道頓堀(大阪)

道頓堀川沿いに広がる、大阪随一の繁華街が「道頓堀」です。道頓堀通の南側に娯楽施設、北側に飲食店が多いのは、昔から南側に芝居小屋、北側に芝居茶屋が軒を連ねていたから。現在も国立文楽劇場、松竹座、角座、なんばグランド花月などの劇場が多く、大阪の演劇や演芸の中心地になっています。
また、道頓堀といえば巨大看板が名物。「グリコ」「くいだおれ太郎」「かに道楽」など、撮影スポットには事欠きません。巨大看板をたどりながら、たこ焼きや串カツを食べ歩きましょう。「食い倒れの街」の異名をもつ道頓堀にふさわしく、リーズナブルで美味しいお店がひしめき合っています。
通天閣・新世界(大阪)

古き良き大阪、「こてこての大阪」を楽しめるのが、通天閣を中心とした新世界です。通天閣は、高さ108mの展望台。展望台からはアベノハルカスがキレイに見えます。公式キャラクターの「ビリケン」像が展望台に置かれ、“足の裏をなでると幸運が訪れる”との言い伝えも。
通天閣観光のあとは、新世界の街へ繰り出しましょう。通天閣本通り商店街やジャンジャン横丁には、串カツ屋、寿司屋、うどん屋など昭和の雰囲気ただよう飲食店が並びます。「スパワールド世界の大温泉」「天王寺動物園」も近く、家族レジャーやデートにもおすすめです。新世界近くを走行している大阪唯一の路面電車「阪堺電車」のレトロな車両は、鉄道ファンならずとも必見です。
南京町(兵庫)

南京町は、神戸市中央区の元町通と栄町通にまたがるエリア。横浜中華街、長崎新地中華街とともに“日本三大チャイナタウン”の1つに数えられます。東の「長安門」、西の「西安門」、南の「海栄門」、中央広場の「あずまや」は異国情緒たっぷり。夜にはライトアップもおこなわれます。お店は中華料理店を中心に、食材や雑貨、コスプレに風水グッズまで。軒を連ねる小さなお店、1つひとつに個性があって飽きません。南京町の北側は元町商店街とつながっているので、元町から南京町をぶらぶら散策するのがおすすめコースです。1月または2月に春節祭、9月または10月に中秋節など、中国の暦に合わせたイベントも盛りだくさん。イベント時はいっそう賑わい、南京町全体が華やかな雰囲気に包まれます。