毎日家や学校の給食などで、飲んだり食べたりすることが多い乳製品。酪農や乳牛などの言葉は知っていても、実際の現場を見る機会ってなかなか少ないもの。子どもに「牛乳はどうやって作られるの？」と質問されてタジタジ…なんてことも多いのでは？
それなら夏休みを使って、家族で本格的な酪農体験をしてみませんか？北海道・トマムの「星野リゾート リゾナーレトマム」には、本物の生産現場にふれられる貴重な体験プログラムがいっぱい。乳製品をもっと身近に感じられ、そして大好きになれますよ！
広大な牧草地にスキー場、雲海テラスなどが揃うバケーションにぴったりの「星野リゾート リゾナーレトマム」。実はリゾートが位置する「占冠村（しむかっぷ）」が開発される前は、約700頭の牛を飼育して農業を行なっていました。
美しい自然の原風景とともに、訪れる人に癒やしを与えるリゾートとして生まれ変わった同エリアでは、2019年から農業プロジェクト「ファーム星野」も展開。牛乳やソフトクリームなどの乳製品を販売しています。
そんなトマムリゾートで7月1日から8月30日まで販売される「酪農ファミリーステイ」は、2泊3日で牛の世話や乳製品作りなどを実際に体験できる宿泊プラン。「ファーム星野」のスタッフとともに、“酪農家のお仕事体験”に家族で参加できちゃうんです。
1日目はファームエリアを散歩しつつ、牛の行動や搾乳方法が書かれたガイドブック片手に基礎をお勉強。リゾートを満喫しながら、翌日の体験プランの予習からはじめます。
続く2日目は朝6:00から体験がスタート！牧草地から牛を牛舎まで移動させる牛追いに、搾乳、餌やり、さらに低温殺菌された牛乳を使った乳製品作りと続きます。作るのは、モッツァレラチーズ・リコッタ・ヨーグルトの3種類。牛乳をホエーとカードに分離する本格的な工程を、スタッフによるレクチャーを受けながら約4時間かけて体験します。
ちなみに完成した乳製品は、3日目の朝食として味わえます。自分で作った食材のおいしさに、子どもたちの食欲がいつも以上に増してしまうかも？作る過程を知ることで、毎日食べる食事に今まで以上の興味や感謝の気持ちが湧くかもしれません。
本物を体験したからこその臨場感あふれる日記制作や研究ができるので、夏休みの自由研究にもぴったり！牛のかわいさから個性、一頭あたりの搾乳量にチーズの作り方まで、得られる情報量がいっぱいの大満足プランです。
なお、雲海テラスでの絶景体験もプランに入っているので、夏のトマムリゾートを満喫したい方にもおすすめ。同プランは1日1組限定。夏のトマムで酪農体験、ぜひ家族で挑戦してみてはいかがでしょう。
<文＝相川真由美>
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