大津の歴史的建造物 スポット 14選
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新羅善神堂
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
弘文天皇陵の北西側にある園城寺鎮守社の一つです。文禄四年(1595)の秀吉による破却のため、山内にはそれ以前の建立になる建築が極めて少ないですが、智証大師ゆかりの新羅明神像(国宝)を安置する新羅善神堂は、足利尊氏による再興の伝えをもつ社殿で、貞和三年頃の造立とされています。桧皮葺の流れるように軽快な屋根のカーブが美しく、また、欄間に緻密な透彫を施すほかは、目立った装飾を取り入れずに、簡素さの中に整った上品さを表しています。近江には、この種、三間社流造の古建築が多く伝わっていますが、その中でも最も形の整ったものの一つとして極めて高い評価を受けています。
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日吉大社西本宮本殿
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
織田信長による焼き討ち後、天正14年(1586)に再建され、東本宮本殿と並び日吉造(聖帝造)の代表作。切妻造の母屋の前面と両側面に庇をめぐらすという、全国でも日吉大社にしか見られない特殊な平面構成。
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石山寺本堂
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
滋賀県最古の木造建築物とされており、内陣は平安時代中期の建築、外陣(礼堂)は慶長7 (1602) 年淀殿の寄進により増築されたといわれています。 本堂内陣に安置されるのは、安産・福徳・縁結びの観音さまとして信仰を集める本尊如意輪観世音菩薩。日本で唯一の勅封の秘仏で、御開扉は33年毎です。相の間には、紫式部が『源氏物語』を起筆したことにちなむ「源氏の間」があります。
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延暦寺根本中堂
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
延暦寺では三塔即ち東塔・西塔・横川にそれぞれ中心となる仏堂があり、これを「中堂」と呼んでいますが、東塔の根本中堂はその最大の仏堂であり、延暦寺の総本堂となります。本尊は薬師如来です。延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院(いちじょうしかんいん)が元であり、その後何回も災害に遭いましたが、復興の度に規模も大きくなりました。現在の姿は徳川家光公の命で寛永19年(1642)に竣工したものです。ご本尊の前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。建物は国宝に指定されています。廻廊は国重要文化財に指定されています。
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光浄院客殿
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
光浄院は、室町時代山岡氏によって建立されました。現在の光浄院客殿は秀吉の闕所後、かつて光浄院住持を務めていた山岡道阿弥が 慶長六年に再興したものです。山内で最も格式の高い子院で、その外郭には、城郭を思わせる豪快な石垣が見られます。 外観は、勧学院客殿とほぼ同じでありますが、内部の部屋数や配列などに相違が見られ、一之間の付書院が広縁に張り出すプランなどには、伝統的な形式の中に新しい要素を取り入れたものとされています。 一之間、二之間には狩野派による華麗な障壁画が残されています。 桃山時代における、書院の代表的建築として極めて貴重です。 要予約。
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石山寺多宝塔
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
源頼朝の寄進で建久5 (1194) 年に建立された日本最古の多宝塔。下重が大きく、上重は搭身が細く華奢で軒の出が深い優美な姿で、日本三大多宝塔の一つです。本尊は大日如来です。
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日吉大社東本宮本殿
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
織田信長による焼き討ち後、文禄四年(1595年)に再建され、西本宮本殿と並び日吉造(聖帝造)の代表作。東西両本殿には、舟肘木、背面廻縁の形態、窓の位置などに若干の相違がみられます。
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勧学院客殿
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
