新潟県の郷土芸能 スポット 20選
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相川音頭
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
相川音頭は盆踊唄で寛文年間に始まる古い民謡だとも言われ、昔から佐渡全島で唄われていました。 始めの頃の歌詞は恋物語の心中口説でした。 こうした歌詞は実際に起こった心中事件を素に作られ、盆踊唄として当時の佐渡の人たちに熱狂的に受け入れられました。 しかし、江戸時代においての心中は重罪であったため、佐渡奉行所では心中口説の文句を禁止し、軍記物、時代物の歌詞を作らせ相川音頭の節で唄わせるようになりました。 それが現在も唄われている源平軍談などを素材にした歌詞です。 相川音頭の節回しに合わせて唄われたこれらの歌詞は、心中口説、軍記物ともに七七調四句の口説調で、元来の民謡に京都方面の音頭が移入されて変化したものとも言われています。 また、この民謡にも踊りのつくことが多く、その時には必ず編笠などを被り素顔を隠して踊ります。 これは旧盆の七月十五日に御前踊として奉行所前の広場で演じられる時、奉行に顔を見せる失礼を避けたためだともいわれます。 いずれにしても、佐渡金銀山と奉行所の存在が島を代表する民謡の相川音頭に与えた影響は大変に大きかったといえます。 なお、この相川音頭は昔はただ音頭と呼ばれていましたが、レコード録音をする際に、音頭では他との区別がつかないため地名を冠して相川音頭と命名されました。
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小栗山獅子舞
新潟県 柏崎・寺泊・長岡・魚沼(湯之谷)
- 郷土芸能
小栗山不動院に伝わる民俗芸能。市指定文化財。小栗山不動院獅子舞保存会により、舞と笛・太鼓の囃子が継承されています。毎年8月、不動院本堂前の舞殿で上演されます。近年では同会の指導により地域の新潟小学校児童に受け継がれています。
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椿沢町舞導
新潟県 柏崎・寺泊・長岡・魚沼(湯之谷)
- 郷土芸能
毎年5月3日、椿沢の祭りの時奉舞いされます。舞の種類は12種となっており、中でも魚釣り舞、稲田舞、天川盆舞などは特徴的です。
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越後見附太鼓
新潟県 柏崎・寺泊・長岡・魚沼(湯之谷)
- 郷土芸能
昭和52年に「見附太鼓同好会」として発足。以来、市内イベント(見附まつり等)、県内に限らず、全国のイベントで演奏活動を重ねています。
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伝統漁法「居繰網漁」(いぐりあみりょう)
新潟県 瀬波・村上・岩船
- 郷土芸能
「居繰り網漁」は三面川に伝わる伝統的な漁法で、三艘の川舟を川の流れに乗せて、一艘が水面を竿で叩き、二艘の間に張られた網に鮭を追い込みます。今では、全国でも三面川でしか見られない漁法です。
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蒲原神楽
新潟県 新潟・月岡・阿賀野川
- 郷土芸能
古い形を留めながら継承されている民俗芸能。江戸時代に蒲原集落に悪病が流行したとき、泊っていた旅芸人が病気の流行を鎮めるため獅子頭を刻み、舞を伝授したのが始まりと伝えられている。一時途絶えていたものを、大正15年(1926)に当時の大蒲原村有志が復活させた。現在は大晦日の深夜から元旦未明に下大蒲原地区の神明宮で奉納されている。
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村松甚句
新潟県 新潟・月岡・阿賀野川
- 郷土芸能
嘉永年間、村松城主により茶摘み唄として栄え、しっとりとした優雅な踊りは、お座敷踊りとしても知られて参りました。
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金井能楽堂
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
舞台は6m四方の檜舞台、左手に伸びる10m前後の橋掛り、老松を描いた背景の鏡板から成り立っており、総檜造りの能楽堂は圧巻です。 三方を観客席にとり囲まれ、芝居のように幕を用いないのも能独特の主張です。 【会館の概要】 鉄筋平屋建、集会室、舞台、研修室、休憩室、会議室、事務室、ホール、トイレ
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大膳神社能舞台
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
この能舞台は1846年に再建されたもので、本舞台、後座、地謡座、橋掛り、裏通路などがあります。 かつて宝生流の太夫家から選ばれた国仲四所の御能場の一つです。 そのため、格式の高い舞台として能以外には使わせなかったと言われています。 残された記録から、最古の演能記録は1863年以前であることが分かっております。 真野地区には佐渡鷺流狂言も伝えられていて、現在も4月から上演されています。
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本間家能舞台
