【徹底解説】秩父温泉 満願の湯の魅力とは!楽しみながら疲れを癒せる空間を紹介!

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「秩父温泉 満願の湯」ではお風呂に入ったり食事をしたりすることで楽しみながら疲れを癒すことができます。この記事では、そんな温泉施設「秩父温泉 満願の湯」をおすすめのお出かけスポットとして紹介します。秩父温泉 満願の湯のおすすめポイントの他、利用料金はどのくらいか、割引サービスやクーポンにはどのようなものがあるのかを解説します。加えて、営業時間、及び交通アクセスや駐車場に関しても詳細に情報を記載するので、この記事を読んだ上で秩父温泉 満願の湯へぜひ出かけてみましょう。

秩父温泉 満願の湯とは

秩父温泉 満願の湯は埼玉県秩父郡に位置する天然温泉を提供している施設で、奥長瀞の清流の音が聞こえ満願滝を一望できる場所にあります。様々な症状に効くとされる水素イオン濃度pH9.3の高アルカリの湯の他、風呂から見える絶景や工夫が凝らされた食事などがこの温泉の特徴です。満願の湯の起源は、西暦824年に起きた大干ばつで傷ついた人々や動植物を癒した温泉にあるとされ、こんこんと湧き出る源泉は今でもその豊富さを維持しています。

また、休憩場所としては大広間と個室の2種類が用意されており、個室では泊まることはできないものの自分の家族だけで心置きなくゆっくりとくつろぐことができます。さらに、「秩父札所34番・水潜寺」や「長瀞岩畳」といった観光名所にも近いため、気軽に日帰り旅行を楽しめます。

秩父温泉 満願の湯のお風呂

満願の湯は天然温泉施設であるため、やはりなんといってもそのお湯とお風呂がおすすめのポイントです。水潜寺の山ふところに地下数百メートルから湧出した良質な温泉水が満願の湯では使用されています。その泉質は単純硫黄泉及び冷鉱泉で、日本全国でも有数のpH9.3の高アルカリの湯は神経痛、疲労回復、慢性皮膚病などの色々な症状に効果があります。

お風呂は露天風呂と内風呂の2種類が用意されています。露天風呂は木々に囲まれ、清流と滝を眺めることができる場所にあることから、お湯の効能だけでなく視覚や聴覚からも癒しを感じられます。特に、満願滝は全ての露天風呂から見ることができ、その見た目の美しさとともに水が砕ける音も天然のBGMとして心地よいものとなっています。露天風呂には、「黄金の湯」、「宝登の湯」、「産の湯」の3種類がありますが、いずれも源泉100%で季節によって男湯と女湯が入れ替わる仕様になっています。黄金の湯は奥長瀞の渓流と満願滝を眼下に望める、総石造りの露天風呂となっています。また、宝登の湯からは長瀞にある宝登山が見られる他、大自然の中にある産の湯には、赤ちゃんが産まれた時に入る、俵をかたどった浴槽が用意されています。

一方、内風呂は窓から日本風の庭園が見える大浴場で、ジェットバスも備え付けられています。加えて、高温サウナも用意されており、水風呂と合わせて利用することで血行を促進する効果が期待できます。なお、内風呂と水風呂も露天風呂と同様に源泉100%です。

工夫の凝らされた料理

満願の湯は単に温泉に入ることができる施設というだけではなく、料理も提供しておりそのメニューは秩父郷土のものから季節限定のものまで合わせて30以上にも及びます。秩父特産のものを使ったメニューの一つが「秩父元祖黄金めし」です。この料理は、慶運5年に日本初の銅が秩父の地域から朝廷に献上された際に、朝廷への一行が携えていた黄色いキビめしを天皇が黄金の飯だと言って褒め称えたという逸話にちなんでいます。秩父で収穫されたアワ・キビ・クリ等を温泉水で炊いた郷土料理となっており、満願の湯でしか食べることができません。

その他にも、様々な秩父の郷土料理を満願の湯では味わえます。例えば、焼くと味噌の香ばしいかおりがする、秩父の名物として人気が高い「豚の味噌漬け」は「豚味噌漬焼定食」や「秩父豚味噌丼」として満願の湯で食べることができます。また、秩父伝統のおやつである「小昼飯」も「味噌ポテト串」や「味噌おでん」の形で提供されており、素朴な味わいで人気があります。季節限定メニューとしては満願天然水で作った氷を極限まで薄く削ったかき氷があり、4月~10月の期間であれば食べられます。メニューによってはお土産用の商品もあり、気に入ったものがあれば家でも味わえます。

さらに、満願の湯では宴会を行うことも可能です。その際の食事は専用のメニューが用意されており、四季折々の満願の湯特製料理が出されます。最少人数は4名から、最大では100人程度規模の宴会を行うことができ、親戚同士の集まりから友達との会合まで幅広い用途に対応しています。

ゆっくりとくつろげる部屋

満願の湯では温泉に入った後ゆっくりと疲れを取ることができるように大広間と個室の2種類の部屋が用意されています。それぞれの部屋は純和風の造りとなっており、お風呂上がりの休憩の他に食事や宴会の際にも利用することができます。

個室としては「石庭の間」、「城峯山の間」、「三峯山の間」という3種類の部屋が用意されています。まず、石庭の間は和室10畳でその名の通り石庭が付いている部屋で、優雅な庭とその背後にある山々の調和を楽しむことができる作りです。次に、城峯山の間は和室15畳の広々とした個室で16名までの人数で利用できます。そして、三峯山の間は和室10畳でテラスが備え付けられているため、大自然の四季折々の表情を眺められます。なお、個室の利用2時間以上からで有料となっており、事前に電話での予約が必要です。

