常総・結城・桜川の歴史的建造物 スポット 20選
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赤荻本店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は寄棟・平入り・残瓦葺の2階建で、開口4間・奥行2間半の前面に半間の下屋庇がついています。一般的な土蔵造りの外壁の仕上げが漆喰仕上げであるのに対し、この見世蔵は黄褐色の砂刷仕上げとなっています。これは、創建当初からのもので、お茶の販売という商売にあわせたものと考えられます。 内部は1階が店舗、2階が蔵座敷となっており、1階店舗は下屋庇部分と南半分が土間、北半分が帳場で、比較的当初の状態を留めています。また、店舗の奥には半間の板床部分を隔てて土蔵が接続しています。なお、見世蔵は昭和8年〜10年の道路拡張に伴い、土蔵の桁行方向を若干切り詰めて奥に2間ほど曳き込んでいます。
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水海道風土博物館坂野家住宅
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
坂野家住宅は「四間取り」を基調に江戸時代後期に母屋を大幅に増築したもので、東側の土間や南面する客間は、入母屋作りの屋根とともに大型農家の特色をよくあらわしています。また、1ヘクタールに及ぶ広大な屋敷は、従来武家屋敷といわれる薬医門と土塀に囲まれています。昭和43年に国の重要文化財の指定を受けました。現在は水海道風土博物館として一般開放しております。また、映画やドラマのロケ地としてもたびたび使われています。
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江連用水旧溝宮裏両樋
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
特徴 ・鬼怒川左岸の真岡市上江連を水源とし、鬼怒川と小貝川に挟まれた地域の 灌漑用として設けられた江連用水の旧分水施設。 ・所有者は下妻市。 ・東西各3.6メートルの二連の煉瓦造樋門と、湾曲する煉瓦擁壁が一体となっ ている。 ・上流側は水切り、下流側は階段状とする堰柱の形式が特徴。 ・使用されている煉瓦は、下妻市鯨に所在した國府田煉瓦工場で生産された もので、「∴」の印がある。 ・かつて江連用水には多数の煉瓦水門が存在したが、現存するのは本物件の み。 ・下妻市本宗道の宗任神社の裏手に位置し、「宮裏堰」とも呼ばれ親しまれ てきた。 ・昭和50年代に江連用水の流路が変更された。旧水路は「江連用水旧溝」と 呼ばれている。 ・用水の分水施設としての機能は失ったが、歴史的に貴重な施設として保存 された。周囲は公園として整備されている。
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今泉不動堂
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
今泉不動堂は、下妻城主多賀谷氏が、城の西南の鎮護のため建立したと伝えられる。その多賀谷氏も、やがて豊臣秀吉の天下統一の前に屈服し、さらに慶長6年(1601)徳川家康により所領没収、追放された。その後、元和2年(1616)下妻城主に封じられた松平定綱により不動堂の再建がなされている。 しかし、現在の堂宇は、建築の細部手法が江戸時代中期の特徴を表していることから江戸時代享保頃改築されたと思われる。 建築形式は、桁行・梁間ともに三間(実寸法7.6m)の本体に、正面一間の後拝を設け、本体周囲に回縁をまわす。本体の前面一間を外陣、奥の二間を内陣とし、結界には格子戸を入れる。ただし、屋根と天井は近年改修された。特に目を引くものに頭貫虹梁上の竜、竜を浮彫にした向拝柱、その柱頭の唐獅子と獏の彫物などがあり見事である。これを彫ったのは、堂内の須弥壇、匂欄の刻銘から、江戸時代中期を代表する高名な彫物師で国指定建造物 成田山新勝寺三重塔などを手がけた無関堂円鉄の弟子と思われる嶋村藤市という職人とみられる。
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大宝八幡宮本殿
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