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
明治18年に建立された本間家能舞台は、加茂湖のほとりの吾潟という地域にあります。 この舞台は音響用の甕(かめ)が床下に埋められてある本格的なもので、個人所有の能舞台としては全国でも珍しいものです。 本間家は佐渡宝生流の本拠として当代で18代目です。 佐渡能の中心的地位を保ってきた本間家の存在は、佐渡においての能の普及と庶民化に多大な影響を及ぼしました。 毎年7月の最終日曜には定例能が行われます。
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二宮神社能舞台
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
二宮神社は、順徳天皇の第二皇女忠子姫を祭神とする神社で、社殿の南東にある能舞台は独立式のもので、舞台は鏡の間や楽屋を兼ねる社務所から橋掛りで連結されています。 現存する能舞台がいつ頃建てられたものかはわかりませんが、1863年の「佐渡定能場届」(本間家文書)には、二宮神社の名前が見えていますので、幕末から明治初年にはすでに能舞台が存在していたと考えられます。 舞台は寄棟造(よせむねつく)り、茅葺(かやぶ)きで、西側に間口5.5m×奥行4.6mの舞台と東側に1.8mの後座とし、床の高さは84cmです。 天井は後座まで棹縁(さおふち)天井で、本舞台と後座を区間的な分節はせず、鐘穴も存在しません。 また、鏡板に松の絵も描かれていません。この北面につく橋掛りは、瓦葺きの建物で、長さ7.3m、幅1.8mです。 昭和30年代と昭和50年代に演能が行われ、平成15年から薪能が行われるようになり、使われなくなった他の舞台に比らべ、比較的使用されることが多いようです。 【二宮神社】 順徳上皇の18歳で亡くなられた第二皇女忠子女王を祀った神社です。 玉島姫命と申しあげ、初めは守屋勇四郎春虎が遺髪を霊として祀りましたが、後の御深草帝の時に二宮大明神とされ、社殿が築かれました。 境内には女王を葬った宮内庁墓所や能舞台があります。
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椎崎諏訪神社能舞台
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
1924年の建築です。 最古の演能記録は1863年以前にさかのぼり、現在は不定期の演能などで使用されています。 この能舞台は椎崎温泉の高台にあり、加茂湖を見おろす諏訪神社の広い境内にあります。 現在の施設は1902年に建てたと伝えられています。 能舞台は本舞台、後座、地謡座、橋掛リ、鏡の間などで構成されています。 なお、本舞台には鐘穴(道成寺の時に使う鐘を吊すための穴)があります。 毎年、8月を除く5月から10月の第1土曜日に、薪能が行われています。
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春日神社能舞台(相川)
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
佐渡の「能」の発祥は相川・春日崎だといわれています。世阿弥によって佐渡に伝えられた能は、慶長10年(1605)、佐渡奉行であった大久保長安が能楽師出身ということもあり、武士の教養の一つとして定着しました。大久保長安は春日崎に春日神社を建立します。それから14年後、現在の場所に春日神社が移され、能舞台が作られ能が舞われ始めました。ここから、島内各地に能が広まったとされています。ところが、能舞台はその後姿を消し、能の発祥の地も無くなってしまいましたが、近年、羽茂地区から使われなくなった能舞台を移設し、能の発祥地が再びよみがえりました。現在、この能舞台で毎年数回の薪能をはじめ、いろいろな催しが行われています。
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草苅神社能舞台
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
記録によると、草苅神社では1863年から能が演じられていたこと分かります。 建物は本舞台(入母屋造、茅葺き)、後座(あとざ)、復元された橋掛り、増設された地謡(じうたい)座などで構成されています。 現在は毎年6月15日の祭礼の時に、薪能が行われています。 【草苅神社】 古くは草刈村と言われた字天沢にあり、江戸中期には八王子牛頭天王、羽茂祇園社などと言われ、この郷の農業の神とされています。1396年の墨書のある獅子頭があり、地頭寄進で大神楽つぶろさしの最初の獅子だとも言われています。
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ちょぼくり
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
江戸中期ころの大道芸の一種です。 破れ衣に身をまとい雨除け日除けの一文字笠をかむり願人坊主(坊主の物貰い)の滑稽な踊りが繰り広げられます。 1964年に復活した他にない珍しい踊りです。 大崎そばの会において披露されています。
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鬼太鼓
