河津桜は2月が見ごろって知ってた？「第34回河津桜まつり」の桜並木や圧巻の雛飾りで一足早く春を感じよう【静岡】

寒さの厳しい日が続き、春の暖かさが恋しくなる季節となりました。静岡・河津では、“本州で一番早く咲く桜”として知られる「河津桜」が、2月に早くも見ごろを迎えます。

河津桜の見ごろに合わせて、伊豆急行線「河津駅」周辺では、2月1日から2月29日まで「河津桜まつり」が今年も開催されます。会期中の河津の町は、名物である桜の並木道や大規模な雛飾りなど、春らしさを感じられる景色で溢れます。ぜひ今年は河津に家族で訪れて、一足早く春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか？

河津桜と聞いて、河津川沿いに広がる桜並木を思い浮かべる人は多いはず。河津川沿いにはなんと約850本もの桜の木が植えられており、散り際には、川の水面がピンク色に染まるフォトジェニックな景色も楽しめます。

さらに、日暮れ後の18:00から21:00にかけては、桜のライトアップも行われる予定です。昼の河津桜と夜の河津桜とで、異なる表情を楽しんでみてはいかがでしょうか？

また、2月17日から3月10日までは、厄除けの神様で知られる「素盞鳴（スサノオ）神社」にて、階段に雛壇が飾られる「雛のつるし飾りまつり」も開催されます。

急勾配の階段に飾られる雛壇の数は118段と国内最大規模！実際に目で見ても迫力ある神秘的な景色で、写真映えもばっちり。雛壇を背景に撮影すれば、ひな祭りの記念となるすてきな一枚が撮れるはずですよ。

旅行がてら河津桜を楽しむなら、河津と同じく東伊豆に位置する「稲取温泉」がおすすめ。古くから湯治などに利用されてきた泉質だけでなく、「稲取港」で賑わう町なので、おいしい海の幸が味わえることも魅力です。

中でも、ブランド金目鯛「稲取キンメ」を扱った料理は味わう価値あり！美しい桜に癒やされたあとは、温泉で身体を労り、おいしい料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

<文＝藤間紗花>
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