太田茶臼山古墳(継体天皇陵)

大阪府 大阪北部(茨木・高槻・箕面・伊丹空港)
  • 史跡

基本情報

名称

太田茶臼山古墳(継体天皇陵)


オオダチャウスヤマコフンケイタイテンノウリョウ

住所

〒567-0018 大阪府茨木市太田3丁目


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アクセス方法 ・ 阪急京都線「茨木市駅」より近鉄バス「東和苑住宅行」行きに乗り換え「太田」バス停下車 東へ徒歩300m
連絡先 問合せ先 電話番号:072-620-1686

北から南に延びる低い台地上に築造された5世紀頃の堂々たる前方後円墳です。末永政雄博士の『日本の古墳』によると、この古墳の規模は、墳丘全長226メートル、前方部幅147メートル、前方部長117メートル、前方部高19.8メートル、後円部径138メートル、後円部高19.2メートルで、幅約28〜33メートルの濠がめぐっています。また後円部と前方部が接するところに、造り出しが設けられています。この古墳は宮内庁によると、第26代の継体天皇の御陵であるとされています。「継体天皇」は、第25代武烈天皇に後継者がいなかったために、越前(福井県)から迎えられ、西暦507年に樟葉宮(枚方市付近)で即位され、その没年は、『日本書紀』によると西暦531年頃です。 天皇の没年が6世紀、古墳の築造時期が5世紀であることなどから、この太田茶臼山古墳が、本当の継体天皇御陵であるか否かの論議が繰り返されています。