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
鬼太鼓は佐渡に古くから伝わる芸能で、悪魔を払い豊年を祈る神事です。 発生説はいくつもありどれが正しいか定かではありませんが、唐の散楽の一つで奈良時代に我国に伝わった獅子舞が多少変形したもののひとつが佐渡に入ったものであるという説と、相川鉱山の大工が打つ鳴物から発展したものという二つの説が有力です。 佐渡島内には約120地区で鬼太鼓が伝えられていると言われており、いくつかの流派に分けられます。 【前浜流】 前浜流の鬼太鼓は2匹の鬼が笛と太鼓に合わせて対で踊ります。 御花を頂いた家で口上を述べるローソという者がいるのも特徴で、いわば鬼太鼓の案内人と言われており、元来、獅子遣いとしての役割を果たしています。 【豆まき流】 豆まき流の鬼太鼓は、素襖(すおう)姿の者が烏帽子をかぶり升をもち、太鼓に併せて舞います。 鬼がいないため御太鼓(おんだいこ)とも言います。 【潟上流】 潟上流の鬼太鼓は、一対の鬼が交互に舞うのが特徴です。 獅子が絡むものを国仲系鬼太鼓ともいい、特に新穂地区の鬼太鼓は対外的にも有名で、2匹の鬼と獅子が打ち手の叩く太鼓に合わせ、しなやか且つ勇壮に舞います。 【一足流】 一足流の鬼太鼓は太鼓に合わせ片足をケンケンするように踊ります。 江戸時代に相川で鬼太鼓といわれた原型です。
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松苧太鼓(伝統芸能)
新潟県 南魚沼・十日町・津南(六日町)
- 郷土芸能
上杉謙信公が関東に出陣の際、松苧神社に必勝を祈願し、太鼓を打ち鳴らし、兵士の士気を高めたと伝えられています。 他のイベントでもお呼びが掛かり、参加依頼を頂くほどの伝統芸能です。 所要時間/松苧太鼓体験時間は30分程度です。
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佐渡おけさ
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
佐渡おけさはおけさ節の代名詞といわれるほど有名ですが、佐渡おけさという名前が一般に知られるようになったのは、それほど古いことではありません。 おけさ節は九州地方のハイヤ節が日本海を北上し東北地方にまで伝えられたと言われています。 しかし、無形の文化である芸能が持っている宿命ともいえますが、熊本県の牛深ハイヤ節などと現在の佐渡おけさの曲調は、まったく違ったものになっています。 この複雑な伝播経路を持つおけさ節が新潟などの他、佐渡でも相川や小木などに伝えられました。 この民謡は佐渡ではもともと佐渡おけさという曲名でなく、ハンヤとか伝える場所の地名をとり相川おけさ、小木おけさや、単におけさなどと呼ばれていました。 大正時代に相川の民謡保存団体が相川おけさをレコードへ吹き込む際に、レコード会社の商策として相川おけさよりも佐渡おけさの方が通りがよいということで、曲名を変えて販売したのが「佐渡おけさ」という曲名誕生の真相であると言われています。 現在の佐渡おけさには必ず踊りが付きます。 この踊りは十六足と言われ、小木の芸妓たちが船乗り達から聞いたハイヤ節に合わせて、お座敷で披露するために振り付けたものだと言われます。
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説教人形
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
広栄座の所有する50個ほどの人形首は全国的に見て、最も揃った古浄瑠璃の首だといわれています。 中でも説経人形の首6個、野呂間人形の首4個は、特に歴史的価値を持つものです。 【御台首】 乳人首ともいわれています。 帝、大将などの御台、奥方に使われます。 卵形細目、上唇のつきでている形は享保雛と似ていて、象徴的な美しさをもっています。 【神翁】 古浄瑠璃のみに使われる首で文楽にはなく、崇高な表情をそなえて、宗教的霊験をもって全曲の大団円となるときに出現する事が多いです。 【般若】 嫉妬の鬼と化した烈しい表情の首です。 一種異様な凄みが漂い、怨霊の執念深さを感じさせます。 【老翁】 穏やかな老相の備わった首で、その彫りの確かさに古い伝統がうかがえ、天神記の白太夫などに遣われます。 【雷玄】 魁偉な面貌である。熊野合戦の猪熊入道雷玄に遣われ、悪方の強さを表しています。 【ことわり】 幕開きの口上人形のことで、佐渡では「ことわり」と言っている特殊な首です。 古浄瑠璃の口上人形は多く三枚目系の首を使いますが、この首を専用する理由は分かりません。
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花笠踊
新潟県 佐渡
- 郷土芸能
県指定文化財で、城腰花笠踊り保存会によって久知八幡宮の祭日に奉納されます。 神さまを慰め、五穀豊穣を祈る少年少女たちによる踊りです。 久知の殿様が、新田開発がうまくできたことを感謝して、久知八幡の神様を慰めるために行ったのが始まりといいます。 踊りには、小獅子舞、鬼太鼓、獅子法問がつきます。 花笠をかぶったこども達の衣装は見ごたえあります。 ●公開日:毎年9月15日より以前の直近の日曜日(久知八幡宮の祭礼)
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