【徹底解説】OPAM 大分県立美術館の魅力! 建築・イベント・割引情報などをまるっとご紹介

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大分県立美術館は、JR大分駅から徒歩15分、大分I.Cから車で10分のアクセスにある非常に便利な美術館です。大分ゆかりの作家によって手掛けられた作品を中心に企画展やコレクション展を開催しています。ガラス張りの開放的な建築デザインや館内のフリースペースなど、美術館になじみのない方も日常的に親しめる工夫が凝らされています。今回はそんな大分県立美術館の特徴や魅力をご紹介していきます。

大分県立美術館とは

大分県立美術館(OPAM)は、2015年4月にオープンした大分市の中心部にある美術館です。「出会いと五感のミュージアム」をコンセプトに大分のユニークな文化風土にちなんだ様々な企画展やコレクション展が開催されています。設計は、世界的に活躍する建築家・坂 茂(ばん しげる)氏。竹工芸をイメージさせる外壁と明るく開放感のあるガラス張りのデザインが特徴的です。

コレクション展と企画展

「豊後南画」の礎を築いた田能村竹田、伝統的な日本画にモダンな切れ味を与えた福田平八郎や髙山辰雄、大正から昭和にかけて彫刻界をリードした朝倉文夫など、大分が誇る約5,000点の所蔵品から厳選したコレクション展を楽しめます。また、年4回程度の企画展やワークショップなども開催されています。

入館無料のフリースペース

 

館内には、ミュージアムショップとカフェが併設された2層吹抜のアトリウムがあり、日常的に利用できる無料のスペースが設けられています。

ミュージアムショップ&カフェ

大分県内を中心とした事業者の方やアーティストとコラボレーションしたオリジナル商品が揃うミュージアムショップや、ランチやドリンクを楽しめるカフェも充実しています。自社農園で育った新鮮野菜や豊後牛をふんだんに使った安心・安全で身体にやさしいお料理を楽しめます。

大分県立美術館の営業時間と定休日

開館時間

【月曜日~木曜日・日曜日】10:00~19:00 
【金曜日・土曜日】10:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで

休館日

原則無休(館内点検等による臨時休館を除く)

大分県立美術館の料金

コレクション展

・一般 300円
・大学生、高校生 200円(学生証提示)
・中学生以下 無料
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※企画展は別料金

大分県立美術館の割引と前売り券

アソビューでは、大分県立美術館の割引クーポンを販売中。電子チケットを使ってお得に入館しましょう。


障害者割引
障がい者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料で入場できます。

JAF会員割引
JAF会員証を提示すると、割引料金で入場できます。

・一般 300円→250円
・大学生、高校生 200円→150円
・中学生以下 無料

大分県立美術館のアクセス!

【電車利用の場合】

JR「大分駅」府内中央口(北口)から徒歩15分

【バス利用の場合】

JR「大分駅」前7番乗り場から、大分交通バス 青葉台線(田室町経由)23番、24番/県立図書館線(田室町経由)3番/スカイタウン高崎線(西春日町経由)8番に乗車。「オアシスひろば前」下車徒歩すぐ。

【車利用の場合】

大分自動車道「大分IC」から車で10分

駐車場

・屋外駐車場(143台):24時間
・地下駐車場(107台(うち車いす用8台)):8:00~23:00

最初の30分以内 無料
30分を超え1時間以内200円 1時間を超え30分ごと100円
※ただし23:00~8:00は900円が上限

アートと人をつなぐ建築デザイン

美術館というと、なんだか堅苦しく敷居が高いというイメージはありませんか?閉鎖的な空間で入りにくく、絵についてもよく分からないため行く機会が少ないという方もいらっしゃるかもしれません。大分県立美術館は、そんな概念を覆す居心地の良さをいたるところに演出しています。


まずは、建築家・坂 茂氏によって手がけられた美術館の建物。「街に開かれた縁側としての美術館」がコンセプトの建築デザインは、日常的に人が集まる工夫が施されています。大分県の竹工芸をイメージさせる外壁と全面ガラス張りのデザインはまさに開放的。無料で利用できる2層吹抜のアトリウムの中には、ミュージアムショップやカフェが設けられ、日常的に誰でも利用できる空間が魅力です。

