独創的なアートとノスタルジックな列車に心弾む!今しかできないプチトリップ体験

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3.商店街に現れたアートスポットでじっくり作品鑑賞!

「移動写真館」アーティスト:マー・リャン(馬良)

「上総牛久駅」周辺に広がる牛久商店街には、店舗型の展示会場がたくさんあり、天候を気にせずゆったりとアート鑑賞が楽しめます。マー・リャン(馬良)さんの作品「移動写真館」は、昭和初期の懐かしい街頭の紙芝居屋からインスピレーションを得た写真館。紙芝居のフレームを彷彿させる大きな舞台セットが設置されていて、自由に記念撮影できるのがポイントです。

「KINETIC PLAY」アーティスト:柳建太郎

柳建太郎さんの作品「KINETIC PLAY」は、ガラス工芸作家として知られる柳さんのユーモアあふれる作品が並ぶ工房。まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのような遊び心に富んだユニークな造形の数々は、工作好きな子どもの心をグッと掴みます。

「牛久名画座」アーティスト:豊福亮

豊福亮さんが手掛けた「牛久名画座」は、空き店舗を世界の名画の模写で埋め尽くしたインスタレーション作品。どれもクオリティが高い作品で、まるで美術館にいるような優雅なひとときを過ごせます。

4.アートなトイレは珍しいからこそ忘れられない思い出に!

「Toilet in Nature」アーティスト:藤本壮介

通常の芸術祭とは一線を画す「いちはらアート×ミックス2020+」では、アートなトイレも展示されているのが面白いところ。もちろん、実際に使用できるので思い出づくりのためにぜひ利用してみてください。「飯給駅」に設置された藤本壮介さんの作品「Toilet in Nature」もそのひとつ。約200㎡の敷地を誇る女性用のトイレで、周囲の景色が一望できるのが大きな特徴です。広すぎて最初は戸惑ってしまいますが、使ってみると想像以上の開放感が味わえますよ!

「里山トイレ」アーティスト:藤本壮介

「里山トイレ」は、「上総牛久駅」の駅前広場に常設展示された藤本壮介さんの作品。木々が見えるトイレや列車が見えるトイレ、緑があるトイレなど、さまざまなテーマに沿った5種のトイレが設置されています。かわいらしいデザインの待合所もあり、設置された電光掲示板で、すべてのトイレの空き状況まで確認できるのが嬉しいポイントです。

「森の入口」アーティスト:CLIP

大福山、梅ヶ瀬渓谷ハイキングコースの下車駅として知られる「上総大久保駅」。紅葉が旬を迎える季節には、ここを起点にハイキングを楽しむ人の姿も。「森の入口」は、第1回の芸術祭を機に、建築家ユニットであるCLIPが設計した作品。その名の通り森への入口に見えるが、実はこれもトイレなんです。ハイキング前に立ち寄って、すっきりした気分で森へ入っていきたいですね。

5.アート以外の楽しみも豊富な「月崎駅」

「森ラジオ ステーション×森遊会」アーティスト:木村崇人

「いちはらアート×ミックス2020+」の作品だけではなく、もっと市原の魅力にふれたい!そんな人に足を運んでいただきたいのが「月崎駅」です。周辺には、もともと小湊鉄道の鉄道保線員の詰所だった小屋を、人々を森へ導くための駅として再利用した木村崇人さんによる作品「森ラジオ ステーション×森遊会」や、田んぼの中に作られたエルモ・フェアメイズさんのインスタレーション作品「Mirror of Soil」など、自然と調和した多彩なアートを展示。マイナスイオンをたっぷり浴びながらの芸術鑑賞は、ちょっとした贅沢間を味わえます。

「Mirror of Soil」アーティスト:エルモ・フェアメイズ

また、「月崎駅」周辺には市原の人気スポットも集まっている点も見逃せないところ。中でも世界でも希少な地磁気逆転の記録が残る地層「チバニアン」と、貴重な動植物を観察できる遊歩道やキャンプ場、展望台などが備わった「いちはらクオードの森」は、アート鑑賞と合わせて遊びに行きたいおすすめのスポットです。

市原市田淵の養老川沿い崖面に残る、地球磁場のN極とS極が逆転していた約77万年前の痕跡。「チバニアン」は地球が作り上げたひとつの芸術作品であり、「いちはらアート×ミックス2020+」の作品に引けを取らない存在感を誇っています。

休日ともなると、多くのキャンプ好きで賑わう「いちはらクオードの森」。2021年11月19日~12月27日まで、自然の地形を活かしたイルミネーションイベントを開催しているので、アート鑑賞の締めくくりに立ち寄ってみてはいかがでしょう。デートスポットとしても大人気です!

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