【徹底解説】国立備北丘陵公園の魅力とは!基本情報から見どころまで一挙にご紹介!

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広島県庄原市にある国立備北丘陵公園は「見る」「遊ぶ」「食べる」「体験する」の4つのテーマを持った中国地方唯一の国立公園です。色々なレジャーが安価で楽しめることから幅広い世代に愛されています。1991年から工事が開始され、21年の歳月をかけて完成した340ヘクタールという広さは広島県トップクラスでしょう。そのため、国立備北丘陵公園の過ごし方は色々あります。そこでこの記事では、国立備北丘陵公園の施設情報やおすすめポイントを紹介します。

国立備北丘陵公園とは

国立備北丘陵公園は1985年に発案された庄原市の都市計画によりつくられた公園です。340ヘクタールという広島県最大級の規模を誇る公園であり、1991年に工事が開始してから完成するまでに21年の歳月を要しました。2012年には来場者が700万人を超え、広島県を代表するレジャースポットとなっています。

国立備北丘陵公園は、中の広場・ひばの里・花の広場・大芝生広場・つどいの里・みのりの里・いこいの森の計7つのエリアで構成されております。そして、4つのテーマである「見る」「遊ぶ」「体験する」「食べる」を色々なエリアで体感できます。

また、公園内では四季に合わせたイベントも開催されていて、イベントの時期は観光客で賑わいます。特に、約1.5ヘクタールの敷地が花で埋め尽くされる花の広場は圧巻でインスタ映えスポットとしても注目を浴びています。

さらに、国立備北丘陵公園はレジャースポットに加えて、有名アーティストがコンサートをする大型野外コンサート会場としても有名です。コンサート会場となるのは大芝生広場で、最大4万人を収容できます。

季節に合わせたイベントが盛りだくさん

国立備北丘陵公園では季節に応じたイベントを開催しています。例えば、春に開催される「春まつり」は国営備北丘陵公園の花の広場で開催されます。毎年4月中旬から1ヶ月程度開催され、約15000平方メートルの敷地に約100万本のサクラ、チューリップ、パンジーなど春が旬の花が植えられてとてもきれいです。花は絵柄になるように植えられており、近くで見るだけでなく上からお花畑の全体図を見て楽しむのも良いでしょう。

夏休み中には「備北夏祭り」が開催されます。夏祭りは体験イベントが多く、カナディアンカヌーやツリークライミングなど体を動かして遊んだり、ひまわりの切り花体験をしたり、夏休みの自由研究に人気です。また、水遊びコーナーなど、小さい子供が水遊びを楽しめるエリアも公園内に登場します。そのため、夏祭りが開催されている期間中は小学生以下の入園料が無料ということもあり、小学生以下の子供がいる家族連れが多いです。

秋には、コスモスとジニアがそれぞれ100万本ずつ植えられた景色がきれいな「秋まつり」が開催されます。秋まつりのコスモスコレクションは全国から観光客が集まるほど有名で、100品種、約100万本のコスモス畑は絶景です。レジャーシートを広げて寛げるスペースもあり、レジャーシートとお弁当を持ってピクニック気分で訪れるのも良いでしょう。

そして、冬には「備北イルミ」が公園内で行われ、毎年家族連れやカップルで賑わっています。イルミネーションは主に「中の広場」「ひばの里」「花の広場」の3か所で行われているため、イルミネーション期間中は中入口から入場するのがおすすめです。自然に囲まれた国立備北丘陵公園ならではの自然と調和したイルミネーションが楽しめます。

ゆったり過ごせる公園

国立備北丘陵公園は見るだけでも楽しめる公園です。花の広場では春・秋にイベントが開催されています。広大な敷地に広がるお花畑は絶景と言えるでしょう。この時期は観光客でかなり賑わいますが、イベントが開催されていない時期でも花の広場はその時期の旬の花が咲いていてゆったり過ごせます。夏にはヒマワリやアジサイ、冬には冬咲き牡丹が咲いており、イベント開催時以外は利用客も少なくてゆったり過ごせるため、イベントの期間外を狙って訪れるのもおすすめです。

