大林寺
大阪府
大阪東部(寝屋川・守口・門真・東大阪)
- 神社・仏閣
基本情報
名称 |
大林寺 ダイリンジ |
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住所 |
〒580-0025 大阪府松原市北新町1-10-5 地図を見る |
アクセス方法 | ・近鉄南大阪線布忍駅から徒歩で5分 |
西除川に架かる宮橋東詰に、布忍山大林寺があります。 融通念仏宗で、河内西国第5霊場として信仰されています。 本堂には、本尊の阿弥陀如来立像(南北朝時代)と並んで、等身大の十一面観音立像が厨子の中に祀られています。 十一面観音像は桧の一木造りで、高さ170cmを測ります。 光背・台座や十一面の頭上面・両手先・両足先は後世の補修ですが、そのほかは当初のままです。平安時代後半、11世紀ごろの作とみてよいでしょう。 同観音は、平安時代後半に建てられていた布忍寺の本尊でした。しかし、明治初年の廃仏毀釈に際し、十一面観音は持ち出されて、近くの大林寺に安置されたのでした。 美術史家によると、「目鼻から口もとにかけての面貌の彫りは浅く、いたって穏やかな表情となっている。面奥の深い割りに頬の張りは少ない。府内でも古像に属し、作柄も畿内作品としてしっかりしている。」と述べています。