学問所として正和元年(1312年)に創立されたと記録されており、その後、火災や秀吉の破却にあいますが、慶長五年(1600年)に再建されて現在に至ります。内部は南北を大きく三列に分け、南列の一之間と広い二之間には、狩野光信による華麗な障壁画が部屋を飾っています。基本的に全ての部屋は襖で仕切られ、襖をはらえば広い空間となります。これは学問所として多人数での使用を考えた上での機能と考えられます。
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瀬田の唐橋
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
近江八景「瀬田の夕照」(せたのせきしょう)の主題である「瀬田唐橋」は、別名「瀬田橋」や「長橋」とも呼ばれ「唐橋を制するものは天下を制する」と言われ、古来より京都ののど元を握る交通・軍事の要衝として重視され、瀬田橋が戦の歴史舞台になって千八百年になりますが、特に有名なものは、古くは、大津京が幻の都となった大友皇子と大海人皇子(おおあまのおうじ)の『壬申(じんしん)の乱』をはじめ、『寿永の乱』、『承久の乱』『建武の乱』など幾多の戦乱の舞台ともなりました。織田信長の瀬田橋の架け替えは、比叡山焼き討ちの4年後、天正三年(1575)に諸国の道路修理を命じ関税を免除するとともに、瀬田城主、山岡景隆と木村次郎左ヱ右衛門を奉行に任命し、近江の朽木などから木材を調達し、長さ百八十間(約350m)、幅四間(約7m)の一本橋をわずか3ヶ月という突貫工事で架け替えさせたといわれています。
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園城寺(三井寺)金堂
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたもので、三井寺境内でもひときわ大きく威容を誇っています。また本尊弥勒菩薩もここに安置されています。内部は外陣・中陣・後陣に別れ、中陣は中心となる内陣の両側に脇陣を設けています。内陣以外の床は全て板敷とするのに対して、内陣は土間のままとしており、伝統的な天台系本堂の形式をよく伝えています。
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出島の灯台
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
堅田の湖岸に建つ高床形式の木造灯台で、県内唯一の灯台です。琵琶湖の最狭部にあるこの辺りは古来より舟の事故が多かったため、湖上の安全のために建てられました。1951年を最後に灯は途絶えましたが、現在も灯台は保存されています。
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旧竹林院
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
比叡山のふもとにある大津市坂本は、門前町として古来からおおいに栄えてきました。一帯は国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されています。なかでも里坊は、歴史の街・坂本ならではの町並みをつくっています。里坊は延暦寺の僧侶の隠居所で、今も数多く残されています。旧竹林院は、こうした里坊のひとつで邸内には主屋の南西に妬く3,300平方mの庭園が広がり、2棟の茶室と四阿(あずまや)があります。
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公人屋敷(旧岡本邸)
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
江戸時代に延暦寺の僧侶でありながら妻帯(さいたい)と名字帯刀(みょうじたいとう)を認められた「公人(くにん)」が住んでいた住居のひとつです。内部が原型をとどめないほど改装されている住居が多い中、岡本家の家屋は全体に公人屋敷としての旧状をよくとどめた社寺関係大型民家の特徴を示す住宅として残されてきました。平成13年に坂本地域の歴史的遺産の保存を目的として大津市に寄贈されたもので、主屋、米蔵・馬屋等は平成17年3月に大津市指定文化財に指定されています。
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琵琶湖疏水
滋賀県 大津
- 歴史的建造物
京阪電鉄三井寺駅のすぐ北側を流れる疏水運河。京都への飲料水の供給と灌漑、水運、発電を目的として明治18年(1885)6月2日に着工し、約5年の歳月をかけて明治23年(1890)4月に完成しました(第2疏水は明治45年(1912)に完成、全線トンネルで、延長7.4km)。全長11.1km、日本人だけの技術で、資材面などの困難を克服し、明治中期における日本土木技術の確立を示すとともに、天然の湖にはじめて人工的変改を行なったものとして画期的な事業といわれます。琵琶湖から取り入れられた水は、工事中もっとも困難を極めた長等山トンネルを通って京都市山科区で地上にあらわれ、再びいくつかのトンネルを抜け、京都市左京区の蹴上、そして鴨川、宇治川へと流れていきます。大津屈指の桜の名所であり、毎年ライトアップもされます。
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