【徹底解説】森アーツセンターギャラリーの魅力とは!ジャンルにこだわらない美術館

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六本木ヒルズの52階にある美術館森アーツセンターギャラリーは、企画展に特化している点が特徴的です。企画展が開催されている期間中は作品のファンで賑わっています。アニメやファッションなどのサブカルチャーに加え、世界的な人気を持つ映画や日本を代表する画家の企画展も多く開催され、最新の文化にも歴史にも触れられる美術庵と言えるでしょう。この記事では、そんな森アーツセンターギャラリーの施設に関する情報やおすすめポイントを紹介します!

森アーツセンターギャラリーとは

森アーツセンターギャラリーは六本木ヒルズの52階にあります。国内外の企業とコラボレーションし、様々な企画展を行っています。森アーツセンターギャラリーで開催されている企画展はジャンルにとらわれないのが特徴です。例を挙げると、2018年には「カードキャプターさくら展」「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展」をはじめとするアニメ・漫画に特化した企画展や、世界でも最高峰と言われるヴァイオリン・ストラディヴァリウスを展示する「ストラディヴァリウス 300年のキセキ展」が開催されました。このように、通常の美術館とは違って1つの作品の展示会期間展示物の入れ替えが行われ、定期的に展示物の内容が変わる点が森アーツセンターギャラリーの魅力です。

アニメ・ゲーム・漫画好きにおすすめの美術館

森アーツセンターギャラリーでは様々なジャンルの企画展が開催されていますが、特に多いのがアニメ・ゲーム・漫画関連の企画展です。過去に企画展が開催された作品は、「ジョジョの奇妙な冒険」や「ONE PIECE」など週刊少年ジャンプ関連作品や、ドラえもんやハローキティなど世界的な人気を誇る日本のキャラクター作品が挙げられます。原画をはじめとする作品の歴史に触れられるため、ファンにはたまらない企画展でしょう。
ただ、人気が高い作品の企画展では人が多くてゆっくり1つの作品を鑑賞できないことも多いです。そのため、事前に企画展で展示されている作品をチェックしてある程度お目当てのものを確認した上で訪れると良いでしょう。また、休日や企画展の最終日は混雑しやすいです。ゆっくり展示物を楽しむためにも、なるべく早めの時間や平日を狙って訪れると混雑を避けてゆっくり展示物の鑑賞ができます。

また、企画展によっては音声ガイド付きのチケットが販売されていることもあります。作品に関する解説を聞きながら展示物を鑑賞すればより深く作品の世界観に浸れるでしょう。料金を上乗せする必要がありますが、詳しい解説が聞けるのでおすすめです。
もちろんアニメ・漫画・ゲーム以外の企画展も多数開催されています。その他にも、マリーアントワネットなど歴史的に有名な人物に関連する展示も頻繁に行われており、学ぶことを目的として森アーツセンターギャラリーを訪れるのも楽しいです。

コラボメニューで作品の世界観を楽しもう

企画展が開催されている期間中、作品とコラボレーションしたメニューが販売されることが多いです。コラボメニューは森アーツセンターギャラリーと同じ52階にある東京シティビュー内の「Cafe THE SUN」にて楽しめます。こちらのカフェは森アーツセンターギャラリーのチケットだけでなく、森美術館・東京シティビューのチケットでも利用できます。もし、森美術館・東京シティビューの年間パスポートを持っていて、企画展に既に訪れたのであれば年間パスポートでも入場可能なので安心です。作品とコラボしたメニューは個性的なものばかりでインスタ映え間違いなしと言えるでしょう。企画展に訪れた記念にコラボメニューを注文し、企画展の感想を友人と語り合う人も多いです。

また、Cafe THE SUNではコラボメニューだけでなく通常メニューも取り扱っています。主にサンドウィッチやパスタなど手軽に食べられるメニューが中心となっており、小腹が空いたときの休憩所としても便利です。美術館内にあるカフェということもあり、Cafe THE SUNは芸術鑑賞ができる点も魅力と言えます。現代芸術に特化した森美術館のコンセプトに合わせたアートが展示されており、ローラン・グラッソなど有名芸術家のアートを鑑賞しながら食事ができます。
特に、Cafe THE SUNでおすすめなのは窓際の座席です。東京シティビューのチケットを持っていなくても唯一景色が眺められる場所であるため、この座席が取れればかなりお得でしょう。高さ52階から眺める東京の景色は絶景と言えます。

限定ショップでお買い物!

