秋の夜長はキラキラのアートで楽しむ!桜の名所「津山城」で夏の桜をテーマにした光の世界を冒険しよう【岡山】

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まだまだ蒸し暑さの残るこの季節。エアコンの効いた部屋で快適に過ごすのもいいけれど、気温が落ち着いた夜は外に出て、夏の終わりと秋の訪れを感じてみるのも風流ですよ。

岡山県津山市のシンボル・津山城跡のある「鶴山公園」では、そんな宵涼みを楽しめるイベントが開催中。毎年桜の咲く季節に開催されるイベント「津山さくらまつり」にちなんで、“夏に咲く桜”をテーマにした光のアート作品の展示や、公園の自然がライトアップされた美しい風景を堪能できます。ユニークで芸術的な演出の数々に、親子そろってうっとり癒やされてみませんか?

イベントの全体演出を手掛けるのは、インスタレーションプロデュースチームの「ELEMENTS(エレメンツ)」。本能寺の変で討死した森蘭丸の弟・森忠政が1440年代に築いた歴史ある城の跡地を舞台に、さまざまなジャンルで活躍するアーティストたちが珠玉のアート作品を展示しています。

津山城跡に突如として現れる『雲海桜』は、光の雲海と桜吹雪が入り混じる非日常的なアート作品。まるでSF映画の世界に入り込んだかのような没入感を楽しめます。制作したのは、夜の闇と光、そして音を活用するアーティストチーム「ATWAS」。実際に近づいても決してふれられない桜吹雪はなんとも幻想的ですよ。

津山の地名にゆかりのある「鶴」が羽ばたく姿を表現した作品『飛翔』は迫力満点。竹の優雅な曲線を利用し、津山城主の家紋や鶴の姿形を見事に表現しています。こちらは竹を使ったアート作品の制作や竹資源の研究を行うアーティスト・三橋玄氏による作品です。角度によって異なる鶴の表情を、ぜひさまざまな角度から楽しんでみてください。

家具や舞台美術などの金物を制作するアーティストユニット「Sakishiraz」による『はなあかり』は、まるで巨大な万華鏡のよう!鉄の塊は桜の花びらをイメージして制作されており、そこから放たれる光が周囲を幻想的に照らします。まずは遠くから眺めて、その後は近づいて、ぜひ内側の美しい模様も覗いてみて。

木々に飾られた折り紙のランプシェードは、折り紙を使ったアクセサリーやインスタレーションで知られるユニット「You Ru Maru」によるもの。イベント前に開催されたワークショップで制作されたもので、折り紙からぼんやりと輝く光がなんとも美しい作品です。ふと夜空を見上げたら、子どもも大人もうっとりと見惚れてしまいそう。

会場にはこのほかにもさまざまなアート作品が展示されています。アートに興味がある子どもと一緒に行くのはもちろん、夏の終わりの夜散歩にもぴったりのロケーション。期間中は毎日19:30から22:00まで開催されているので、休みの日の前日などに、家族でちょっとした夜更かしを楽しんでみてはいかがでしょうか?

<文=藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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