できるようになっていますので、晴れの日には散歩がてら周辺を歩いてみるといいでしょう。

秋田の伝統工芸が体験できる手づくりスタジオ

せっかくだったら、世界に一つだけのオリジナル作品を作ってお土産にしたいという人には、正面出入り口からまっすぐ歩いたところにある、手づくりスタジオがおすすめです。手づくりスタジオでは、秋田の伝統工芸作品づくりが体験できます。体験できる内容も、杉うちわへの色付けや漆箸づくり、素焼き人形絵付け、こけし絵付けなどと本格的。伝統的な金属工芸品である「七宝焼」の作り方も学べ、銅板に好みの色のパーツを組み合わせることで、世界にひとつだけのオリジナルアクセサリーが作れます。七宝焼きの制作にかかる時間は40~60分ほどです。しかし、焼き物のため受け取りまではそこからさらに30分ほどかかります。

白い陶器の表面に専用のマジックを使って自由に絵柄を描く「ポーセレン」は、子どもにも人気です。こちらも制作にかかる時間は40~60分ほどですが、作品を受け取れるのはそこからさらに90分ほどかかります。述べたほかにも、貝殻やビー玉を使ったジェルキャンドルや桜皮細工、木を使った工芸作品、スノードームなど数多くの工芸作品づくりが体験できるのが特徴です。体験料金は、体験するものによって多少異なりますが、だいたい1200~1300円ほどかかります。また、受け取りまでにかかる所要時間も目安ですので、多少の余裕を持って参加するほうがいいでしょう。

5名以上で利用する場合は、材料費の手配があるので2週間前までの予約が必要です。また、ゴールデンウィークや夏休みなどは体験できるメニューが変わる場合もあるので注意しましょう。手づくりスタジオでは、手作り作品だけでなくプロによる伝統工芸品も購入できます。たとえば、桜皮細工の工芸店には茶筒や手鏡、小箱や壁掛けなど多数の商品が販売されており、本格的なお土産も探せるでしょう。

トリックアート体験ができるワンダーキャッスル

出入り口から向かって左側奥にあるワンダーキャッスルは、お城型の特徴的な建物が目印のアミューズメント施設です。建物の3階と4階がトリックアートルームになっており、錯覚によってさまざまな面白い体験ができる異次元空間となっています。たとえば、雲の上を散歩しているように見えるトリックアートや、まっすぐ立っているのに体が斜めになっているように錯覚してしまうトリックアートなどが人気です。さらに、立つ位置によって体の大きさが異なったようにみえ、まるで大人と子どもが逆転したような感覚が楽しめるトリックアートもあります。このほか、マジックの疑似体験ができるコーナーや有名な大曲の花火に触れ合えるコーナーなど、さまざまな趣向を凝らした部屋が多数用意されているのが特徴です。家族や友人と楽しい記念写真を残すには、ぴったりの場所でしょう。

1階と2階は、あきた遊びの国として、世界から集められたおもちゃがそろった体験型のプレイルームになっています。大型の木製アスレチックや巨大ボールプール、秋田のなまはげをデザインした高さ5メートルのすべり台などもあり、子どもはもちろん大人も楽しめる本格的なプレイルームです。また、3歳以下専用のボールプールコーナーやおむつ交換所、授乳スペースなども用意されていますので、小さな子どもを連れている人でも安心して使えます。さらに、ダイナミックな遊びが怖い子どもに向けて、両親と子どもが一緒に小さなおもちゃを使って遊べるスペースもあるので、遊ぶ場所には困らないでしょう。

さまざまな郷土グルメが味わえる「ふるさと料理館」と「ふるさと市場」

秋田といえば、食べ物が美味しいことで有名です。せっかくならば、地元産の食材を使った料理を味わって帰りたいという人も多いでしょう。正面出入り口から入ってすぐの場所にある「ふるさと料理館」や「ふるさと市場」では、秋田を代表するさまざまな郷土料理やB級グルメが味わえます。たとえば、「ふるさと料理館」では、西馬音内蕎麦や秋田味噌、あきたこまちなど地元産の食材や旬の素材を使った料理が座敷で食べられます。

