絶景揃い!自然を感じるスポット
海あり、山あり、絶景あり!街の喧騒を離れ、自然を体感できるスポットへ出かけませんか?都市部からちょっと離れるだけで大自然に触れられるのが、関西エリアのよさ。自然だけでなく歴史や絶景、アクティビティも楽しめるスポットがそろっています。
天橋立(京都)

天橋立は、宮津湾と内海の阿蘇海を南北に分つ、全長3.6kmの湾口砂州(対岸とつながっている砂浜)です。幅は20m~170mあり、徒歩や自転車で渡ることができます。約8,000本の松と白い砂浜、澄んだ海が織りなす美景はまさに“白砂青松”。天橋立を渡る道は「日本の道100選」に選定され、多くの人が散策を楽しんでいます。
天橋立の全景を見るなら、文珠山山頂のミニ遊園地「天橋立ビューランド」がおすすめ。ここから望む天橋立は、天に昇る龍に見えるということで、「飛龍観」と呼ばれています。頭をかがめて足の間から逆さに天橋立を眺める股のぞきを楽しめる「股のぞき台」、360度パノラマが見事な展望台「飛龍観回廊」など、絶景をとことん満喫できる工夫がいっぱいのスポットです。
琵琶湖(滋賀)

日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖は、滋賀県の面積の6分の1を占めています。琵琶湖に生息する動植物は1,000種類以上。野鳥の楽園でもあり、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る「ラムサール条約」登録湿地に認定されています。滋賀県内には「夕陽(瀬田・石山の清流)」「月明(彦根の古城)」など、琵琶湖の美しい眺め8か所を公募で選んだ「琵琶湖八景」も。美景をたどるドライブに出かけてみては?
最近では、夏を中心にさまざまなアクティビティもおこなわれています。定番のカヤックやウェイクボードから、SUP(スタンドアップパドル)やフライボードなど最新アクティビティまで。波が穏やかな琵琶湖は、アクティビティ初心者も安心して挑戦できるフィールドです。
熊野古道(和歌山)

「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道は、三重県、奈良県、和歌山県、大阪府にまたがる参詣道です。いずれも和歌山県にある神社、「熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)」へと通じています。うっそうと茂る木々、苔むす石畳、辺りを包む厳かな空気は神聖そのもの。パワースポットとしても注目を集めています。
トレッキング・ハイキング愛好者も多く集まり、レベルに応じて歩くルートを選べる「熊野古道ウォークコース」があります。約7kmの緩やかな下り坂の「発心門王子~熊野本宮大社コース」から、十津川温泉から本宮へ1000mの標高差を歩く峠越え「熊野古道小辺路 果無越えコース」まで。何度も訪れ、熊野古道を踏破しましょう。