花の広場はお花畑の中にいるメルヘンな気分を味わえるのが魅力と言えます。ただ、花は絵柄になるように配置されていることから、全体像が見たい人も多いでしょう。そんな人におすすめなのが花の広場の中心にある「花の展望台」です。花の展望台からは花の広場の全体像が見えて写真を撮って楽しめますし、椅子が設置されていることからちょっと休憩をするのも良いでしょう。

また、国立備北丘陵公園では食事もできます。中の広場に「中の茶屋」という和風のお食事処があり、広い敷地を移動して疲れた時の休憩所に良いでしょう。特に、中の茶屋でおすすめなのがうどんです。しくらめんという珍しい麺を使っており、つるっとのどごしの良い食感で疲れているときもぺろりと完食できてしまいます。ただお昼時には混雑することから、お昼のピーク時は避けるのがおすすめです。

国立備北丘陵公園の中の広場にはバーベキュー場もあります。A4・A5ランクの広島和牛のバーベキューはとても贅沢でしょう。しかも、手ぶらでバーベキューが楽しめる点も便利と言えます。なお、自分たちで食材を持ち込んでバーベキューをしたい際には、みのりの里と大芝生広場の2か所にバーベキューサイトがあるため安心です。ただ、バーベキューをするには予約が必須であり、忘れないようにしましょう。

国立備北丘陵公園は遊びも充実

国立備北丘陵公園では子供向けの遊具もたくさんあります。その数は計70種類以上です。大芝生広場とつどいの里に遊具が設置されていることから、中入口から入場すると良いでしょう。

中でも、大芝生広場に設置されている大型複合遊具「きゅうの丘」は子供だけでなく大人も本気で遊べるのが魅力です。ジェットローラースライダーや秘密基地など色々な遊具がドッキングされていて簡単なアスレチック感覚で遊べます。また、少し奥に進むと林間アスレチックもあります。林間アスレチックをすべてクリアするには2時間以上の時間を要するほどで、アスレチックをクリアするための知力と体力が試されることから小学生以上の子供に人気です。もちろんアスレチックの中には小さい子供が遊べる遊具もたくさんあるため、子供がまだ小さいのであれば難しい遊具を飛ばして遊ぶと良いでしょう。

さらに、大芝生広場は芝生が広がっていて、コンサートなどイベントが開催されていない日は芝生でも遊べます。バドミントンなどを持ち込んで遊ぶのも良いですし、寝転がってひなたぼっこをするのもおすすめです。広場の近くにあるクラブハウスではグローブ・ボールを無料で貸し出してもらえることから、キャッチボールもできます。なお、芝生エリアの端には芝滑りが楽しめるちびっこゲレンデもあります。段ボールやそりで暖かい時期に遊べて小さい子供に人気です。

そして、中の広場の、「きゅうの森」にある遊具はきゅうの丘にある遊具よりも少し難易度が高かったり、段差が大きかったりするため、小学生くらいの子供向けと言えます。巨大トランポリンや全長35メートルのターザンロープなど珍しい遊具が揃っていて子供たちのテンションが上がること間違いなしでしょう。

スポーツで運動不足を解消!

国立備北丘陵公園では様々なスポーツが楽しめます。
中でも、子供に人気が高いのがツリークライミングとディスクゴルフです。ツリークライミングは予約が必要なため、特に混雑しやすい無料開放日などには早めに予約を済ませましょう。また、開催日に関しても不定期なことから事前に公式サイトで開催日を確認するのがおすすめです。

木登りは落ちたときの怪我が心配ですが、ツリークライミングではしっかりロープを結んで遊ぶので思いっきり木登りが楽しめます。高さ10メートル以上の木に登れる上に、インストラクターから本格的な指導を受けられ、親子で参加する人も多いです。

一方、ディスクゴルフは開園時間から閉園1時間時間前まで受け付けを行っています。ルールはじゃんけんでディスクを投げる順番を決め、全員がディスクをゴールに入れられたら次のホールに進むというシンプルな遊びです。利用料金がかからず、なおかつ小さな子供でも楽しめます。

ツリークライミング・ディスクゴルフ以外にも国立備北丘陵公園は遊べるスポーツが充実しています。大人からはグラウンドゴルフやノルディックウォーキングなどが人気です。有料ではあるもののグラウンドゴルフに関してはクラブ・ボールの貸し出しも行っていて手ぶらで遊べる点が良いでしょう。さらに、カヌーなど季節限定で遊べるスポーツもあることから、国立備北丘陵公園の公式サイトを確認した上で訪れるのがおすすめです。

体験イベントがたくさん!

