大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018 里山を巡るアートの旅を楽しもう

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今年の夏、いよいよ「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」が開催されます。舞台となるのは新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域です。ここでは、オススメのアートやお得な前売りチケット情報をご紹介。情報は随時更新していくので、ぜひチェックしてみてください!

 

 

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018

パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティー」photo Osamu Nakamura

 

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(以下、大地の芸術祭)は、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

 舞台となるのは、新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域。開催期間は2018年7月29日(日)~9月17日(月)の51日間です。十日町(とおかまち)、川西(かわにし)、津南(つなん)、中里(なかさと)、松代(まつだい)、松之山(まつのやま)の6つのエリアからなる広大な土地に、新作を含めた約360点のアート作品が展示されます。7月28、29日には、オープニングコンサートも開催。注目すべきは、小林武史氏が描き下ろした交響組曲『円奏の彼方(Beyond The Circle)』です。ほかにも安藤裕子、桐嶋ノドカ、Salyu、TOKUといったアーティストも出演するとあって、話題を呼んでいます。

 農業を通して大地とかかわってきた「里山」は、越後妻有に暮らす人々が長年にわたって育んできた場所。「人間は自然に内包される」という基本理念のもとに、世界各国からアーティストが集い、広大なエリアに作品が点在されています。色鉛筆がぶらさがっている様子が印象的なパスカル・マルティン・タイユーの「リバース・シティー」も代表的な作品のひとつ。ほかにもレアンドロ・エルリッヒや草間彌生など、良く知られたアーティストの作品がたくさんあります。

また、アート以外の楽しみもたくさんあります。新潟の名産品を味わったり、アートに宿泊したり…「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」も、今年で7回目。世界最大級の国際芸術祭に注目です!

ツアーで効率よく回ろう。2種類のオフィシャルツアー

 会期中は「大地の芸術祭2018 オフィシャルツアー」が毎日催行されています。越後湯沢駅を始点に、観光バスに乗って巡るので、車がなくても大丈夫。一人から参加できます。新作のアートからこだわりの絶品ランチまで、見逃せないポイントが目白押しです。

うぶすなの家のランチの一場面。窯で炊いたご飯や揚げたての天ぷらなど、地元料理が思う存分いただけます。

◆カモシカぴょんぴょんコース(里山・土木編)

 国の名勝天然記念物「清津峡渓谷トンネル」を改修した新作アートから始まり、越後妻有を横断するコース。ミシュラン星付きのレストラン、ジャン・ジョルジュの米澤シェフが監修したスペシャルランチがいただけます。

見学アート(予定):清津峡渓谷トンネル、磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館、星峠の棚田、脱皮する家、松代商店街、まつだい「農舞台」、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]など

カモシカぴょんぴょんコースの詳細をチェックする
 

◆シャケ川のぼりコース(信濃川・河岸段丘編)

 信濃川の浸食作用で形成された河岸段丘を見ながら越後妻有を縦断するコース。アート作品でもある「上郷クローブ座レストラン」または「うぶすなの家」でのランチ付きです。

見学アート(予定):・越後妻有里山現代美術館[キナーレ]、鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館、ダミアン・オルテガ《ワープクラウド》、越後妻有「上郷クローブ座」、C.ボルタンスキー+J.カルマン《最後の教室》など

シャケ川のぼりコースの詳細をチェックする
 

「光の館」や「棚田」など。見逃せないオススメの作品をご紹介

 大地の芸術祭では、約360点ものアートが展示されます。常設の作品から今年初公開の新作まで、気になる作品が目白押し。ここでは見逃せないアートを厳選してご紹介します。

Ma Yansong/MAD architects「ライトケーブ/Light Cave」

Ma Yansong/MAD architects「ライトケーブ/Light Cave」(イメージ)

国立公園にも指定され日本三大峡谷の一つに数えられる「清津峡」が、2018年にはトンネルを全面リニューアル。新作のアート作品として登場します。

見晴所から臨む「清津峡」。トンネルを進むにつれて、さまざまな表情が見られます

 歩道トンネルは全長約750mもあり、中に入るとまるで別世界。途中の3ヶ所には見晴所が設けられ、美しい渓谷美を臨めます。どこまでも続くかのようなトンネルをひたすら進んで行き、終着点に待っているのは…

