今泉製鉄跡

熊本県 八代・水俣・湯の児
  • 史跡

基本情報

名称

今泉製鉄跡


イマイズミセイテツアト

住所

〒869-6101 熊本県八代市坂本町西部ろ(今泉)


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アクセス方法 ・八代駅からバスで20分
連絡先 問合せ先 電話番号:0965-45-2211

今泉製鉄跡は、江戸時代末期の嘉永2年(1849)に操業を始めた八代城の御用製鉄所跡。昭和53年の発掘調査によって、地中には溶鉱炉の下部構造(本床や小舟)が良好な状態で残っていることが確認された。 ここではたたら製鉄が行われ、製鉄に関わる職人は石見国から来た人が多く、生産された鉄は刀剣や鉄砲の制作に使用されたり、八代城下の商人を通じて長崎方面へ出荷された。 明治10年(1877)頃閉鎖され、その生産規模や運営形態など不明な部分は多いものの、球磨川の水運と豊富な木材資源を利用した産業遺跡として貴重。熊本県指定史跡。

詳細情報

時代 1849〜1877