女相撲

熊本県 八代・水俣・湯の児
  • 郷土芸能

基本情報

名称

女相撲


オンナズモウ

住所

〒869-4704 熊本県八代市千丁町古閑出


アクセス方法 ・千丁駅から徒歩で30分
連絡先 問合せ先 電話番号:0965-33-4533

安政2年(1855年)に完成した二の丸新地・八代新地の築造の際、潮止め工事が難航したので、周辺の村々から屈強な宮相撲衆(力士)を集め、潮止め口を踏み固めさせ、無事完成させたことがはじまりと伝えられている。 以来、二の丸地区では、竜神社を祀り、毎年の例祭で相撲が奉納されている。これがいつから女性が主役の「女相撲」になったのかは、わかっていないが、現在、女相撲保存会によって伝承されている。 毎年10月5日、竜神社の神事のあと、相撲取りに扮した女相撲取りたちが境内の土俵に登場。行事が「りゅほうやま〜」「おざや〜がわ〜」といった地元の地名にちなんだ四股名(しこな)を読み上げるたびに、観客から拍手喝采がわきおこる。 土俵を踏み固める「地固め」の儀式のあと、行われる取組みは真剣そのもの。最後は、人気力士の「弓取式」で幕を閉じる。境内は、終始明るい笑いに包まれ、干拓地ならではの起源をもつ、たくましさが感じられる芸能。

詳細情報

保存者 千丁町女相撲保存会
時期 10月5日