【詳細情報】
※情報が公開され次第掲載

越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]

原広司+アトリエファイ建築研究所「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」 photo:Osamu Nakamura
カールステン・ヘラー「Rolling Cylinder, 2012」 photo:Osamu Nakamura

 十日町駅から徒歩で約10分の場所にある、越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]は、大地の芸術祭の中心的な施設です。

入口を入ると、まず目にはいるのは大きな池。それを囲むように回廊があり、空が広がり、建築が自然を内包しているかのよう。越後妻有の縮図を表した美術館で、里山を巡るアートの旅の出発点となる場所です。

 ミュージアムショップ、レストラン、温泉が併設されているのでとても便利。インフォメーションセンターとしての役割も果たしています。

【詳細情報】
名称: 越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]
所在地:新潟県十日町市本町6-72-1
電話番号:025-761-7767
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)※芸術祭会期中は異なる
休館日:水曜(祝日の場合は翌日休館)
入館料:大人800円、小中学生400円 ※芸術祭会期中や企画展により変更あり
公式サイト:http://www.echigo-tsumari.jp/facility/base/smcak

 

「光の館」

ジェームズ・タレル「光の館」photo:安斎重男
ジェームズ・タレル「光の館」photo:Gentaro Ishizuka

 ジェームズ・タレルの「光の館」は、妻有地域の伝統的な家屋をモデルにしたアート作品です。

 普通の和室に見える一室には、実はからくりが。屋根がスライドして天井が開き、四角く切り取られた空が出現。光の演出もあいまって、神秘的な空間が演出されます。淡い青から群青、そして漆黒へ…、日没後には徐々に変化する空の光を眺められます。ほかにも風呂や床の間、寝室など随所に光ファイバーが仕込まれ、風呂に浸かると幻想的な光に体が包まれます。
 事前予約をすれば宿泊もできるので、公式サイトを確認してください。

【詳細情報】
名称:「光の館」
所在地:十日町市上野甲2891(ナカゴグリーンパーク)
電話番号:025-761-1090
営業時間:11:30~15:30 ※不定休
入館料:中学生以上 500円、小学生 250円(※芸術祭会期中は変更あり)
公式サイト:http://hikarinoyakata.com/

 

まつだい「農舞台」

MVRDV「まつだい『農舞台』」

 「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発掘し発信する雪国農耕文化とアートのフィールドミュージアムです。食、イベント、体験などのプログラムを通して、松代の雪国農耕文化を体感できます。

 建物内には、床も天井もすべて黒板になっている部屋や、星が瞬く里山の夜空のような円形の囲炉裏の部屋など、おもしろい仕掛けが隠れています。空間全体がアート作品のようで、イリヤ&エミリア・カバコフの作品「棚田」を一望する展望台も。建物の下にある空間では、イベントが開催されます。

 また、まつだい「農舞台」の周辺はアートが密集しているエリアです。草間彌生「花咲ける妻有」をはじめ、世界的なアーティストの作品が点在。里山の大地に映える色彩豊かな造形、現代アートの魅力を里山の四季と共に楽しめます。車での見学も可能ですが1〜2時間ほどで全体もまわれるので、効率よくアートを鑑賞したい方にもオススメ。

【詳細情報】
名称:まつだい「農舞台」
所在地:新潟県十日町市松代3743-1
電話番号:025-595-6180
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)/水曜休館(祝日の場合は翌日休館)※芸術祭会期中は異なる
入館料:無料(企画展によって変更あり)※芸術祭会期中は異なる

 

「棚田」イリヤ&エミリア・カバコフ

イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」photo:Osamu Nakamura

 まつだい「農舞台」の展望台から臨めるのは、イリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」です。伝統的な稲作の情景を詠んだテキストと、対岸の棚田で作業する人々をかたどった彫刻を配置。展望台から観ると、詩と風景、彫刻作品が融合した形で現れます。
 
 四季折々で違った表情をみせる棚田は、この地域の象徴でもある景色。自然そのものがアートになる「大地の芸術祭」の中でも代表的な作品です。

【詳細情報】
名称:「棚田」
所在地:新潟県十日町市松代3743-1

 

「鉢&田島征 三絵本と木の実の美術館」

田島征三「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」photo:Genatro Ishizuka

 山と山に囲まれた場所に鉢という集落があります。その中心にある小学校は廃校になり、集落の人々と絵本作家・田島征三によって小さな美術館になりました。

 くさむらの教室、寝転びながら絵本が読める教室など、校舎の中にはおもしろい教室がたくさん。カラッポになった校舎を舞台に、最後の在校生と学校に住みつくオバケたちとの物語が、絵本『学校はカラッポにならない』となり、その物語が校舎いっぱいに広がります。みんなの笑い声を食べるトペラトト、夢をぺしゃんこにするドラドラバン。学校にひそむたくさんのオバケたちに会いに行ってはいかがでしょうか?

