中央区（東京都）・日本橋・銀座・築地・月島・晴海の観光施設

日本橋クルーズ

日本橋のたもと、日本橋船着場を発着する（株）東京湾クルージング運営の乗合クルーズの総称。日本橋川から神田川を水道橋、聖橋、万世橋と通過して隅田川経由でぐるりと回る90分の「神田川クルーズ」をはじめ、晴海運河や隅田川で夕日と出会える「サンセットクルーズ」、「お江戸TOKYOクルーズ」や「日本橋ナイトクルーズ」「東京港クルーズ」などを多彩に用意。電車やバスとは異なる、都内の川から眺める東京観光を提案する。

築地魚河岸

2018年に現在の豊洲へ市場を移転した築地における活気と賑わいを将来に継承するべく、中央区が設置した生鮮市場。仲卸を経営母体とした小売り店など約60軒が入居する。施設は「小田原橋棟」と「海幸橋棟」の2棟で構成。水産物や青果物などの販売、フードコート形式の魚河岸食堂やイベントスペースなどが設けられており、一般客も買い物や飲食を楽しめる。早朝帯はプロの買出人の仕入れが優先されるため、観光客は午前9時以降の来訪がベター。

GINZA SIX

東京都中央区にある商業施設。施設内には241ものブランド店が並び、大規模なオフィスや「観世能楽堂」など、幅広い施設によって構成される。屋上には庭園が設けられており、都会の中で自然を感じられる憩いの場として親しまれる。ベビーカーの貸出やベビー休憩室もあり、赤ちゃん連れのファミリーでも安心して買い物を楽しめる。

観世能楽堂

1900年に創立された歴史ある観世流能の活動拠点。正式名称は「二十五世観世左近記念観世能楽堂」。総ヒノキ造りの能舞台では、年間を通して120以上の能楽が公演される。480席収容。観世能楽等は1972年から2015年まで渋谷区松濤に位置していたが、2017年に銀座の複合商業施設、GINZA SIXに移転した。能楽以外にも舞踏や音楽など異なる分野の公演、講演やワークショップなども開催されている。

コレド室町テラス

東京都中央区の日本橋地区にある複合ビルに設けられた商業施設「コレド」のうち、高層ビル・日本橋室町三井タワー内に置かれた商業区画。三井不動産の主導の下、周辺のCOREDO日本橋やCOREDO室町1〜3に続くフラッグシップとして2019年に開業した。タワーの地下1階から地上2階部分に入る。大きな庇を備えた約1500平米の緑地広場が整備され、来街者が集い交流するべくベンチやテーブルが多く置かれている。

京橋エドグラン

東京都中央区京橋二丁目にある大型複合施設。再開発事業の一環で2016年に開業したもので、開発区域内にあった中央区指定有形文化財の「明治屋京橋ビル」をそのまま残し保存・再生した「歴史的建築物棟」と、新築した「再開発棟」の2棟構成となった。中央通りから見ると右手に明治屋京橋ビル、左手に同じ高さに揃えられた再開発棟の低層部がシンメトリーに立つ。高層階はオフィス、低層階にレストランやショップ、区の観光情報センターも入る。

築地場外市場

築地場外市場は築地市場の周辺にある商店街。活気で賑わう人気の「築地魚河岸」の1階では、数多くある仲卸店から新鮮な魚・野菜などを購入することが出来る。さらに小田原橋棟3階にある「魚河岸食堂」では、新鮮な食材がフードコート形式で楽しめる。周辺の商店街には多くの飲食店も軒を連ねており、寿司・海鮮丼が人気となっている。他にも「魚河岸スタジオ」で料理教室・展示会・無料の試食会なども行われており、便利な観光案内所も併設されている。

東京証券取引所

東京証券取引所の前身である東京株式取引所は、明治11年（1878）に設立。 その後組織変更を経て、平成13年（2001）株式会社東京証券取引所が誕生した。 取引所内には、株式投資を疑似体験したり、売買管理業務を行うマーケットセンターを見学できる施設がある。 詳しくはホームページをご覧下さい。

日本橋三井ホール

東京都中央区日本橋室町にある高層ビル「室町東三井ビルディング」内にあるイベントホール。COREDO室町1も入居する同ビルの5、6階（エントランスは4階）に入る。704平米のホールは最大1000席を収め、セミナーや展示会、プレスイベントなどのビジネス利用からパーティー、エンターテインメント目的まで広く対応する。付帯施設として和のレンタルスペースである「橋楽亭」と「囲庵」があり、これらはCOREDO室町3内にある。

