箱根園水族館日本一標高の高い場所にある水族館の魅力に迫る！

芦ノ湖や世界の川・湖の魚が大集合！「淡水館」

芦ノ湖に棲むニジマスをはじめアマゾン川など、世界中の川や湖から集めた生き物たちが暮らしている淡水館。洞窟にいる魚やユニークな姿の魚など、めずらしい魚たちに会えます。海の生き物とは違う淡水魚の魅力を箱根園水族館で見つけてみてください。

芦ノ湖に棲んでいる魚が展示されています。

ニジマスはアメリカ原産のサケ科の魚類で、日本ではルアー釣りの対象としても有名です。国内で養殖が行われ釣りを目的とした河川へ放流しています。

洞窟に棲んでいる魚や見た目がユニークな魚など、珍しい魚を見学できます。

今では希少な日本産淡水魚が展示されています。

関東より西にある河川の中流域から下流域、湖沼に分布していました。今は鮎やフナの放流に紛れながらも、全国各地で確認されています。食性は草食性の強い雑食。属名のZacco（ザッコ）は日本語の雑魚（ザコ）が由来です。

国内の河川の上流域から下流域に幅広く分布しているのがウグイです。一生を淡水で生活する淡水型と、一度海にくだる降海型の2種が存在します。学名のhakonensis（ハコネギセル）は芦ノ湖からイギリスに持ち帰った標本を基に名付けられました。

以前は朝鮮半島の南部や、西日本の河川のみに分布していました。今では東京・愛知・滋賀でも確認できます。産卵後にオスが卵を保護し、産まれた後も稚魚を守る習性から、オヤニラミの名前に。

水魚と海水魚を同時に飼育可能な好適環境水の水槽を展示してあります。海水魚の種類はヒメツバメウオ･アカマツカサ･シマイサキなど、淡水魚の種類はニシキゴイ･ウグイ･ギンブナ･金魚など。水族館での展示を行っているのは世界でも箱根園水族館だけです。展示生物は予告なく変更する場合があるのでご注意ください。

水辺に棲む大小の水鳥たちが展示されています。水をかく独特な足の動きに注目です。

西インド諸島や南アメリカ北部から中部、ガラパゴス諸島に棲んでいます。全体のカラーは、ほぼ褐色でオスとメスはよく似ていますが、メスの方がやや小さめです。

アマゾン川は淡水魚の宝庫で、そこに棲む大きな魚や獰猛な魚が展示されています。

ピラルクは世界最大の淡水魚の1つで、体長は最大で3メートル以上です。

最大で約1メートル20cmの大きさに成長するナマズの仲間です。食性は肉食で、非常に貪欲なので口を大きく開いても飲み込めないほど大きな魚を襲ったりします。