伏見稲荷大社(京都)

全国に30,000社あるという「お稲荷さん」の総本山が、京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。1300年以上の歴史をもち、近畿地方ではもっとも多くの初詣客が訪れます。ご利益は商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達など。
伏見稲荷大社といえば、朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」をイメージする人も多いのではないでしょうか?これは現世から神様がいる幽界への門として建てられました。実は1,000本だけでなく、稲荷山全体に10,000本もの鳥居があるそう。千本鳥居をくぐり抜け、神様のお使い“白狐”がモチーフの「きつね絵馬」を奉納しましょう。
大徳寺(京都)

大徳寺の創建は鎌倉時代末期の1325年。室町時代には応仁の乱で荒れ果てたものの、一休和尚によって再興された「一休さんのお寺」として有名です。茶の湯とも関わりが深く、千利休や小堀遠州をはじめ多くの茶人と縁があります。歴史的な建築や庭園、書画が多いのも京都屈指の規模を誇る大徳寺ならでは。中でも千利休ゆかりの書院「意北軒」、細川ガラシャのお墓、竹林と苔の調和が美しい庭園を有する高桐院には多くの人が訪れます。
大徳寺を参拝したら、「大徳寺納豆」をお土産にどうぞ。粘りがなく、塩味と独特の風味が特長の大徳寺納豆は、一休和尚によって伝えられたそう。大徳寺納豆を使ったお菓子も人気です。
比叡山 延暦寺(滋賀)

比叡山延暦寺は、最澄が788年に創建した天台宗の総本山です。標高848mの比叡山全域が境内であり、山そのものも古くから信仰の対象でした。現在も「12年籠山行」「千日回峯行」など厳しい修行がおこなわれ、「日本を代表する聖地」として崇められています。境内は東塔、西塔、横川の3地区からなり、それぞれ見学が可能です。
また、山頂へいたる「坂本ケーブル」の長さは、2,025mで日本最長!車窓から琵琶湖を望む、素晴らしい眺めを楽しめます。車でのアクセスなら「比叡山ドライブウェイ」が便利。途中、絶景スポット「夢見が丘」から大津市街や琵琶湖を一望しましょう。