金峯山寺蔵王堂(国宝)

奈良県 吉野・奥吉野
  • 神社・仏閣

基本情報

名称

金峯山寺蔵王堂(国宝)


キンプセンジザオウドウコクホウ

住所

〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山


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営業時間 拝観 8:30〜16:30
アクセス方法 ・近鉄吉野駅からロープウェイで3分 ロープウェイ3/24〜5/6まで運行予定。その他の時期運行未定。 ・ロープウェイ吉野山駅から徒歩で15分
料金 ・大人 500円
連絡先 所在地 電話番号:0746-32-8371 問合せ先 電話番号:0746-32-8371
ホームページ http://www.kinpusen.or.jp/

金峯山寺は吉野山のシンボルであり修験道の根本道場です。金峯山とは吉野山から山上ヶ岳(大峰山)にいたる山々の総称で、“金のみたけ”という意味。山上ヶ岳にある大峰山寺への玄関口の役割を持っています。創立年代は不明ですが、その昔、役行者が金峯山を開き、平安時代に聖宝理源大師が蔵王権現像を安置したといわれています。以降、中世において隆盛をきわめ、現在も金峯山修験本宗総本山として偉容を誇っています。 蔵王堂は、金峯山の高台にそびえたつ、東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築で、現在の本堂は1592(天正20)年に再建された、室町末期を代表する建造物です。正面5間、側面6間、建物の周りに藻腰を付けた入母屋造り、桧皮葺。高さが約34mもあるので、吉野を巡る折々にその威風を見ることができます。本尊として3体の蔵王権現像をまつり、中尊の高さは7m余りの巨像。堂内は内陣と礼堂からなり、松やチャンチン(ツツジの一種)など自然木を素材のまま使った柱68本が林立するさまは豪壮です。また、内陣の2本の金箔張りの化粧柱や須弥壇は太閤秀吉が花見の際に寄進したものといわれ、桃山建築の美しさを残しています。

詳細情報

文化財 国宝 本殿
創建年代 奈良