【詳細情報】
名称:「絵本と木の実の美術館」
所在地:新潟県十日町市真田甲2310-1
営業時間:4月~9月10:00~17:00 、10月~11月10:00~16:00、
定休日:水・木曜日(祝日の場合は翌日、5月・8・9・月は変更有)、11月26日~良く4月下旬休館)※芸術祭会期中は異なる
電話:025-752-0066

 

「脱皮する家」

鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志「脱皮する家」photo 川瀬一絵

 2006年の第3回「大地の芸術祭」で、鞍掛純一と日本大学芸術学部彫刻コース有志が製作した作品です。築150年を超える木造民家の壁、床、柱など至るところをノミで掘り抜き、家屋の新たな一面を表出させています。家一軒を「彫る」という手法により、内側に内包された空間を広げ、空き家を脱皮・再生させたアートです。

【詳細情報】
名称:「脱皮する家」
所在地:新潟県十日町市星峠776

 

「星峠の棚田」

 「脱皮する家」のある峠集落は、十日町市と上越市の境に位置し、市内でも雪深く専業農家の多い地区です。十日町市を代表する「星峠の棚田」があるのもこの地区で、大小様々な棚田約200枚がまるで魚の鱗のように斜面に広がります。

 5~6月や9月は、棚田に雲海が発生しやすいベストシーズン。その美しい風景を一目見ようと、全国各地から多くの人々がこの地を訪れます。

【詳細情報】
名称:星峠の棚田
所在地:新潟県十日町市星峠776

 

「たくさんの失われた窓のために」

内海昭子「たくさんの失われた窓のために」photo:T.Kuratani

 清津川の河岸段丘のとても見晴らしのいい場所に、大きな額縁とカーテンがある印象的な作品です。揺れるカーテンはたなびき、陽の光や里山の風を映します。この部屋の窓から見える風景は「私の風景」となり、さまざまな事柄を連想させます。見える風景を通して、外に広がる妻有の風景をもう一度発見するための窓なのかもしれません。

【詳細情報】
名称:「たくさんの失われた窓のために」
所在地:桔梗原うるおい公園(十日町市桔梗原キ1463番地1)内

「大地の芸術祭」モデルコースをチェック

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」を満喫するためのモデルコースをご紹介します。トリエンナーレ開催期間中以外でも楽しめるので、ぜひチェックしてみて。

日帰りコース

・電車でめぐる越後妻有

・名建築をめぐる

・世界文化賞受賞作家のアートをめぐる

・はじめての越後妻有。主要作品をめぐる!

1泊2日コース

・心を洗う秘境秋山郷の旅

 

「大地の芸術祭」作品鑑賞パスポートを購入しよう

作品鑑賞パスポート。各施設のアート作品や屋外作品をすべて鑑賞できます


 「大地の芸術祭2018」でアートを巡るなら、「作品鑑賞パスポート」の購入がオススメです。会期中に各施設のアート作品や屋外作品をすべて鑑賞できるので、大地の芸術祭をたっぷり楽しめます。さらには温泉や宿泊施設、イベント割引など各種優待付き。2018年7月28日までなら、通常より500円お得に購入できます。オンラインで購入しておけば、事前にクレジットカード決済が可能。あとは現地で引き換えるだけなので便利です。

 公式サイトから購入できるので、ぜひチェックしてみてください!
 