大分が世界に誇るコレクションの数々

「豊後南画」の礎を築いた田能村竹田、伝統的な日本画にモダンな切れ味を与えた福田平八郎や髙山辰雄、大正から昭和にかけて彫刻界をリードした朝倉文夫など、大分が誇る約5,000点の所蔵品から厳選したコレクションを楽しめます。

大分の近世美術・近代日本画・洋画・工芸・彫刻作品から、時代ごとに異なる世界観を目で見て体感できますよ。事前に予備知識を得て、来館時により深く作品を味わいたいという方は、公式ホームページの「収蔵品検索」がオススメです。好きな作家の作品を中心にリサーチするのも面白そうですね。

日本と世界、伝統とモダンが出会う展覧会

展覧会のコーナーでは、定期的に異なるアート展を開催しています。著名人の作品展をはじめ鉄道模型の展示会、ジブリの大博覧会、子供の美術展など小さな子供から大人まで楽しめる企画が満載です。

五感で楽しむ、参加型プログラム

大分県立美術館では、「五感で楽しむ」というコンセプトのもと、全身で美術を楽しむユニークな教育普及事業を行っています。誰でも気軽に参加できる創作アトリエや、直径8mの布をみんなで協力して膨らませる人気ワークショップなど、アートを身体全体で感じることができますよ。

目で見て楽しむ、情報コーナー

2階の情報コーナーには「目で楽しむブックギャラリー」として、独自に収集した書籍が展示されています。絵の具の素材となる鉱物や植物の図鑑、自然科学・大分の生活・日本人の心をテーマとした本など種類はさまざま。年に数回展示の入れ替えが行われているので、行くたびに異なる本と出会うことができます。木の温もり溢れるベンチに座って、のんびりと読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?

【開室日・開室時間】10:00 ~19:00(金・土曜日20:00まで)
【休室日】原則無休(展示替え・図書整理等により、休室する場合あり)

まったりくつろげるオシャレカフェ

アートでしっかり心を満たした後は、カフェでお腹も満たしましょう!café Charité(カフェ シャリテ)では、大分県久住高原の自社農園で育った新鮮野菜や豊後牛など体に優しい料理を思う存分堪能できます。

オススメは、「豊後牛100% シャリテ・ハンバーグステーキ」。肉汁がじゅわ~と溢れ出す贅沢な自家製ハンバーグをぜひご賞味ください。

また、建築家・坂 茂氏によって手がけられたインテリアデザインも見どころの一つです。坂氏の代名詞とも言える「紙管」が使用されており、家のリビングにいるかのような心地よい空間となっています。café Charitéに立ち寄った際は、ぜひ建築にも注目してみてくださいね。

【営業時間】11:00 ~17:00(ランチタイム 11:00~14:00)
【定休日】不定休(原則年中無休、臨時休業日あり)

 

1階アトリウムで休憩タイム

ドリンク片手に少し休憩したい!そんな時には、1階のカフェがオススメ。陽の光が差し込む明るいアトリウムで、こだわりのドリンクを楽しめますよ。美術館での待ち合わせに利用するのにもぴったりです。

【営業時間】10:30 ~ 19:00(金曜日・土曜日は20:00)
【定休日】不定休(原則年中無休、臨時休業日あり)

ミュージアムショップでお土産探し

「大分がグローバルに出会う、世界が大分に出会う」をコンセプトに、着るアート・遊ぶアート・食べるアートをテーマとした商品が販売されています。刺子織りや竹工芸を取り入れた大分の伝統を感じるコラボレーショングッズも、数多く取り揃えられているので旅行のお土産探しにもぴったりですね。

ちなみに、美術館オリジナルの手ぬぐいやショルダーバッグも人気です。

人々をひきつける、街と一体化した美術館

いかがでしたか?建物の外観をはじめ、展覧会やコレクション展、ワークショップ、ミュージアムショップ、カフェなど、いたるところに人々を引き寄せる、行きたくなるような工夫が施されていますよね。今まで美術に興味がなかった方も、大分県立美術館でアートの魅力に惹きつけられること間違いなしです。大分を訪れた際は、ぜひ温泉巡りとともにアートも楽しんでみてくださいね。

※掲載情報は2018年12月26日時点の情報です。

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