また、創業150年以上を誇る稲庭うどんの老舗店もあります。稲庭うどんは、雪深い寒冷地である秋田の保存食として江戸時代から食べられてきたものです。後に藩主への上納品となったことでも知られています。店内はゆったりとしていますので、落ち着いて食事をしたい人にはおすすめです。このほかにも、横手市を代表する人気B級グルメである、焼きそばの上に目玉焼きを乗せた横手焼そばも食べられます。独特の香ばしいソースをかけて昔ながら味を楽しんでみるのもいいでしょう。散策して疲れたときには、栗駒高原産の牛乳を使った濃厚なソフトクリームやワッフルなどもあります。

「ふるさと市場」で食べられる地元の比内地鶏を使ったラーメンも、秋田らしい一品です。しっかりと食べたい人には、ボリューム満点のきりたんぽラーメンもあります。比内地鶏のダシをきかせたスープに名物のきりたんぽを入れたラーメンで、冬場には土鍋バージョンでも味わるのも魅力です。「ふるさと市場」では、お土産も充実しています。市場で取り扱っている商品総数は、食品を中心に約1万点。秋田にちなんだアイテムが幅広くそろっており、稲庭うどんをはじめ、横手やきそば、いぶりがっこなど、お土産としても喜ばれる人気グルメを買って買えることができます。もちろん、美味しい酒所としても有名な秋田が誇る地酒コーナーも充実しているのも便利です。「ふるさと市場」でお土産を買って帰って、帰宅してから秋田の味を思い出してみるのもいいでしょう。

「秋田ふるさと村」では、大人から子どもまで幅広い年代で楽しめる屋内施設が充実しています。旅行中というと天気が気になるものですが、「秋田ふるさと村」は旅行中の天気に振り回されることなく楽しめる全天候型テーマパークです。秋田に旅行に出かける際は、ぜひ観光先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

「秋田ふるさと村」の入村料金

秋田ふるさと村の入村料金は無料で、別途施設内のアトラクションを楽しむ際に料金が必要になります。

  • 星空探検館スペーシア入館料
    • 大人:520円
    • 小、中学生:300円
    • シルバー:470円
    • 幼児:無料
  • ワンダーキャッスル入館料
    • 大人:520円
    • 小、中学生:300円
    • シルバー:470円
    • 幼児:無料
  • マックストレイン乗車料
    • 大人:410円
    • 3歳~中学生:200円
    • シルバー:370円

「秋田ふるさと村」の割引サービスや割引クーポン

「秋田ふるさと村」では、団体割引サービスを導入しています。20名以上で適用となり、利用した際の料金は下記の通りです。

  • 星空探検館スペーシア入館料
    • 大人:通常520円→470円
    • 小、中学生:通常300円→270円
  • ワンダーキャッスル入館料
    • 大人:通常520円→470円
    • 小、中学生:通常300円→270円
  • マックストレイン乗車料
    • 大人:通常410円→370円
    • 3歳~中学生:通常200円→180円

「秋田ふるさと村」の営業時間

  • 通常営業時間
    • 9:30~17:00
  • 定休日
    • なし
  • 休業日
    • 2019年1月15~24日(施設メンテナンスなどのため)

「秋田ふるさと村」へのアクセス方法

公共交通機関を利用する場合

・JR横手駅から羽後交通バスふるさと村線で「秋田ふるさと村」駅を下車してすぐ

車を利用する場合

・湯沢横手道「横手IC」から約3分

「秋田ふるさと村」の駐車場

「秋田ふるさと村」の駐車場は一般車3,000台分ほどもあり、たっぷりしています。しかも、無料で利用できますので、遠方から来村する場合も安心でしょう。一般車に加えて、また、障がい者・思いやり駐車場が30台分、大型バス駐車場は16台分ほど確保されています。

  • 駐車場詳細
  • 住所:秋田県横手市赤坂字富ケ沢62-46
  • 営業時間:9:30~17:00
  • 駐車台数:3,000台
  • 料金:無料
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