凍みこんにゃく
茨城県
北茨城・奥久慈・日立
- 特産物・特産品
基本情報
| 名称 |
凍みこんにゃく シミコンニャク |
|---|---|
| 住所 |
〒313-0351 茨城県常陸太田市天下野町6077 地図を見る |
| 連絡先 | 所在地 電話番号:0294-85-1436 問合せ先 電話番号:0294-85-1436 |
| ホームページ | http://www.ne.jp/asahi/nakajima/shimikon/ |
水府地区に伝わる「凍みこんにゃく」の由来は、江戸時代に探検家・木村謙次が丹波国よりその生産技術を導入したこととされています。 昭和59(1984)年から凍みこんにゃくづくりに着手した、天下野町にある中嶋商店は、現在では常陸太田市で唯一の凍みこんにゃくの生産者。生産時期は12月中旬から2月いっぱいで、作業は30cmから50cmの高さに敷いた藁の上にこんにゃくを並べ、水をかけることから始まります。水分を含んだこんにゃくは夜の寒さで一気に凍り付きます。翌日、自然解凍されたこんにゃくに再び水をかけて凍らせます。この作業をおよそ20日間に渡って行い、最後に仕上げの乾燥を1週間行います。乾燥して水分が無くなったこんにゃくは、風に吹かれると飛んでいってしまうほどに軽くなるといいます。ちなみに、地面に敷いた藁には、水はけや水持ちが良くなるほか、こんにゃくの水分を保つといった効果があります。凍みこんにゃくは、湿気を避ければ50年以上も保存が可能。通常のこんにゃくとは異なり、フライや天ぷらなど、工夫次第でさまざまな味わい方が楽しめます。