 


大地の芸術祭の歩き方。気になる疑問にお答え

とても魅力的な大地の芸術祭。アートを満喫するために、気になるポイントをまとめてみました。

1~3エリアが目安です。主要施設や目当ての作品のみを選んでコースを組む方法もありますが、じっくり里山の雰囲気を味わうのがオススメ。

作品は広大な里山に点在しています。越後妻有里山現代美術館[キナーレ]や、まつだい[農舞台]とその周辺の城山のように、1カ所で複数の作品が見られるところもあります。

バスやタクシー、ツアーの利用が便利です。事前に見たい作品とルート、食事場所などの計画を立てておきましょう。

一週間前後が目安と言われています。

日帰りでも充分に楽しめます。見学時間が短い場合には作品の集中する越後妻有里山現代美術館[キナーレ]や、まつだい[農舞台]を中心に、それ以外の作品を組み合わせるのが良いでしょう。

現地にはバスやタクシーはもちろんのこと、一人から参加できるツアーも用意されているので安心です。

宿泊施設の件数が多いのは十日町駅周辺と松之山温泉周辺です。他のエリアにも宿があり温泉も点在しています。越後湯沢はじめ、周辺地域を加えると選択肢が広がります。芸術祭開催期間中は混雑が予想されるので、早めの予約がオススメです。


 

越後妻有の食をたのしむ

 大地の芸術祭には、アートとともに食を楽しめる施設や、食そのものがアートと深い関係にある作品がたくさんあります。料理を前にしたときの幸福感。普段とは違う非日常の高揚感。食べることは、誰もが日々楽しめる体験でもあります。里山の採れたてお野菜や、新潟の名産品コシヒカリなど、越後妻有ならではの食を体験してみては。
 

「越後まつだい里山食堂」

Photo Ayumi Yanagi

 まつだい「農舞台」内にある「越後まつだい里山食堂」。一面ガラス張りの明るい店内からは、目の前いっぱいの棚田の風景と緑の林が臨めます。鏡でできたテーブルには空が映り込み、なんとも癒される雰囲気。

 土日祝日は、ふっくら炊けたコシヒカリと季節の野菜をたっぷり使ったおかずなどが食べられる「里山ビュッフェ」が開催されています。ぜんまいの押し寿司や、里山野菜のカレーなど、ここだけの素材でアレンジされたメニューも人気。ティータイムには、自家製スイーツやジンジャエールなど、ほかのカフェでは味わえないティータイムが体験できます。

【詳細情報】
店舗名称:「越後まつだい里山食堂」
住所:十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
電話番号:025-595-6180(まつだい「農舞台」)
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30、ランチ11:00~14:00)/水曜休み※芸術祭会期中は無休

メニューの一例:
里山ビュッフェ詳細(土日祝開催):約20種の料理を好きなだけいただけます
大人1,700円 小学生1,000円 幼児500円
日替わりランチ 里山ごはん:1,000円
里山セット~ぜんまいの押し寿司:1,200円(※要予約)
里山カレー:1,000円 など

「越後しなのがわバル」

 越後妻有里山現代美術館「キナーレ」内にある、「越後しなのがわバル」。マッシモ・バルトリーニfeat. ロレンツォ・ビニが内装を手掛けた天井には、信濃川の水面を想起させるオブジェがゆらめき雰囲気バツグンで、昼と夜でまた違った表情が見られます。美術館の凛とした雰囲気の中で、こだわり食材の料理をいただきましょう。

 「五味五法」「一汁三菜」を基本にした、素朴ながらも滋味溢れる創作料理が味わえます。

【詳細情報】
施設名:「越後しなのがわバル」
所在地:新潟県十日町市本町6 越後妻有里山現代美術館「キナーレ」内
電話番号:025-761-7371
営業時間:
10:00~17:00(L.O.16:30、ランチ11:00~)/水曜定休※芸術祭会期中は無休

メニューの一例:
季節の野良しごと御膳1,500円
季節の天丼800円
畑の肉丼ぶり1,000円
かおり佳麗800円
一口小鉢・一口甘味 各100円

「Hachi Café」

 「絵本と木の実の美術館」の中にあるカフェ。店内のインテリアは小学校だったころに使われていた机や椅子をリメイクしたもので、なんだか昔懐かしい気分になります。地元で採れた旬の野菜を使った料理、素材にこだわったスイーツやドリンクがいただけます。

【詳細情報】
施設名:「Hachi Café」
所在地:新潟県十日町市真田甲2310-1 絵本と木の実の美術館内
営業時間:
11:00~16:00/水・木曜休館(祝日の場合は翌日)/11月末~4月下旬まで冬囲いのため閉館
電話番号:025-752-0066(絵本と木の実の美術館)※芸術祭会期中は異なる

