久米島観光でオススメの6スポットを厳選してご紹介します。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海で人気の「はての浜」や「ミーフガー」をはじめ、絶滅に瀕するウミガメを知る施設や、国指定重要文化財の旧家などの観光スポット情報満載!久米島の観光を楽しむ際は参考にしてみてください。
はての浜
「はての浜」は久米島の東5kmにある無人島にある、全長約7kmの3つにわかれている浜辺のひとつです。四方に広がるエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が特に美しいと評判のビーチスポットで、渡し船を使って行きます。送迎付きのパックツアーの船があります。
沖縄から飛行機で久米島へ行き、さらに船で渡らねばならないエリアで、沖縄本島のビーチに飽き足りない旅慣れた方にオススメです。白い砂は、壊れたサンゴや貝殻が長い長いときを経て磨かれ、石灰を分泌する藻類の影響なども受け、積み重なってできました。まさに自然がつくりだした奇跡の場所。
「はての浜」の上陸とシュノーケリングポイントへの案内がついたツアーをご紹介します。「はての浜観光サービス」が主催しており、大人7,500円、子ども5,500円です。サンゴや久米島にしかいない色とりどりの魚たちとの出会いがあります。どの季節に行っても魅力あふれるスポットです。
カップルからファミリーまでどなたでも楽しめて、お散歩するだけで、感動があるでしょう。
スポット詳細
- 名称:はての浜
- 住所:はての浜観光サービス 沖縄県島尻郡久米島町宇根1724-13 泊フィッシャリーナ内
- アクセス:
【車を利用する場合】
久米島空港から車で約25分 - 営業時間:コースによって、9:00 / 10:00 / 14:00 と出港時間が異なります。
- 定休日:天候などの影響で中止になることもありますので直接お問い合わせください
- 料金:
【白い砂浜、お散歩コース】フリープラン240分:大人5,500円 / 子ども4,500円 / 3才以下は無料
【白い砂浜、お散歩コース】フリープラン180分:大人4,500円 / 子ども3,500円 / 3才以下は無料
【白い砂浜、お散歩コース】フリープラン120分:大人3,500円 / 子ども2,500円 / 3才以下は無料
【はての浜海中お散歩コース180分】大人7,500円 / 子ども5,500円 / 3才以下は無料
その他コースは公式サイトをご確認ください。 - 公式サイト:https://inhatenohama.wixsite.com/hatenohama/blank-7
ミーフガー
「ミーフガー」は久米島の北側にある大きな穴が開いている巨岩で、「女性」という意味があります。久米島は、もともと火山列島の一部で岩石が多い土地です。大きく開いた穴の向こうには青い空と海が広がり、不思議な景観をつくりだしています。
陸側と海側で地質の異なる岩がつながっているのが奇跡的で、パワースポットが好きな人にオススメの場所です。久米島には、子宝に恵まれない女性が拝むことで子宝に恵まれたという古い言い伝えがあります。
岩と岩の間まで歩いていけますから、せっかく「ミーフガー」まで行かれた方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
スポット詳細
- 名称:ミーフガー
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠
- アクセス:久米島空港から車で約5分
- 料金:なし
- 公式サイト:https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/miifugaa-rock-formation
上江洲家
上江洲家(うえずけ)は、国指定重要文化財建造物で、1750年頃に建てられた琉球王朝時代の士族の家です。「石垣殿内」と呼ばれる屋敷構えで、周囲は立派な石垣になっています。上江洲家は具志川城主の末裔で、綿糸やお茶等の栽培を促進し土地に貢献。特に紬の製法の普及や貧民救済など多くの善行が知られています。
井戸やかまどなど、現在ではあまり使われていない道具から昔の様子をうかがえます。母屋や屋敷の周辺を歩けば当時の様子を感じます。訪れた場所の歴史を知れば、旅の醍醐味が増すでしょう。歴史好きの人には特にオススメのスポットです。
スポット詳細
- 名称:上江洲家
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町西銘816
- アクセス: 久米島空港から車で約11分
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:不定休
- 料金:高校生以上 300円 / 中学生 200円 / 小学生 100円 / 小学生未満 無料
- 公式サイト:https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/uezu-residence
畳石
「畳石」は久米島と海中道路でつながる奥武島(おうじま)の「国指定天然記念物」です。安山岩のマグマが海底近くで冷え固まりできた柱状節理の断面が露出した状態になっています。
亀の甲羅の形をした岩がおよそ1,000個以上も連なる様子が、畳を敷き詰めたようにも見え、古くから「畳石」と呼ばれています。干潮時に現れる「畳石」は長い年月をかけて波に洗われ、表面がなめらかになっており、滑りやすく注意が必要です。干潮時には、岩と岩の隙間に海へ戻りそこねた魚が見られることもあります。
海岸からはロケ地にも利用される美しいイーフビーチを眺められます。日本のほかの土地でも柱状節理は見られますが、歩ける場所は少ないです。地球がつくりだした見事なアートをカップルで踏みしめれば、良い思い出になるでしょう。
スポット詳細
- 名称:畳石
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武
- アクセス:
【公共交通機関を利用する場合】
久米島空港より久米島一周バス30分「イーフビーチ前」から徒歩約15分
【車を利用する場合】
久米島空港から車で約30分 - 公式サイト:https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/tatami-rock-formation
久米島ウミガメ館
「久米島ウミガメ館」は奥武島(おうじま)の「畳石」から徒歩約2分の場所にあります。「畳石」の観光と同時に立ち寄ることをオススメします。ウミガメは絶滅の危機に瀕している生物のため、保護を目的としてできた施設です。
ウミガメの現状を映像などで誰にでもわかるよう説明しています。大水槽を悠々と泳ぐウミガメを見物して楽しみましょう。アカウミガメやアオウミガメ、タイマイの子ガメが可愛らしく泳ぐ姿も見られます。
島内に住む子どもたちも自然環境を学ぶために訪れ、現状を説明すれば驚きの声が上がります。保育園の子どもも最初は怖がっていてもエサをあげるようになります。子どもたちにとって、めったにない貴重な体験になるでしょう。
スポット詳細
- 名称:久米島ウミガメ館
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170番地
- アクセス:久米島空港から車で約30分
- 営業時間:9:00~17:00(但し入館は16:30まで)
- 定休日:火曜日(但し火曜日が祝祭日の場合は営業します)
- 料金:大人300円 / 小・中学生200円
- 公式サイト:https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/umigamekan
おばけ坂
「おばけ坂」は久米島北部、久米島空港から西に15分ほど車で走ったところにある農道ですが、ただの農道ではありません。ミステリアスな体験が待っているのです。「おばけ坂」とはいっても幽霊が出るなどの不思議とは違います。
坂の途中で車をいったん停車し、ギアをニュートラルにしてブレーキを緩めます。すると、上り坂なのに車が勾配に逆らうように上って行くのです。これは、目の錯覚を引き起こす現象によるもので、国内でも数カ所しかない珍しい道路です。車の外に出て、ボールを転がすのもおもしろいでしょう。
ひとりで行くよりも仲間とみんなでわいわい楽しんでみてください。
スポット詳細
- 名称:おばけ坂
- 住所:沖縄県島尻郡久米島町字具志川
- アクセス:久米島空港から車で約15分
- 公式サイト:https://www.kanko-kumejima.com/archives/members/mistery-hill
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