館山・南房総の伝統工芸・和雑貨 スポット 3選
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房州うちわ
千葉県 館山・南房総
- 伝統工芸・和雑貨 その他
房州うちわは、京都の「京うちわ」、四国の「丸亀うちわ」とともに日本三大うちわの一つとして、南房総で育まれ受け継がれてきた千葉県を代表する伝統的工芸品です。 丸亀のうちわは、平柄と呼ばれ、柄の部分が平らになっており、京都の差し柄うちわは文字通り柄の部分が木製で、骨が差し込んであります。 房州うちわは丸柄と呼ばれており、良質の女竹を用い、太さ1.5センチ前後の竹を64等分して骨を作り、それを糸で編んで扇形に仕上げ、窓と呼ばれる部分の両端から編んだ糸の房を垂れ下げてあります。 まん丸の型をしたもの、卵型、柄の長い丸型、大型の四種類あり、装飾品として愛用されるようになってから幅の広い楕円形のものや、柄に根の部分を取り入れた個性的なものも見られるようになりました。 絵柄は、浮世絵や美人画が主流でしたが、最近は落ち着いた民芸調のものが多く使われております。 房州うちわは、骨を作る工程と紙を貼る工程に分かれますが、いずれも古くからの技術・技法が伝承され、21工程、全てが手作業で製造されています。
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里見焼
千葉県 館山・南房総
- 伝統工芸・和雑貨 その他
渋い土味が特色の焼き物です。青色の釉に好評をいただいております。作陶体験(要予約)もできます。
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唐棧織
千葉県 館山・南房総
- 伝統工芸・和雑貨 その他
県の無形文化財に指定されている木綿の縞織。染液は山桃や藍などの植物の皮や実からとったもので,織りは高機による平織です。この織物で加工した「きんちゃく・札入」等があります。唐棧織は棧留縞,唐棧留などともいわれ、江戸時代初期にオランダ人によってインド・サントーメから日本に輸入された木綿縞織が名の起こりです。
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■伝統工芸とは?
伝統工芸とは、技術や原材料が100年以上にわたり受け継がれており、かつ、日常生活で使用されていて、職人による手工業であり、特定の地域において産業として成り立っている工芸のことです。そのような多くの条件をクリアした伝統工芸品にふれて、実際に作品を作ってみることで、その土地ならではの歴史や文化を感じられます。
■伝統工芸の種類
日本国内で伝統工芸品に指定されているものは、2015年現在で約222品目あります。伝統工芸は、日本全国のさまざまな地域に存在しますが、意外にも一番指定品目数が多いのは東京都。とくに江戸切子(えどきりこ)や江戸硝子(えどがらす)など、ガラスを用いた伝統工芸品は見た目の繊細な美しさから、女性や外国人にも人気です。その他にも、織物や染め物、木工品、陶器など、その土地の風土や人が育んだ、その土地ならではの工芸品があります。