子どもの遊び場の宝庫!こども自然公園の見どころを徹底レポート

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動物たちを間近で観察できる「ちびっこ動物園」

ニワトリが飼育されている小屋

とりでの森と同じくらい人気のエリアが「ちびっこ動物園」。正式名称を「万騎が原(まきがはら)ちびっこ動物園」といい、横浜市野毛山動物園の分園として1979年から開園しています。

ここでは、モルモット・ハツカネズミ・ニワトリを飼育。ニワトリは横長の飼育小屋でケージ越しにその姿を観察できます。

園内はこじんまりとしたスペースですが、ユニークな展示や触れ合いイベントが豊富な親しみやすい動物園です。

こちらは「ゴイシチャボ」というニワトリの種類。「たこめし」「いかめし」「とうふ」と、なんだかおいしそうな名前が並びます。

ほかのケージにも特徴的な名前が付いたニワトリがいるので、ぜひ見てみてください。また、名前のバリエーションだけではなく、ニワトリの種類にも注目!

秋田県原産のヒナイドリや高知県原産のミノヒキチャボ、ウコッケイ、トウテンコウなど、多種多様なニワトリを飼育しており、そのすべてが天然記念物です。

どれも同じように見えるニワトリですが、こんなにも種類があったなんて驚き。ケージに掛けられている紹介パネルをみれば、ニワトリ博士になれそうですね。

また、ちびっこ動物園では、動物と触れ合えるコンタクトコーナーも人気です。

現在は新型コロナウィルス感染症予防のため、動物との触れ合いは当面禁止。コンタクトコーナーの柵越しからかわいい姿を観察しましょう。

ハツカネズミが回し車で走る姿に、子どもたちから「かわいい~」の声。

牧草をモグモグと食べるモルモットたちの表情にも注目!

残念ながら動物との触れ合いはできませんでしたが、動物たちを間近で観察できるコンタクトコーナーには楽しみがいっぱいが詰まっています。

コンタクトコーナーは決められた時間に開放されるので、行きたい方は当日のスケジュールを公式サイトで確認しておきましょう。雨天や猛暑日には中止になることもあります。

柵やケージに触れたあとは、必ず手洗いを徹底してくださいね。

 

お弁当を広げるのに最適!「ピクニック広場」

相鉄線・南万騎が原駅と第二駐車場から近い「ピクニック広場」。見通しの良い自然豊富なエリアで、その名の通りピクニックをするのに最適な広場となっています。

立木が数本生えているだけの広大な原っぱなので、子どもたちを遊ばせるのにもぴったり!売店で買った遊具を使って、みんなでスポーツを楽しむのも良さそうですね。

取材時には、立木を使って「だるまさんが転んだ」で遊んでいる家族を見かけました。ちびっこ動物園にも近いため、遊びの拠点として使うのもおすすめです。

広い平地が特徴的な「芝生広場」

第二駐車場から園路沿いに歩くことわずか2~3分。左側に現れるのが「芝生広場」です。

ピクニック広場と比べると、平地で円形の形状をしているのが特徴。立木も生えていないので、バトミントンやカイト遊びに向いている広場です。

第二駐車場から一番近い遊び場であり、高低差の少ないルートを通れるので、大きな荷物を持っている方には特におすすめです。

小さな子どもでも楽しめる「自由広場」

第二駐車場を囲うように細長く伸びる「自由広場」は、2つのエリアに分かています。

ウッドチップが敷かれたエリアには子ども用の遊具があり、砂利と土が敷かれたエリアには、滑り台やブランコ、屋根付きの休憩場所があります。

公園の中心となる大池や、子どもに人気の「とりでの森」から離れているからか、遊んでいる人は少なめ。園内でも穴場のスポットなので、混雑を避けて遊びたい方はぜひ訪れてみましょう。

見晴らし抜群!「桜山」

正面の階段と左の道、どちらを通っても桜山に到着。

園内で一番の高台で、見晴らし抜群な「桜山」。中池と大池の間から「とりでの森」に続く園路を左に曲がるか、階段を登ることで到着します。

「桜山」という名前の通り、桜の木が約400本も植えられており、春には満開に咲き誇る桜の姿を鑑賞できます。しかし数年前、桜の根や枝の病気などにより、現在は治療をしている最中なのだとか。

10月頃の桜山の風景。

桜の見頃は例年3月下旬以降からだそうで、満開時は道の両側に満開の桜が咲き誇る「桜ロード」も楽しめちゃいます。

桜山からは、遠くの街並みまでを見渡せる絶景が広がります。

園内で出会える野生の生き物たち

自然にふれあえるこども自然公園には、野生の生き物がたくさん生息しています。

公園の中心にある大池では、カメや鯉などの生き物と高い確率で出会えるでしょう。

売店付近の岩の上で甲羅干しをしているカメたち。定位置なのか、朝から晩までいました。運が良ければ、池畔の草場で過ごすカメを見られるそうです。

中池は水鳥たち御用達の池だそうで、今回はカルガモやキンクロハジロと出会いました。水鳥を観察するなら中池がおすすめです。

街中でも目にするハトやカラスも姿も園内各所で見られます。

ほかにも珍しい野鳥や昆虫など、たくさんの生き物に出会えるようです。何回も遊びに行けば遭遇確率が上がるかもしれませんね!

※公園内で虫を大量に採取することや、貴重な動植物を採取することは禁止されています

こども自然公園の基本情報

 

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

 

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