子どもの遊び場の宝庫!こども自然公園の見どころを徹底レポート

あそびのジャンル
タグ

こども自然公園は、神奈川県横浜市にある都市型公園。自然豊かな園内には、釣りができる「大池」や、芝生の上でランチを楽しめる「ピクニック広場」、動物と触れ合える「ちびっこ動物園」、大型アスレチックを備えた「とりでの森」など、子どもが喜ぶスポットがいっぱい!今回はこども自然公園を実際に訪れて、その魅力を探ってきました。横浜地区で最大規模を誇る公園の魅力を、余すところなく紹介します。

こども自然公園とは

こども自然公園は、小さな子ども向けの遊具や遊び場を数多く備えた都市型公園です。

始まりは昭和30年頃から始まった相鉄線沿線一帯の開発。相模鉄道から寄付された土地を基に、横浜市が隣接地を買収して公園を計画。昭和43年から本格的な整備が始まり、現在の公園の姿になりました。

面積は464,118平方メートルと広大で、横浜でもトップクラスの広さを誇ります。丘陵地に建てられた巨大なアスレチックや、生き物が豊富な大池、四季の花々が咲き乱れる梅林・桜山など、たくさんの魅力に溢れています。

原っぱを思いっきり駆け巡ったり、昆虫採集・釣りを楽しんだりと、普通の公園では体験できない貴重な遊びの数々にチャレンジできるでしょう。

今回は公園の正面入口にあたる「入口広場」を起点に、人気の遊びスポットを紹介していきます。

休憩施設や売店がある「入口広場」エリア

それでは、こども自然公園にあるスポットを順番に回っていきましょう。

園内にはいくつもの入口がありますが、第一駐車場または相鉄線・二俣川駅から一番近い「入口広場」がメインゲートになります。

周辺には、大きな休憩スペースを備えた「こども自然公園レストハウス」や、軽食メニューが豊富な売店があるので、徒歩ルートならここから散策するのがおすすめです。

まずは園内マップで旅準備!「こども自然公園レストハウス」

こども自然公園レストハウスは、一般市民が利用できる広い休憩スペースを備えた施設です。

公園の雰囲気にマッチしたおしゃれな木造建築が美しく、ガラス張りの窓からは大池に広がる景色を一望できます。

壁には手作りの園内マップがあり、観察できる動植物の種類や場所を詳しく確認できます。園内を効率良く回りたいなら、最初に訪れるのがおすすめですよ。

室内には椅子と机が用意されているので、日差しや風を避けてのんびりと休憩するにはもってこい。

 

軽食メニューや遊具が豊富に揃う「売店」

入口広場の近くには、豊富な軽食メニューを揃えた売店が営業しています。

たこやきやチャーハンといった定番メニューはもちろん、かき氷・ソフトクリーム・スナック菓子などのメニューも充実。

本格的に遊ぶ前の腹ごしらえや、歩き疲れてしまったときの休憩場所にはぴったりです。ちなみに、公園内で売店はここにしかないので注意しましょう。

売店すぐ近くの大きな東屋にはベンチがあるので、ゆっくり食べたい派にはおすすめ。

昆虫採集に使える虫かご・虫取り網、スポーツ好きに嬉しいバトミントンセットなど、園内で遊ぶための遊具も販売しています。のんびり遊べるシャボン玉のほか、レジャーシートや日焼止めなど、あると便利なアイテムも多数!

昔懐かしいアイテムを購入して、親子でワイワイ楽しむのも良さそうですね。

 

今も昔も変わらない憩いの水辺「大池」

入口広場のすぐ目の前にあるのが大池。こども自然公園の別名「大池公園」の名の由来にもなっているシンボル的存在です。

大池は古くから灌漑(かんがい)用水池としての役割を担っていて、江戸時代中期に起こった大飢饉のときには、池の水と魚が多くの命を救いました。この出来事から、「本宿の大池(二俣川本宿にある池の意)」として、現在まで親しまれています。

のどかな癒しの風景は必見。池畔には持参したキャンプチェアに腰かけて釣りを楽しむ人で溢れていました。

ここでは投げ釣りは禁止。釣った魚はキャッチ&リリースが原則です。なお、釣りセットは売店でも販売されているので、自前のものを用意しなくても楽しめます。

池の近くには柵がないので、小さな子どもを連れている方は目を離さないように注意しましょう。

多くの水鳥が生息する「中池」

大池から園路沿いに歩いた先に現れるのが中池。こじんまりとした池ながら、多くの水鳥が飛来する生き物の宝庫として知られています。

季節によっては、数十羽のカモやカワセミの群れを見られるでしょう。中池は生物保護のため、釣りは禁止されています。

水面を優雅に泳ぐカモたちの姿を発見!奥の二羽がカルガモ、手前の一羽がキンクロハジロです。

カルガモは1年中同じ地域に生息する留鳥なので、季節を問わず出会える確率が高い鳥。一方のキンクロハジロは、越冬したら繁殖のために北国に飛んで行ってしまう冬鳥です。このように、季節ごとに異なる種類の水鳥と出会えるのも魅力のひとつです。

中池と大池の間には赤色の橋が架かっていて、2つの池を快適に移動できるようになっています。観察できる生き物が異なるので、じっくりと見比べてみれば思わぬ発見ができるかも?

橋の下では、優雅に泳ぐ鯉の姿も見られます。

前の記事へ 次の記事へ

おすすめ特集

アソビュー!公式SNS