シネスイッチ銀座

1955年に銀座文化劇場として銀座の裏通りに開館したミニシアター。1987年に2館あるうちの1館を「銀座文化劇場」として旧作洋画を上映、もう1館は厳選した洋画と邦画をスイッチしながら上映するようになったことから「シネスイッチ銀座」と名付けられた。現在はミニシアター系の作品を中心に、世界各国の映画を上映。レディースデー（毎週金曜日）や映画サービスデー（毎月1日）といったサービスが充実しており、リーズナブルな価格で映画を楽しめる。

十返舎一九墓

江戸時代の大ベストセラー「東海道中膝栗毛」の作者 墓石は真円山東陽院納骨堂（屋内墓地）にあり、墓の左側面には、有名な辞世の句「此の世をは　とりやお暇に　線香の　煙とともに　灰さようなら」が刻まれている。

晴海通り

中央区立郷土天文館（タイムドーム明石）

タイムドーム明石は、郷土資料の常設展示室・プラネタリウム・区民ギャラリーを併せた施設です。歴史や芸術、天文などに興味を持っている方の交流の場としてご利用いただけます。※詳しくはホームページをご覧ください

酒井抱一の墓

江戸後期に活躍した画家。 尾形光琳に私淑し、その画風を受け継ぎながらいっそうの洒脱さを加味し、四季の花鳥風月を詩情豊かに描き出す独自の作風を確立。いわゆる江戸琳派の創始者となった。境内には墓がある。

吉田松陰終焉之地

嘉永７年（1854）黒船艦隊が再来航した際に密航を企てるが失敗、小伝馬町の牢屋敷に送られた。 その後山口県・萩市に送還され、叔父から松下村塾を受け継ぐ。ここで木戸孝允・高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文など多くの志士を育てた。 しかし安政の大獄に連座して江戸に送られ、ふたたび小伝馬町の牢に入獄。安政６年（1859）小伝馬町牢屋敷内で処刑された。 公園内の記念碑には、辞世の句が刻まれている。

日本橋魚河岸記念碑

天正８年（1590）徳川家康が江戸に入府した後、摂津国（現在の大阪）の漁師達が江戸に出て佃を造成した。江戸近辺で漁業を営む許しを得て、徳川家にも魚介類を献上した。漁師たちは、上納して余った魚介類を幕府の許しを得た上で一般にも売り始めた。これが日本橋魚河岸の起源である。 関東大震災の発生により、市場が焼失した為築地への移転が決定し、ついに日本橋魚河岸300年の歴史は閉じられた。 現在跡地には石碑と、「龍宮城の住人である海の魚が、ことごとく日本橋に集まった」という意味を込めて、乙姫をイメージした像が置かれている。

日本国道路元標

慶長9年（1604）五街道の起点と定められた日本橋。明治時代に入ると橋の中央が全国の国道の起点と定められました。橋の車道中央には、当時の総理大臣・佐藤栄作による文字が刻まれたブロンズ製の元標が埋め込まれています。北西の橋詰め「元標の広場」には、そのレプリカ（複製）があります。

一石橋迷子しらせ石標

江戸時代に迷子を出すと探すのは難しく、親子が一生離れてしまうことも少なくなかった。そこで情報を集める掲示板のようなものが必要とされ、日本橋西河岸町の町人たちが資金を出し合い、安政４年（1857）に建てた。 迷子が出た場合は、特徴を記した紙をこの石に貼って情報のやり取りをした。

蘭学事始の地

中津藩奥平家の藩医で蘭学者でのあった前野良沢は、杉田玄白らと共にオランダ語の医書の翻訳に取り組み、安永３年（1774）「解体新書」を出版した。 当時の苦心の様子は、のちに杉田玄白が著した「蘭学事始」に詳しく書かれている。 この石碑のすぐ隣には、同じく中津藩出身の福沢諭吉が開いた蘭学塾発祥の跡地がある。塾はのちに慶應義塾大学へと発展した。

間新六供養塔

赤穂藩士の子として生まれる。江戸で浪人生活をしている時、松之廊下の刃傷事件が発生。父兄とともに仇討の義盟に参加する。 討入りでは、本懐を遂げて高輪泉岳寺へ引き揚げる途中、携えた槍に金子を結び付け、自身の供養料として築地本願寺の塀の中へ投げ入れたという伝説が残っている。