泊まってたのしむ

 「大地の芸術祭」では、アートに泊まれるのも魅力のひとつ。「光の館」や「うぶすなの家」など、人気の作品に宿泊できます。施設によって宿泊可能期間が決まっているので、詳しくは公式サイトをチェックしてください。
 

「三省(さんしょう)ハウス」

photo:noguchi

 懐かしさがこる木造校舎が宿泊施設にリノベーションされた「三省ハウス」。1958年に建てられた建物は50余年経った現在も豪雪に耐え、人々の手によって大切に守られています。かつて教室だった空間に80床の清潔なベッド(5教室、各16床)が設けられ、宿泊者が一堂に集える食堂・テラスも完備。夏季には屋外テラスで、冬季は薪ストーブのまわりで季節の移り変わりを楽しめます。

 食堂では、集落のお母さんたちがつくる越後松之山の家庭料理がいただけます。松之山の棚田で作られたお米を炊いた美味しいご飯、手仕込みの味噌、松之山の保存調味料「しょうゆの実」、手作りの漬物。地元で採れた里山の恵みをたっぷりいただきましょう。車で約10分の場所に日本三大薬湯・松之山温泉の日帰り入浴施設もあるので、温泉も楽しめます。

【詳細情報】
施設名:「三省(さんしょう)ハウス」
所在地:新潟県十日町市松之山小谷327
営業期間:通年
一般ご宿泊の方宿泊可能日:土曜、大地の芸術祭の里誘客期間
団体(10名様以上)ご宿泊の方宿泊可能日:平日も可、要相談
電話番号:025-596-3854(三省ハウス)、025-595-6180(事務所 まつだい「農舞台」10時~17時/水曜休)
 


「うぶすなの家」

 茅葺き民家を「やきもの」で再生したアート作品である「うぶすなの家」。

 日本を代表する陶芸家たちが手掛けたいろり、かまど、洗面台、風呂、そして地元の食材を使った料理を陶芸家の器で提供するレストラン、やきものと茅葺民家のコラボレーションが、温もりの空間を演出します。都会の喧騒から離れた集落で、地域のお母さんの料理やおもてなしを堪能してください。

【詳細情報】
施設名:「うぶすなの家」
所在地:新潟県十日町市東下組3110
宿泊受付期間:2018年4月1日~10月31日 ※芸術祭会期中は宿泊不可
※宿泊希望日の7 日前までに要連絡。除外日あり
料金:1名 25,000円(2食付き)
定員:2~3名まで(1泊1グループ限定)※小学生以下の方の宿泊不可
利用案内:コチラ
予約方法:申込書をダウンロードし、メール又はFAXにてお申込(宿泊希望日の7日前まで)
電話番号:025-761-7767(「大地の芸術祭の里」総合案内所)

 

「秋山郷結東温泉 かたくりの宿」

 「かたくりの宿」は、新潟と長野の山間に位置する秋山郷の入口にあります。学校の教室を和室にリノベーションし、校長室があった場所は温泉に変身。体育館やグランドはスポーツ、勉強会、音楽会など多目的に利用できます。

 周辺には石垣で組まれた棚田が広がり、見倉橋からは中津川渓谷の清流を満喫できます。これらを巡るトレッキングでは天然記念物のカモシカに出会えることも。また紫の絨毯のようなかたくりの花の群生や、満天の星空、紅葉に彩られた山々等四季を通して大自然の景観を楽しめます。

 縄文時代から人々が住み続けている津南町では、山からは山菜やきのこが採れ、湧水と肥沃な土からは美味しい米や野菜が育ちます。宿では津南町の大地の恵みをたっぷり味わえる、心をこめた手作りの料理がいただけます。豊かな旬の味覚地酒を楽しんでください。

【詳細情報】
施設名:秋山郷結東温泉 かたくりの宿
所在地:新潟県中魚沼郡津南町結東子450-1
宿泊受付期間:4月下旬~11月中旬
電話番号:025-761-5205