旧県社。祭神は誉田別命(応神天皇)・足仲彦命(仲哀天皇)・気長足姫命(神功皇后)の三柱。 社伝によると、大宝元年(701)、藤原時忠が筑紫の宇佐八幡宮を勧請創建したといわれるが、天台宗の古い写経の奥書に「治承3年(1179)己亥7月22日未時書了於常陸州下津間郡八幡宮書了 兼智」とあるから、平安末期にはすでに八幡信仰が盛行していたことがわかる。 本殿は、天正5年(1577)に下妻城主多賀谷下総守尊経が建立したことが、本殿回廊の高欄擬宝珠によって知られる。三間社流造。建ち上がりも高く、柱も太くて、どっしりした重みを見せているが、これに比べて組物は小柄で複雑に組合わされ、桃山時代の地方的建築のありさまを示す貴重な遺構であり、また、派手な装飾は見られず落ち着いたたたずまいを見せている。
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結城蔵美館
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
この蔵を「結城の過去と未来の結び目」と位置づけ,本蔵を本市の新たな芸術文化を創造・情報発信する場として,袖蔵を結城の歴史的・文化的資料の収蔵・公開の場として活用し,地域の活性化をめざす。
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武勇
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗である見世蔵は2階建・桟瓦葺で,間口7間の前面に約半間の下屋庇が付き,東側4間半が奥行5間の寄棟造,西側2間半は奥行き2間半の切妻造です。1階正面は,左寄り1間に引き違いガラス戸を建てて出入口とし,その右2間を格子窓とします。 出入口以外は腰を石積み(3段)としますが,中央付近より右側の石は比較的新しく,やや外側に張り出して目地を漆喰塗とするなど,明らかに左半分(寄棟部分)とは異なっており,当初は寄棟・妻入りのすっきりした外観であったと思われます。 見世蔵の内部は,1階が店舗と座敷,2階がすべて蔵座敷となります。2階(12畳と8畳)は天井も低く,床の間等の座敷飾りもないことから,杜氏をはじめ男衆の寝室に利用されたものと考えられます。 建設時期は幕末と推定されますが,全体的に保存状態がよく,切妻部分と事務室の増築を除けば大きな改造はなく,結城に現存する見世蔵の中でも最も古い遺構です。
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結城酒造
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
安政蔵は酒造業を始めた安政6(1859)年の建築と考えられています。切妻造・瓦葺の長大な建物で、内部は釜場・発酵場・麹枯らし場や広い土間及び畳敷の奥など、近世以来の酒蔵の様子を残しています。 貯蔵用の新蔵は慶応年間(1865〜68)の建築と考えられ、切妻造・瓦葺、外壁白漆喰塗で、太い柱を密に立てた堅牢な構造をしており、安政蔵の南西にあります。内部は1階が酒樽の貯蔵、中央部2階が物置となっており、質素な外観ですが、酒造施設として欠かせない建物です。 高さ10メートルの煉瓦煙突は、安政蔵の北側にあり、明治36(1903)年の建設と伝わります。安政蔵の釜場と地下の煙道で結ばれており、酒造施設の近代的な工夫を見ることができます。
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奥庄見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗は木造2階建の町家形式で、切妻・平入り・桟瓦葺、桁行4間・梁間3間の店舗部分と、その奥に繋がる桁行4間半・梁間3間の座敷部分からなります。店舗部分の東側には間口1間半・2階建の増築部分が隣接しますが、これは昭和18年、2階に陸軍の高官が居住した際のものです。 通りに面した店舗部分は、1階を2本の独立柱を建てて全面を引き違いの木製ガラス戸とし、上部に出桁造の小庇を設けています。2階も両端を半間の戸袋として全面を引き違いの木製ガラス窓とします。軒は出桁造で、棟は熨斗瓦積、両端に影盛瓦と鬼瓦が付きます。全体的に建設当時の状態を極めて良く留めていますが、西側側面には鉄板が張られています。内部は1、2階とも保存状態は良好です。 外観は1階全面を下屋庇とせず小庇を設けている点で江戸の町家とは異なっていますが、伝統的な町家形式を受け継ぐ近代の木造店舗として貴重な遺構で、内外部とも極めて良く建設時の状態を留めています。
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小倉商店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