企画展の最後には限定ショップがあり、森アーツセンターギャラリーでしか買えない限定グッズもたくさんあります。入場チケット1枚に対して1回しか会計ができないため、じっくり考えて購入しましょう。ただ、人気が高いイベントの場合、店内が混雑していてなかなか店内の商品を見て回れない可能性もあります。そんな場合に備えて、企画展の公式サイトに限定ショップで販売されている商品を確認し、どれを購入するか決めた上で行くと良いでしょう。また、人気商品に関しては売り切れていて入荷未定の状態になっていることも多々あります。そのため、売り切れる可能性があるものが欲しい場合にはなるべく早めに訪れるのがおすすめです。

展望台・美術館を楽しむのもおすすめ

六本木ヒルズの展望台がある52階にのぼる機会はあまりないでしょう。そのため追加料金が発生しますが、せっかくなのでチケットを購入して展望台・美術館を楽しむのもおすすめです。六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」は高さ250メートルから東京を眺められます。360度自由に眺められるため、色々な顔を持つ東京の景色を楽しめます。

東京シティビューの52階部分にあたる「スカイギャラリー」は3つのエリアに分かれています。スカイギャラリー1は東京スカイツリーやお台場方面で、運が良ければディズニーランドの花火も見えます。スカイギャラリー2は恵比寿・横浜方面で都会的な雰囲気が特徴的です。天気が良いと富士山も見えることから、カメラを持参して富士山を撮影して帰る人もいます。そして、スカイギャラリー3は新宿・渋谷方面です。こちらのエリアは高層ビル群が特徴的で、特に夜はビル群の夜景がきれいでデートにも良いでしょう。春や秋には代々木公園が見えることからお花見も楽しめます。なお、追加料金を払えば屋上展望台「スカイデッキ」も利用可能です。
さらに、東京シティビューのチケットを持っていると東京シティビュー内にあるレストラン「THE MOON」も利用できます。THE MOONでは夜景を眺めながらオシャレなフレンチが堪能できるため、少し贅沢をしたい時におすすめです。

それに加え、東京シティビュー内でも様々なアニメや企業とコラボレーションした企画展が開催されています。過去には「マーベル」「藤子不二雄(A)」などの企画展が開催されており、アニメや漫画の企画展目当てで森アーツセンターギャラリーを訪れるならこちらもチェックするのがおすすめです。プロジェクションマッピングなど最新技術を使い、東京の景色と作品の世界がマッチして新感覚の展示が楽しめます。

また、六本木ヒルズの53階にある森美術館も東京シティビューと同じチケットで利用できます。森美術館は現代芸術をテーマとした美術館で、アジア・日本の若手アーティストに特化した展示が行われています。通常の展示に加えて常に様々な企画展も開催されており、何度訪れても飽きません。

六本木ヒルズ内はお店が充実

六本木ヒルズは六本木のランドマークとも言える商業施設です。ファッションやグルメなど色々なジャンルのお店が入っており、六本木ヒルズ内だけで1日中楽しめます。六本木ヒルズ内に入っているお店はオシャレな街六本木にふさわしいオシャレなお店が多いです。TSUTAYAもビル内にありますが、店内にソファが設置されてゆったり過ごせるデザインになっています。約45,000冊の書籍・雑誌を取り扱っており、品揃えは六本木周辺の書店の中でもトップクラスです。TSUTAYA内にはスターバックスコーヒーも入っているので、企画展に関連した作品の本をTSUTAYAで購入し、軽く企画展の予習をしてから森アーツセンターギャラリーへ向かうのも良いでしょう。

また、六本木ヒルズ内にはTOHOシネマズ六本木ヒルズもあります。森アーツセンターギャラリーへ行く前後に映画を観るのも良いでしょう。TOHOシネマズ六本木ヒルズでは話題の作品を中心に常に10作品程度の上映が行われています。

そして、六本木ヒルズは飲食店も充実しています。お店のジャンルも色々あり、オシャレな街六本木ならではのオシャレなグルメが食べられます。価格帯も幅広く、お手頃価格のお店から少し贅沢をしたいときに良いお店まであり、予算に応じて食事ができます。
それ以外にも、ショッピングをしたり、六本木ヒルズ内をお散歩したり色々な過ごし方が可能です。森アーツセンターギャラリーは混雑していると入場までに待ち時間が発生することもあります。そんなときに六本木ヒルズでの時間の潰し方を知っていると待ち時間も退屈せずに楽しめるでしょう。

