早苗振り

基本情報

毎年田植えの後、慰労と本年の豊作を願って祝う行事である。宴たけなわの頃、鉦を合図に二人の男が、ゴザをかぶって牛に扮し、鋤使いとのユーモラスな動作で、広場狭しと廻る。次に代かき代押しがあり、準備が終わると早苗が投げられる（この動作から早苗振りと言う説もある）。続いて、田植歌にあわせて、模擬田植えが始まる。農民の連帯感と自然への感謝をこめたこの行事は数多い芸能の一つである。

詳細情報