店舗は木造2階建、切妻・平入・桟瓦葺、桁行4間・梁間5間、前面に半間の下屋庇を張り出しています。1階正面は、向かって中央右寄り2間に木製の引違いガラス戸と格子戸を建て、右側を半間の戸袋、左側を腰付の格子窓としています。ただし、これは近年の改造によるもので、当初は戸袋を除いて前面を格子戸とし、戸締りは半間奥の揚げ戸を用いていたと考えられます。2階は両端を半間の戸袋として全面を格子窓としています。 内部は1階が店舗で、土間と6畳の帳場からなり、その奥に4畳の小部屋を経て8畳の座敷が続きます。拡張された板敷きの帳場以外は、ほぼ建設時の状態を留めています。2階は北寄りに2室の座敷が続きますが、奥の8畳には床と違い棚が設けられています。いずれも保存状態は良好ですが、座敷の南側は改造されています。 内外部とも一部に近年の改造・改装の跡がみられるものの、部材は古く、全体として伝統的な商家の雰囲気を良く保っています。
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奥順壱の蔵見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
建物の造りから明治期に建設されたものと考えられています。現在は喫茶店として利用されています。 切妻・平入りの2階建・桟瓦葺で、桁行4間・梁間3間半の前面に4尺弱の下屋庇を設けています。正面外観は、近年までに特に一階部分が大きく改変されていましたが、現在は両端に半間の戸袋を残した前面開放に復元されています。 内部は、喫茶室の用途に合わせて床と壁がほぼ全面的に改装されていますが、1階奥の箱階段や2階主室の座敷飾りが当初の面影を留めています。
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古河のお休み処坂長
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
坂長は、出城界隈に位置する古くからの建物で、古河城遺構としての歴史的な価値を有する街の財産としてあり続けながら、市民の皆さまの憩いの場、来街者の回遊拠点となるようミニギャラリーやホール、資料室、飲食、物販を含む施設として生まれ変わった、見て、触れて、その歴史を感じる事のできる、古河の新しいスポットです。
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キヌヤ薬舗見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
創建時期は隣接する奥順見世蔵(明治19(1886)年竣工)よりも古いといわれますが、部材や形式から見てそれほど差はないと考えられています。店舗は2階建の切妻・平入り・桟瓦葺で、前面に半間の下屋庇を設けています。正面1階は右端の半間を戸袋とし、中央や家右寄りに独立柱を立てた以外は、引違ガラス戸の前面開放としています。2階は両端を半間の戸袋とし、一階と同じ位置に柱を立て、その間を窓としています。 内部は1階が店舗、2階が蔵座敷となり、1階の帳場の奥には住居部分が接続しますが、現在の建物は昭和後期の新築の建物です。 内外部とも部分的に改装されてはいますが、全体的には典型的な見世蔵の形式を留めています。隣接する奥順の店舗や見世蔵、その向かいの壱の蔵などと一体となり、結城の旧市街地の伝統的な町並み景観を残しています。
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結真紬見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
1階正面外観は、両側に半間の袖壁を残して全面開放とし、2階は中央部2間半を格子窓として両側に半間の戸袋を設け、外壁全体を黒漆喰仕上げとした典型的な関東の見世蔵です。また、内部は1階を店舗、2階は蔵座敷としています。
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旧黒川米穀店
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
切妻・平入り・桟瓦葺の2階建一部平屋で、桁行6間半・梁間3間半に、通りに面した西側及び南側に4尺強の下屋庇を設けています。1階正面外観は、左側1間と右側4尺を袖壁とするほかは前面開放とし、ガラス戸と板戸を建てます。2階正面も中央部に横長窓を開け、両側に半間の戸袋を設けています。2階の軒は出桁に三重蛇腹という本格的な造りとなっています。 内部は1階が旧店舗、2階が2室の座敷となっていますが、南側の平屋部分は吹き抜けとなっています。 結城の見世蔵の中ではひときわ大規模で複雑な建物ですが、1階内外部の部分的な増築や改装、また数年前の修復工事の際に幾分奥に曳家されたことを除けば、ほぼ当初の状態を保っています。現在はパン屋(ぱんやムムス)として営業しています。