満願の湯には1階と2階のそれぞれに大広間があります。1階の大広間は満願の間と呼ばれていて、風呂上がりの待ち合わせ及び食事や休憩の場所として使われます。一度に120名までの人が同時に利用可能です。2階の大広間は、「宝登山の間」、「皆楽山の間」、「美の山の間」の三つに分かれており、30名~100名の人を収容できます。2階にある大広間は、食事や各種宴会の際に立ち入ることができます。

満願の湯独自のイベント

満願の湯では、温泉や食事を提供する他に独自の催し物も開催しています。その一つが「クリスマスカラオケ大会」です。このイベントは満願の湯では毎年恒例のものとなっており、参加者が仮装してカラオケで歌います。参加料金はかかりますが、その料金に入館1日フリータイムと食事がついています。また、仮装が目立った人やカラオケ大会の際に併せて行うビンゴ大会で上位の人には景品を送るなどサービス精神の溢れるものだと言えるでしょう。

さらに、毎年4月の始めの時期には「春まつり」と題した催し物も行なっています。この春まつりでは満願の湯の利用者も参加できる餅つきの他、つきたて餅や豚汁、地酒の催事販売が行われます。餅つきには子供も参加できるので、家族連れにはぴったりのイベントです。その他に、登山・ハイキングを行うにも満願の家は最適な場所にあり、満願の湯でも年に2回ハイキングのイベントを開いています。代表的なコースは破風山から札立峠を通り水潜寺を訪れた後満願の湯に至るコースで、登山及びハイキングでかいた汗を満願の湯のお風呂で流せます。

他の観光スポットに近いことも満願の湯をお勧めできるポイント

満願の湯の素晴らしさは単にお風呂やお湯が優れているということだけにはとどまりません。秩父の伝統ある場所に立地していることも同施設の魅力的な要素の一つだと言えます。なぜなら、満願の湯は休憩所的な性格を持っているため、他の観光地を回った後食事をしたりお風呂に入ったりして疲れを癒すことができるためです。周辺の観光地としては、水潜寺や寶登山神社などの寺社や長瀞岩畳を含む荒川一体の自然が代表的なものとして挙げられます。

満願の湯オリジナル商品を取り扱っている

満願の湯では、満願の湯ならではの商品をいくつか販売しています。そのうち代表的なものの一つが「満願水」です。この製品は、満願の湯で使用されている温泉を飲料用としたもので、ペットボトルに入れられて販売されています。ほんのりとした甘みがありつつもすっきりとした口当たりとなっており、現代人に不足しがちなミネラル成分を多く含んでいてそのまま飲む他にも、料理や水割りにも向いています。500ミリリットルと2リットルの2種類の大きさがあり、満願の湯の売店やインターネット通信販売で手に入れることができます。

また、飲料品として利用できる満願水以外に浴用の源泉水も販売しているところが満願の湯のユニークなところです。源泉水は満願の湯で温泉水をまったく処理をせずにそのまま提供しているもので、これがあれば自宅でも満願の湯のお風呂を味わうことができます。この源泉水は満願の湯源泉所(温泉スタンド)という場所において、20リットル当たり100円で販売されています。

他にも、満温泉水を原材料に使用したお菓子である「満願まんじゅう」や「満願水ゼリー」や主要成分を温泉水としている化粧品の「うるるの泉満願」などのオリジナル商品が展開されています。特に、うるるの泉満願は女性客のみならず男性客にも人気となっていて売り切れとなるほどです。さらに、 満願の湯の起源でもある観音霊験記をモチーフにしたバスタオルである「満願オリジナルバスタオル」など実用的に使えるものも取り揃えています。

秩父温泉 満願の湯の料金

日帰り入館料大人(中学生以上)

  • 平日1日:800円
  • 平日17時~:600円
  • 土・日・祝祭日3時間:900円
  • 土・日・祝祭日1日:1,000円

日帰り入館料子ども(3歳~小学生)

  • 平日1日:400円
  • 平日17時~:300円
  • 土・日・祝祭日3時間:450円
  • 土・日・祝祭日1日:500円
    ※3時間以上は1時間増す毎に100円追加
    お正月(1/1~1/3)、ゴールデンウィーク(4/29~5/5)、お盆(8/13~8/16)は平日であっても土日料金

部屋の利用料

個室

  • 1時間:2,000円
  • 2時間:3,000円
  • 3時間:4,000円
    ※以降、1時間ごと1,000円増し

大広間:無料

宴会料理(入館料込み)

3,500円と4,500円コースの2種類あり

  • 冬限定の鍋コース:4,500円
    ※キャンセルする場合、キャンセル料がかかる

手もみ処「なごみ」(マッサージ)

からだ全身コース料金

  • 20分:2,000円
  • 40分:3,500円
  • 60分:5,200円

足裏・足つぼコース料金

  • 20分:2,000円
    ※その他、お得なセットコースもあり

秩父温泉 満願の湯の営業時間

  • 通常営業時間:午前10:00~午後9:00(最終入館受付:午後8:30)
  • お食事ラストオーダー:午後8:00
  • 定休日:年中無休
    ※6月頃に年1回機械整備の為3日間休館あり

秩父温泉 満願の湯のアクセス

バスを利用する場合

  • 秩父鉄道「皆野駅」から皆野町営バス日野沢行きで15分「秩父温泉」下車

タクシーを利用する場合

  • 秩父鉄道「皆野駅」から「満願の湯」まで約15分

車を利用する場合

  • 関越自動車道花園I.Cから140号で秩父方面へ約30分

無料送迎

  • 秩父鉄道「皆野駅」、「長瀞駅」周辺より無料送迎あり
    ※電話にて予約が必要

満願の湯の駐車場
駐車場詳細
名称:満願の湯駐車場
住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4000
駐車台数:約200台、大型バス可
料金:無料

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