“お伊勢参り”と、自然が織りなす絶景。文化&食を通して「伊勢志摩国立公園」の魅力を満喫!

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2日目は伊勢志摩を代表する絶景展望台からスタート!

2日目は、早朝から「伊勢志摩エバーグレイズ」から車で10分ほどのところにある「横山展望台」へ。ミシュラングリーンガイド1つ星の“映え”スポットとして知られ、標高140mの「横山天空カフェテラス」から望む英虞湾に浮かんだ島々を見渡すパノラマの絶景は、息をのむ美しさです。

展望台には、季節のドリンクやフードをテイクアウトスタイルで提供するカフェ「ミラドール志摩」(9:00~16:30)があり、雄大な景色を眺めながらのティータイムが満喫できます。暑い日には「本日の志摩ソフトクリーム」(400円)がおすすめ。3種のフレーバーから好きなものが選べますよ。

展望台から歩いて15分ほどのところには、伊勢志摩国立公園の自然環境などを学べる「横山ビジターセンター」があります。国立公園の全体マップを見て、思っていた以上の広さにビックリです!
※2022年1月ごろまで、展示リニューアルのため休館中。写真はリニューアル前の展示の様子です

視覚的に楽しめる展示が多いので、子どもも夢中。入館無料なので、横山展望台を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

館内にはシアタールームがあり、国立公園の特徴や魅力を映像で楽しく学べます。資料展示のほか、定期的に自然観察会や海の自然教室なども開催されるので、気になる人は事前に公式サイトで予定をチェックしておきましょう。


貴重な海女さん体験で伊勢志摩の伝統文化を実体験!

絶景をたっぷり堪能したら、伊勢志摩の伝統文化として知られる「海女」の世界を体感。2016年には伊勢志摩サミットも行われた賢島から船に乗り、古代から続くといわれる海女漁を疑似体験します。現役の海女さんと一緒に英虞湾に潜って、海の底にいるサザエなどを実際に見つけられたら、貴重な思い出になるはずです。(※獲ったものはその場でリリースします)

漁師さんの船で沖へ出て、海女漁を体験。先ほどまで展望台から眺めていた景色の中に入り込んでのクルージングに子どもは大喜び!目の前に大小さまざまな島が広がる海上ならではの光景が、興奮を呼び起こします。

海女さんと一緒に海の中へ。素潜りのコツも教えてもらえ、海の中では目の前を横切る魚たちの鑑賞も楽しめます。

海女さんのアドバイスのもと、海底のサザエを発見!素人目ではどこにいるのかまったくわからないのに、ピタッと居場所を当てる海女さんのすごさに驚かされました。

見つけたサザエを手にして満面の笑顔!体験を通じて海女漁の大変さと面白さの両面をしっかり学べたようです。

漁体験だけではなく、しっかりおいしさも体験したい!

海女漁をプチ体験したあとは、やっぱり海女さんが獲ったサザエなどの魚介も味わいたいところ。志摩半島の先端にある「海女小屋体験施設さとうみ庵」は、海女さんが漁で疲れた体を休めたり、暖を取る海女小屋を再現した場所で、伊勢志摩の海で獲れた魚介を味わえるスポットです。現役の海女さんが丁寧に焼いてくれた海の幸は、気さくな海女さんのトークもあって格別の味わい! 

魚介は日替わりで、この日は英虞湾でしか獲れないヒオウギ貝のほか、サザエ、スルメイカ、アジ、ヒジキの釜飯など。季節限定のオプションでアワビや伊勢海老なども注文できます。

火場(囲炉裏)を使って目の前で焼いてくれるのがうれしいポイント。焼けるまでの時間は、海女さんとのおしゃべりを楽しみましょう。

海女さん体験で捕ったものは、キャッチ&リリースがルールなので食べられませんでしたが、そのぶん「さとうみ庵」でたっぷり魚介を堪能。獲れたてのおいしさに終始笑顔があふれます。


貴重な体験が待つ伊勢志摩国立公園で忘れられない思い出を!

最後に忘れられないおいしさを体験して、伊勢志摩国立公園の一泊二日の旅行は終了!
日本人なら“一生に一度は行きたい”場所とされてきた伊勢神宮。悠久の歴史を刻む聖地に加え、海と島々が織りなすリアス海岸の絶景、新鮮な海の幸を中心とした絶品グルメの“三種”がそろう伊勢志摩は、一度にいくつもの感動を味わえる贅沢な場所です。まさに感動尽くしの時間を過ごせば、一生に一度と言わず、何度も訪れたくなるのではないでしょうか。

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