温泉をたのしむ

 越後妻有は約30カ所の温泉、10カ所以上の立ち寄り湯がある全国でも珍しい地域です。場所により泉質も異なるので、変化に富んだ湯を楽しめます。実は芸術祭の拠点となる越後妻有里山現代美術館 「キナーレ」も温浴施設。アートを巡った後は、効能豊かな湯で癒されてみてはいかがでしょうか。

「明石の湯」

 「明石の湯」は、 越後妻有里山現代美術館  [キナーレ]に併設された温浴施設です。種類豊富なお風呂に岩盤浴、スチームサウナやドライサウナがあり、仮眠室やアメニティ―も充実しています。心も体もリフレッシュできること間違いなし。営業時間も22時までなので、観光や食事の後に利用するのにも便利です。

【詳細情報】
施設名:「明石の湯」
料金:大人(中学生以上)600円、小学生300円、小学生未満無料
所在地:新潟県十日町市本町6-1-72-1
電話番号:025-752-0117
営業時間:10:00〜22:00(最終入館21:30)※飲食店は~20:45
定休日:毎週水曜日(祭日と重なる場合は営業)
公式サイト:http://kinare.jp/page_akashi.html

 

「ミオンなかさと」

 大河信濃川のほとりにある、十日町市温泉総合保養施設「宮中島温泉ミオンなかさと」。泉質は、弱アルカリ性単純泉の天然温泉で、冷え症や疲労の回復、健康増進などの効果が期待できます。食事や宿泊もできるので、ゆったり過ごすのに最適です。

【詳細情報】
施設名:「ミオンなかさと」
料金:大人(中学生以上)600円、子供(小学生以上)300円、未就学児無料
所在地:新潟県十日町市宮中己4197
電話番号:025-763-4811
営業時間:10:00〜22:00(最終入館21:30)
休館日:毎週木曜日(8月は無休)
駐車場:収容台数 250台(乗用車)
公式サイト:http://nakasato-mion.com/

 

トリエンナーレ以外の時期も楽しめる。季節ごとのイベントにも注目

芸術祭の会期が終わった後も、屋内外に多くの作品が残るのも特徴のひとつです。グランピングや雪遊びなど、季節ごとにコンセプトを設けたイベントも開催されるので、一年を通して楽しめます。

雪花火「Gift for Frozen Village 2018」

冬の人気のイベントといえば、雪花火。2018年は「Gift for Frozen Village 2018」として、「あてま高原リゾートベルナティオ」で開催されました。音楽と花火が共演する、ミュージックスターマイン。雪原の大地に大輪の花が開き、光の種が彩ります。ラストに打ち上げられる三尺玉は圧巻のひと言。会場にはさまざまな屋台が出店されるので、お祭り気分で楽しめるのも嬉しいポイントです。

 

越後妻有の巡り方は?

 山深い地域が多い越後妻有では、やはり車での移動が便利です。また、越後湯沢駅からのバスツアーも開催されているので、車がない人にはこちらもオススメ。大地の芸術祭のみどころを厳選してまわれるので、初めて訪れる方にもピッタリです!

車を利用する

 効率よく作品をまわるには、自由に移動できる車が便利です。自家用車がない場合も、現地でレンタカーを借りれば大丈夫。車の台数には限りがあるので、事前の予約がオススメです。

近隣のレンタカー営業所

十日町駅周辺

越後湯沢駅周辺

津南総合案内所周辺

電車を利用する

主要の2施設である 越後妻有里山現代美術館 「キナーレ」と「まつだい『農舞台』」は、駅から徒歩でアクセス可能なので、車がない方はまずこちらへ。 施設内外にはたくさんの作品があるので、鑑賞も楽しめます。2施設の最寄り駅間は、北越急行ほくほく線で約10分。運行本数が限られるので、時刻表をよく確認して計画を練りましょう。

越後妻有里山現代美術館[キナーレ]

・会期中無休
・JR飯山線、ほくほく線「十日町」駅より徒歩約10分
 

まつだい「農舞台」(雪国農耕文化村センター)

・会期中無休
・ほくほく線「まつだい」駅直結


 

越後妻有までの行き方は?

 越後妻有までのアクセス方法をご紹介します。

飛行機

電車

高速バス

いかがでしたか?今後も「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の情報を随時更新していくので、ぜひチェックしてみてください。
3年に1度の熱い夏を、越後妻有で体験してみてはいかがでしょうか。

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