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中澤商店見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は切妻・平入りの2階建・桟瓦葺で、開口4間・奥行2間半で、半間の下屋庇が前面に張り出しています。1階正面は、両端を半間の袖壁(戸袋)とし、中央に3間のガラス戸と格子戸を建てています。 内部は、一般の見世蔵と同じように1階が店舗、2階が14畳の蔵座敷(当初は板敷)となっています。特に一階店舗は保存状態がよく、ほぼ当初の状態を保っています。一段高い帳場の奥には土塗りの防火引戸を設け、箱階段や2階前面外壁下の帳場境に設けられた降し戸(揚げ戸)の設備もそのまま残されています。 見世蔵の奥につづく住居部分の中心となる2室の座敷は当初の状態のままです。また、南側に台所を含む下屋部分が敷設されており、これも当初からのものといわれています。
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鈴木紡績見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
正面右側を寄棟、左側側を切妻にした平屋の平入り・桟瓦葺とし、一部を屋根裏部屋(物置)とし、開口5間半・奥行3間半の前面に約半間の下屋庇を設けています。また、東側には開口2間半の寄棟桟瓦葺・平屋の付属屋(現在は車庫として利用)が一段低く接続されています。内部は近年に改変されていますが、当初は、広い土間と畳敷きの帳場だけの典型的な見世蔵の店舗でした。
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小西見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
切妻・平入りの2階建・残瓦葺で、1階の店舗部分正面は西側約2間を腰つきの張り出し窓とし、他は引違いガラス戸です。 2階東側の書斎と西側の座敷には、それぞれ幅の違う引違いの窓があり、戸袋は設けておりません。1階の店舗部分はやや改造が目立つものの、主要な構造部材や2階内部は創建時の状態をよく留めています。 屋根は葺き替えられていますが、それ以前の棟は一般の町屋と変わらず、2階の階高が低いことなどと併せて、現存する結城の見世蔵の中でも特異な存在であり、形式及び時代の古さを感じさせます。
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秋葉糀味噌醸造見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
見世蔵は、大正13(1924)年に建設されたものですが、内外装ともに当初の姿とはかなり異なっています。現在の正面外観は、昭和9年、結城駅に通じる県道拡張の際に、前面1間半を切り取ったため出来上がったものです。当初は正面向かって左側が切妻・平入り、右側が寄棟・妻入りとなる大規模な見世蔵でした。 現在の見世蔵は、2階建・桟瓦葺で、開口7間半の正面に桟瓦葺の庇を設けますが下屋は存在しません。右側の半切妻(もと寄棟)部分の軒に蛇腹を廻すほかは見世蔵らしい意匠はほとんど見られません。 内部も、柱や梁、根太等の主要構造部材と土蔵造の壁の一部は現存していますが、特に1階店舗部分の平面はかなり改変されています。 昭和初期に前面が切り取られたことにより、内外部ともにかなり改変されているものの、その結果出来上がった他に例を見ない特異な外観は、むしろこの建造物の大きな特徴となっています。
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奥順見世蔵
茨城県 常総・結城・桜川
- 歴史的建造物
屋根は切妻造り、開口4間、奥行2間半の前面に半間の下屋庇が張り出しています。正面外観は、1階を袖壁なしの前面開放としてガラス戸と格子戸を建て、2階は中央に横長窓(引戸)を開いて半間の戸袋を設けています。軒は出桁造で三重蛇腹、棟は箱棟で両端に影盛を付けるなど、典型的な関東の見世蔵形式を示しています。創建は、明治19(1886)年3月25日(上棟)であることが屋根裏の小屋梁に取り付けられている棟札によって知ることが出来ます。
常総・結城・桜川の歴史的建造物探し
常総・結城・桜川で体験できる歴史的建造物の店舗一覧です。
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