国営備北丘陵公園はお金をかけずに楽しめる点が魅力です。しかし、少し予算を上乗せして体験イベントに参加し、貴重な体験をしてみるのもおすすめです。

特に、夏祭り期間中にいこいの森に登場する「カブトムシドーム」は毎年夏休み中の子供たちで賑わっています。縦24メートル、横13.5メートル、高さ9メートルのドームの中でカブトムシやクワガタと触れ合えるイベントで人気です。それ以外にも、七夕限定の丈を使ったおもちゃ作りや秋限定の月見団子づくりなど、子供たちにとって貴重な体験となるような季節のイベントがたくさん開催されており、時期によって内容も異なるため、何度参加しても飽きません。

また、国立備北丘陵公園は通年で参加できる体験も充実しています。そば打ち体験や陶芸体験など子供だけでなく大人も楽しめる体験が多く、親子で参加して楽しむのも良いでしょう。

敷地面積は東京ドーム72個分!

国立備北丘陵公園の敷地面積は東京ドーム72個分の約340ヘクタールです。かなり敷地が広いため、丸一日を過ごしても園内をすべてまわるのは難しいでしょう。そこでおすすめなのがレンタルサイクルです。北入口と中入口の計2か所にサイクリングセンターがあり、ここで自転車を借りられます。大人用と小中学生用の2種類が用意されていて、自転車に乗ってゆったり景色を眺められる上に移動も快適です。小さい子供がいる場合は幼児用補助椅子付き自転車が用意されています。こちらを利用すると良いでしょう。子供を後ろに乗せる場合は少し料金が高くついてしまいますが、電動自転車なので快適です。

もちろん自転車は持参することもできます。ただ、持参した自転車はサイクリングコースしか走れません。また、補助輪付きの自転車は持ち込み禁止となっています。子供が補助輪なしの自転車にまだ乗れない場合は自転車の後ろに乗せましょう。
サイクリングコースの長さは約6.7キロメートルとかなりの距離になっています。そのため、自転車に乗って思う存分汗を流したい時におすすめです。

国立備北丘陵公園の料金

一般入園料金

  • 大人:450円
  • 中学生以下:無料
  • 65歳以上:210円

年間パスポート

  • 大人:4,500円
  • 65歳以上:2,100円

国立備北丘陵公園の割引クーポン

無料入園日

国立備北丘陵公園では毎年春に開催される「備北花ピクニック」と秋に開催される「秋祭り」期間中にそれぞれ2日無料で入園できる日があります。その年によって無料入園日は変わるため、インターネットなどで事前に日程を確認しましょう。
また、敬老の日は65歳以上の入園料が無料になります。

  • 大人:通常450円→無料
  • 65歳以上:通常210円→無料

団体割引

小学生以上の方20名以上で入園する場合に団体割引が適用されます。

  • 大人:通常450円→290円

国立備北丘陵公園の営業時間

通常営業時間

  • 9:30~17:00

※閉園時間は季節によって変動します。7月1日~8月31日の間は18:00、11月1日から2月末日は16:30です。
※最終入園時間は閉園の1時間前までとなっています。

休園日

  • 毎週月曜日、12月31日、1月1日
    ※月曜日が祝日の場合は火曜日が休演日になります。
    ※備北花ピクニック・夏祭り・コスモスピクニック・イルミ期間中は休演日に関係なく毎日開園しています。"

国立備北丘陵公園のアクセス

公共交通機関を利用する場合

  • JR芸備線「七塚」駅から徒歩約20分
  • 備北交通バス停「広島バスセンター」からバスで約2時間5分

車を利用する場合

  • 中国自動車道「庄原IC」から約5分
  • 中国横断道「三次東JCT・IC」から約15分

国立備北丘陵公園の駐車場

名称:国立備北丘陵公園駐車場
住所:広島県庄原市三日市町4-10
駐車台数:2,460台
料金:310円/日、割引有
※国立備北丘陵公園の年間パスポート・各障害者手帳を提示した場合は駐車料金が無料です。"

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