萩野鹿子踊・仁田山鹿子踊

山形県 尾花沢・新庄・村山
  • 郷土芸能

基本情報

名称

萩野鹿子踊・仁田山鹿子踊


ハギノシシオドリ・ニタヤマシシオドリ

住所

〒999-5102 山形県新庄市萩野


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連絡先 問合せ先 電話番号:0233-22-2188

鹿子踊は、7人の踊り手と2人の地方(じかた)で構成されます。踊り手はカモシカに似せた鹿子頭に膝まで垂らした袋状の幕を付けて、腹に羯鼓(かっこ)と呼ぶ小太鼓を抱えて踊ります。主役は中鹿子で、両脇には勝鹿子と負鹿子が、その後ろに前舞子・後舞子が2人ずつ4人が付くという隊形をとり、この7頭が絡み合う「狂い」という場面がクライマックスになります。地方は垂れ布の付いた饅頭笠をかぶり、着流し姿で太い竹で作った「ささら」という楽器をすり鳴らしながら御詠歌調の唄を歌います。新庄市北部の萩野と仁田山集落に古くから伝わる民俗芸能で、五穀豊穣を祈願する踊りと考えられています。カモシカを模した鹿子踊は全国的にもめずらしいものです。 毎年それぞれの集落のまつりで踊るほか、8月26日は戸沢神社と護国神社に奉納する双方の鹿子踊を見ることができます。

詳細情報

文化財 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 都道府県指定重要無形民俗文化財
保存者 萩野鹿子踊保存会・仁田山鹿子踊保存会
時期 8月26日ほか