はる さま

はるさまの口コミ

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正直あまりいい思い出にはなりませんでした。
予約した前日に台風が通過しており、その影響で波が高く風も強く、初心者の私たちにはとても厳しい体験となってしまいました。天候や条件が悪ければその状況を予め教えてくだされば考慮できたと思います。
暴風強風の場合は中止となる、との明記がありますが、当日は「来て見なければわからないことですから」と言われました。風が強すぎて、女子にはボードを持って歩くことすら困難な状況でした。ボードが風を受けるので思う方に進めないほどの風でした。これはまさに暴風強風に値すると思いますが、下調べとかはされていないのでしょうか。体験する前に代金をお支払いして現地に向かったので、もう体験するかその場で辞退するかという状況です。疑問に感じました。

コース紹介文ではベテランスタッフのわかりやすい指導が人気と謳われておりますが、インストラクターより「見ててくださいね」と見本をみせてもらい、見様見真似で海に入ったところ「全然ダメじゃないか!」とのご指導を受けました。「違います!こうです!」とどこに注意を向ければいいのかさっぱり伝わりません。海に入るタイミングなのか、ボードの持ち方なのか、ボードに乗るタイミングなのか、ボードに乗った位置の悪さなのか、パドルの持つ位置なのか、、。「何にも教わった事がないんですね!もう一度やりますから、ここから見ててくださいよ!」と再び入水してしまう。風が強く、インストラクターが先に海に入られてしまうと、何を言っているのか全く聞き取れませんでした。
具体的に、パドルの持つ右手の位置をもう少し短く、など、見るだけではなく言葉で教えて欲しいと思いました。インストラクターさんがパドルの先で持ち手の位置を指して指摘されるのも、気持ちが良いものではありません。
 ボードの上に座っていても「座ってください」「座らないとダメです」「座れないんですか?」と何度も言われ、何のことかと思っていたら「立膝ではなく、足首を伸ばして正座してボードに座る」ということでした。当方足首の捻挫をして以来、長時間の正座は難しいので立膝で座っておりました。ボードの上に立ち上がる時にも正座からよりは、立膝になってからでないと難しいこともあり、またボードに座ったままパドルを漕ぐには力がとてもいるので無意識に足首を曲げ立膝になっておりました。

上記の通り波が高く、海に入るタイミングが分からず、打ち寄せる波に戸惑っていると「すぐにボードに乗らないからダメなんです」「今乗って!」と。ボードに乗るタイミングが掴めません。何度聞いても「波は勝手にくるんだから」と自然の原理をおっしゃるのですが、海遊びに馴染みのない私たちにはただ波の勢いに圧倒されるばかり。程なくして、波が折れ次の高い波が来ない穏やかなタイミングで乗る、腰の少し下あたりまで入ったところからボードに乗るということがわかりました。ベテランにとっては当たり前のことだったと思いますが、それを入水する前に浜で一言添えて欲しかったです。
浜の方へ戻ってきても、今度はボードから降りるタイミングや、足が付く深さなのかなどのおおよその位置がわかりません。ボードから降りた後も浜にまだ砂の上まで上がるのに、波のタイミングをよく見ないといけないのですが、不慣れなので波に襲われる感じで何度も転びました。インストラクターさんより「ちゃんと見ないと」と笑われたのですが、初心者では波をみていたつもりでも、ボードを抱えて走って浜へ上がることだけでも、とても必死だったので、何のアドバイスにもなりませんでした。

何度か経験した事のある方なら大丈夫かもしれません。松島は島々の影響で波は穏やかになることが多いとの口コミや紹介をよく見かけますが、松島の中でも端っこの方で体験するとの事で、体験する場所選びやもちろん気象状況はご自身でも熟慮されて予約した方がいいと思いました。初心者でそこまで考えが及びませんでした。

お天気には恵まれていたので、簡易シャワーはありませんが塩や砂を流す用意していただいたお水で十分でした。
更衣の場は簡易ロッカーとして、アウトドアのテントがあるので、一人ずつ着替えることができます。10月下旬でしたが、ウエットスーツの貸し出しがあったのでそこまで寒さは感じなかったです。もちろん足は出ているのですが、入水してすぐに慣れる程度でした。