森アーツセンターギャラリーの料金

森アーツセンターギャラリーの入館料は開催されている展覧会によって異なります。事前にイベントの公式サイトにて入館料を確認しましょう。

森美術館・東京シティビューの入場料

  • 一般:1,800円
  • 高校生・大学生:1,200円
  • 4歳~中学生:600円
  • 65歳以上:1,500円
  • 3歳以下:無料

東京スカイビュー屋上スカイデッキの入場料

  • ・高校生以上:500円
  • ・4歳~中学生:300円
  • ・3歳以下:無料

森アーツセンターギャラリーの割引クーポン

森ビルグループ施設優待サービス

森ビルの中にある会社で働いていて、六本木ヒルズなどで発行できるヒルズカードを持っている場合のみ、「OFFICE LIFE PROGRAM」に加入できます。このOFFICE LIFE PROGRAMの申し込み方法は、ヒルズカードを発行したあとにOFFICE LIFE PROGRAMの公式サイトにてベネフィットシールの申請をし、会社に届いたベネフィットシールをヒルズカードに貼るだけです。また、毎年ベネフィットシールは更新が必要なため、忘れずに更新しましょう。
なお、ヒルズカードはクレジット機能付きと通常のヒルズカードの2種類が用意されています。クレジット機能付きを選ぶと、六本木ヒルズの駐車場料金が毎回2時間無料になることからクレジット機能付きがおすすめです。

このOFFICE LIFE PROGRAMでは六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど様々な森ビルが運営する商業施設の割引サービスが受けられます。

森アーツセンターギャラリーにおいても、優待割引料金で入館できてお得です。ただ、イベントによっては割引が適用されなかったり、割引される金額が異なったりするため、事前に確認した上で利用しましょう。

森アーツセンターギャラリーの営業時間

通常営業時間

  • 10:00~20:00
    ※最終入館時間19:00

定休日

イベントが開催されている期間中は無休で運営されています。イベントが開催されていない期間中は入場できません。

森美術館の通常営業時間

  • 10:00~22:00
    ※最終入館時間は21:30です。
    ※火曜日のみ17:00閉館、最終入場時間16:30となっています。

森美術館の定休日

  • なし

東京シティビュー屋内展望台の営業時間

  • 10:00~23:00
    ※最終入場時間は22:30です。
    ※金・土曜と休前日は25:00まで、最終入場時間は24:00となっています。

東京シティビュー屋内展望台の定休日

  • なし

東京スカイビュー屋上スカイデッキの営業時間

11:00~20:00
※最終入場時間は19:30です。

森アーツセンターギャラリーのアクセス

公共交通機関を利用する場合

  • 東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅から徒歩約6分
  • 東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅から徒歩約15分
  • 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅から徒歩10分
  • バス停「EXシアター六本木前」からバスで徒歩約5分

車を利用する場合

  • 首都高速都心環状線「飯倉IC」から約10分
  • 首都高速3号渋谷線「渋谷IC」から約10分
  • 国道1号線「霞が関IC」から約10分
  • 首都高速4号新宿線「外苑IC」から約15分
  • 首都高速都心環状線「芝公園IC」から約5分

森アーツセンターギャラリーの駐車場

駐車場詳細
名称:六本木ヒルズ駐車場P・P1〜P12
住所:東京都港区六本木6-10-1
営業時間:24時間営業
※P1およびP5の入庫可能時間は7:00~21:00(P5のみ、金・土・祝前日は21:00~7:00も入庫可能)
駐車台数:2,762台
基本料金:P・P1~P12駐車場 300円/30分(600円/時間)
※P3は料金が異なります。
1日料金:3,000円/日、割引有
※24時間以上の駐車は、通常料金(P・P1~P10駐車場:300円/30分、P11・P12駐車場:100円/10分)が加算されます。
割引:・美術館や東京シティビューのチケットをご購入の際、チケットカウンターで駐車券を提示すると、1,000円=1ポイントが加算されます。5ポイント以上で、駐車料金が割引になります。
   ・六本木ヒルズ内で5,000円以上のお買い物をした場合は2時間、10,000円以上の場合は4時間、30,000円以上の場合は24時間駐車料金が無料になります。
   ・ヒルズカードMasterCardを持っている場合、精算時に駐車券挿入後にヒルズカードを入れると駐車料金が2時間無料になります。※P4・P6~P8は特定車両専用駐車場です。

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