“お伊勢参り”と、自然が織りなす絶景。文化&食を通して「伊勢志摩国立公園」の魅力を満喫!

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ランチは老舗の食堂で伊勢のグルメ三昧!

1年間に約800万人が参拝する“お伊勢さん”の内宮近くには、参拝を終えた人たちが立ち寄る「おはらい町」があります。五十鈴川沿いに約800m続く石畳の通りには昔ながらの街並みが広がり、レトロな雰囲気のなかで食事や買い物が楽しめると人気。

今回は、その入り口近くにある「ゑびや大食堂」で昼食を取ることにします。ここは、創業100年を超える老舗の食堂で、松坂牛や伊勢エビなど県産の食材をふんだんに使った地元グルメが種類豊富に揃っています。

新鮮な旬の地魚がたっぷりの「特製地魚のてこねずし定食」(2,948円)。漁師が船上で食べたものがはじまりとなる志摩のソウルフードで、新鮮な魚ならではのプリッとした食感がおいしさに拍車をかけます。

「松坂牛ローストビーフ丼」(2,948円)は、程良く霜降りが入った肉を贅沢に使った一品。噛むほどにお肉のうま味が口の中いっぱいに広がっていきます。松坂牛の柔らかい肉質に子どももにっこり!

伊勢まだいに特製のゴマダレを絡め、鯛のうま味が溶け込んだ出汁汁で味わう「伊勢まだいのだし茶漬け」(1,628円※写真は伊勢うどん付き2,068円)。プリっとした白身の食感と、優しいゴマの甘味がおいしさに拍車をかけ、もう箸が止まりません!

伊勢の絶景が一望できる展望足湯で癒やしのひととき

お伊勢参りが流行したその昔、参宮後は「朝熊岳金剛證寺」へ参詣するのが慣わしだったそう。それにならって、伊勢志摩スカイライン(通行料:普通車1,270円)を使って伊勢神宮から車で20分ほどの朝熊山を目指します。
野生のシカも生息する標高555mの朝熊山の頂上には、鳥羽市街や対岸の渥美半島までを見渡す展望台と、その景色を楽しみながらくつろげる展望足湯があり、絶景と癒しを同時に堪能できるのが魅力。ドライブ中の休憩スポットとしてもおすすめです。

鳥羽市街はもちろん、雄大な伊勢湾に浮かぶ島々や対岸の渥美半島まで望める展望台。空気の澄んだ晴れた日には、海を隔てた向こうに富士山が見えることも!

遮るものが何もなく、広々と美しい景観を見渡せる「展望足湯」の効能は“心のやすらぎ”。ここで癒やしのひとときを過ごせば、旅疲れだってあっという間に解消できます。ちなみに近くの売店でタオル(1枚80円)を販売しているので、手ぶらで来ても安心です。

展望台にポツンと設置されているポストは、今も集荷が行われている「天空のポスト」。三重県で3カ所目の「恋人の聖地」に選定されたスポットで、わざわざここから思いを伝える手紙を出す人もいるそう。旅の思い出に、自分宛に記念ハガキを出してみるのも楽しそうです。

伊勢の自然を身近に感じられるキャビンに宿泊!

せっかく大自然に囲まれた伊勢志摩に行くのですから、普通のホテルとは違ったところに泊まりたい!そんな気持ちから、今回宿泊場所に選んだのは「伊勢志摩エバーグレイズ」です。
国内におけるグランピングブームの先駆けともいわれるキャンプ場で、コテージやキャビン、テントサイトが並ぶアメリカンな雰囲気のなか、上質なアウトドア体験が満喫できます。目の前の湖をカヌーで進む冒険アクティビテイ(1時間2,000円)や、季節ごとのイベントも盛りだくさんで、子どもが喜ぶこと確実!また、虫の声しか聞こえない静寂のなか、あたりが真っ赤になる夕焼け、満天の星が眺められる夜も素敵な時間になるはずです。

有名アウトドアブランドとコラボした「ウィチタ カヌー付」に宿泊。目の前に水辺が広がるリゾートデッキからカナディアンカヌーに乗れるほか、ブランコや焚き火台も設置されています。

夕食は「アメリカンBBQ~調理器具付き~(家族用7,490円・前日14:30までに予約が必要)」。カナダ産牛肉のリブアイステーキやヒオウギ貝、野菜などがセットになっていて、ボリュームも親子3人で食べるのにぴったりです。

BBQは、お父さんの腕の見せどころ。子どもの注文を聞いて、パッと焼き上げていく姿は、きっと子どもの目にかっこよく映るはずです。

食後はデッキに出て、伊勢志摩のサンセットを満喫。オレンジ色に染まった空が目の前の川にも映り込み幻想的な雰囲気が漂います。

「ウィチタ カヌー付」は、6名まで宿泊可能なキャビン。親子3名だとより広々と使えるのでより一層快適でした。コテージによっては寝具が備え付けられていないこともありますが、しっかりベッドが用意されているのも嬉しいポイント。心身ともにリラックスした状態で眠れます。

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