東京の街が青色に染まる?漫画『ブルーピリオド』の展示&創作体験でアートな1日を過ごそう

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絵や工作が好きな子どもには「もっとアートにふれてほしい!」と思ってしまうのが親心。子どもが自主的に参加できて、アートや美術に自然と興味が沸いてしまうイベントがあったら最高ですよね。そんなときは、今話題の漫画『ブルーピリオド』の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」へ足を運んでみるのはいかが?

『ブルーピリオド』とは、絵を描く楽しさに目覚めた主人公が美術大学への入学を志し、個性豊かなキャラクターたちと切磋琢磨しながら美術を学んでいくという漫画作品。2021年10月にはアニメ化もされ、作品のストーリーを通じて美術に興味をもつ子どもたちが増えているんです。

会場では作中に登場した絵画や、著名な像に扮したキャラクターたちの石膏像が展示されるほか、自分だけのオリジナル油絵具を作る講座、名画の背景や技法を知れる「名画の見かた」など、創作体験も豊富!子どもの感性を大きく刺激できる展覧会で、アートな1日を過ごしてみましょう。

『ブルーピリオド』の物語は、主人公・八虎が早朝の渋谷を「青い」と感じ、その景色を絵で表現したことから大きく動き始めます。「青の渋谷シアター」では、八虎の目に映った“青い渋谷”の景色を、巨大シアターで追体験できます。静寂な青に包まれた渋谷の景色を見て、どう感じたのか?親子で感想を言い合うのも楽しそうですね。

美大入試の定番課題といえば、石膏像のデッサン。漫画のキャラクターたちが著名な像に扮した「キャラ大石膏室」では、平日限定でキャラ石膏像のデッサンにチャレンジできます。鉛筆などの画材は用意されているので、手ぶら参加OKなのもうれしいところ。子どもが創作活動の第一歩を踏み出す瞬間を目に焼き付けておきましょう。

イベント期間中に計10回開催されるブルーピリオド展特別講座「YOUR BLUE」では、毎回10名限定で、顔料を混ぜながら自分だけの青色の油絵具を作る体験に参加できます。

今回使われるのは、現代において代表的な2種類の青い顔料。大理石版と煉棒による古典的な製法で、顔料と油を混ぜて油絵具を作っていきます。一口に青といっても、実はさまざまな色の違いが存在するもの。普段何気なく使っている油絵具の仕組みを知れば、子どもたちはワクワクすること間違いなしですよ!

絵の具が完成したら、A4サイズの作品制作にもチャレンジ。マスキングテープを貼ったキャンバスに色をのせ、最後にテープを剥がしていくシンプルなものなので、創作体験が初めてというお子さんでも安心です。

たっぷりアートを楽しんだら、会場近くのカフェ「WHAT CAFE」でひと休み。期間中は『ブルーピリオド』をイメージしたさまざまなドリンクメニューを味わえちゃいます。

アートの世界で活躍する若者たちの甘酸っぱい青春を表現した「青春のブルークリームソーダ」や、赤・青・黄の3原色をゼリーに落とし込んだ「3原色のカラフルゼリーソーダ」など、舌と目に美味しいメニューがラインナップ!冷たいドリンクに癒やされながら、展示の余韻を楽しんでみてはいかがでしょうか。

<文=藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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