砂坂孫左エ門の碑及び業績

鹿児島県 種子島
  • 史跡

基本情報

名称

砂坂孫左エ門の碑及び業績


スナサカマゴサエモンノヒオヨビギョウセキ

住所

〒891-3705 鹿児島県熊毛郡南種子町西之


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アクセス方法 ・バスで60分 ・上中から車で20分
連絡先 問合せ先 電話番号:0997-26-1111

砂坂孫左衛門の碑は、官造牧から西の海岸に降りた高瀬原にあります。この高瀬原付近は断崖絶壁で通路がなく、干潮時は危険な磯つたいを、満潮時は山手の急な道を3倍近くも遠回りして通るという大変不便なところでした。この難所に独力で道を開通させたのが砂坂孫左衛門です。その業績をたたえ後世へ伝えていくために、昭和2年西之青年会により建立されました。明治4年45歳の時、孫左衛門は娘の病気の平癒を神仏に願い、また人々のために高瀬原に道を作ることを決心。作業は困難を極め、かつ健康回復の願いかなわず娘は世を去ってしまいました。それでも孫左衛門は道路づくりを続け、その強い熱意に感動した集落の人々もいつしか孫左衛門に協力するようになり、ついに明治10年8月、12町(1,300m)余りの道が完成しました。

詳細情報

時代 明治