彦根城(滋賀)

1622年築城の彦根城は、井伊氏14代の居城。天守閣と多聞櫓が国宝に指定されています。切妻破風、入母屋破風、唐破風と3つの破風(屋根の妻側の造形)組み合せた天守閣の造形美は必見。また、天守閣からは琵琶湖、伊吹山、比良山が一望できます。じっくり彦根城を眺めるなら、「お堀めぐり」がイチオシ。江戸時代建造、井伊家ゆかりの御好屋形船が彦根城内堀を運行しています。梅、桜、紅葉、雪景色。四季折々の彦根城を楽しみましょう。
2017年は大河ドラマ「おんな城主 直虎」が放送され、井伊家と彦根城に注目が集まっています。大河ドラマにちなんだ資料展示、イベントもおこなわれるそう。大河ドラマファンなら、ぜひ訪れたいスポットです。
和歌山城(和歌山)

1585年、豊臣秀吉の弟・秀長が築城した和歌山城。普請奉行を築城の名人・藤堂高虎が務めました。和歌山市のほぼ中心に位置する虎伏山(とらふすやま)に建てられ、北側に流れる紀の川が天然の堀になっています。江戸時代には徳川御三家の1つ紀州徳川家が居城とし、城下町が栄えました。虎伏山に登り、山頂に建つ白亜の三層・三階の大天守閣から和歌山市街を望みましょう。天守閣だけでなく、石垣も要チェックです。紀州特産の青石(緑泥片岩)が多く使われているのが特徴。ほかの用途に使われていた石を再利用する「転用石」や、約170種類2100個以上もの刻印入りの石も見られます。
城内には約130種類の動物を飼育する「和歌山公園動物園」があり、ファミリーでも楽しめるスポットです。
関西ならではのパワーを感じる!街歩きスポット
グルメにファッション、フレンドリーな地元の人たち。関西の街は個性豊かで異国情緒がただよい、歩くだけでも楽しめます。買い物や食べ歩きを満喫して、地元の人と交流しましょう。ドラマや映画の舞台になっている街も多く、はじめて訪れる人もどこか懐かしく感じられるかも。