学問の神様を祀る湯島天満宮の見どころは?参拝方法やパワースポット、知られざるご利益まで紹介!

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湯島天満宮の授与品と御朱印

ここからは、湯島天満宮の授与品と御朱印を紹介します。学問の神様として知られる菅原道真にちなんだ授与品のほか、天之手力雄命に縁のある開運・勝運のお守りなども豊富にあります。
 

・受験生の強い味方!合格祈願に持ち歩きたい「学業守」

湯島天満宮といえば、やっぱり合格祈願!とくに人気なのが、学業成就・合格祈願のお守りです。梅の花が描かれた袋に入ったお守りで、赤・白・紫の3色があります。ちなみに、普段の学業の成果が合格に繋がるという教えから、合格守というものはありません。学業守は、学んだことが成就することを祈願するお守りなのです。

湯島天満宮の近くには、東京大学やお茶の水女子大学といった日本最難関と名高い大学が多く、学業守を持って試験に臨む受験生も多いそうですよ。

ちなみにかわいい形をした「学業ランドセル守」もあり、こちらは小学生に人気です。

 

・天神様の加護で学力アップも夢じゃない「学業成就鉛筆」

普通の鉛筆は六角形ですが、こちらは珍しい四角形の鉛筆。“五を欠く”で「合格」というメッセージが込められています。濃さはHBなので、大学入学共通テストのマークシートを塗りつぶすのにも最適!

格言が書かれた鉛筆が6本、なにも書かれていない鉛筆が6本、全部で12本入り。試験によっては格言が書かれていると使えない場合もあるので、普段の勉強は格言あり、試験は格言なしと上手く使い分けましょう。

受験生への贈り物なら、赤い梅の花が描かれた「入試突破ハチマキ(500円)」もセットにすると喜ばれそう。合格祈願グッズに身を包めば、日頃の勉強にも身が入りそうですね。
 

・学問の神様にちなんだ「資格勝得守」「仕事開運守」「就職祈願守」

難関試験に合格し、政治家としても出世していった菅原道真にあやかろうと、「資格勝得守(800円)」「仕事開運守(800円)」「就職祈願守(800円)」も人気です。どれも梅の花があしらわれていて、気品があります。
 

・口コミで人気が広がったお守り「病気平癒」

天之手力雄命はとても体が丈夫な神様だったことから、病気平癒のご利益を授かれるお守りは人気があります。最近では口コミやSNSで「難病を克服できた」と話題になったことから、こちらのお守りを授かりに来る人も多いとか。桐箱入りで、名前を書いてもらえるのもうれしいですね。

また、お守りではないですが、梅の名所らしく梅干し「福梅」も販売されています。梅の種の中には天神様がいらっしゃるといわれ、昔から縁起物とされているんですよ。疲労回復・整腸作用・食中毒予防の効果がある梅干しは、試験の日のお弁当にもぜひ入れたい一品ですね。なかなか見かけないものなので、もし偶然出会えたらラッキー!
 

・干支の動物や牛に乗った天神様が描かれた「絵馬」

湯島天満宮の絵馬は大きく分けて2種類あり、1月から4月はその年の干支、それ以外の月は牛に乗った天神様が描かれています。初穂料はどちらも1,000円。境内には無数の絵馬が下がっていて、その多さは他の神社仏閣の比ではありません。

よく見るとダルマが描かれた絵馬もあります。実はダルマが描かれた絵馬は、無事試験に合格できた人のお礼参りの絵馬なんです。合格を祈願するための絵馬と、合格後のお礼参りの絵馬。境内にある絵馬の数が多いということは、それだけ叶った願いごとの数が多いことをあらわしています。
 

・珍しい切り絵タイプも選べる「御朱印」

御朱印は3種類。通常の御朱印と月替わりの御朱印、そしてA5サイズの切り絵御朱印があります。

毎年恒例の梅まつりのほか、季節のイベントごとにかわいい絵が描かれた御朱印をいただけるので、つい何度も訪れて1年分揃えたくなります。切り絵御朱印は1,000円、そのほかの御朱印は500円。御朱印は参拝後にいただくのが正式なマナーなので、ぜひ参拝の帰りに立ち寄りましょう。

湯島天満宮の参拝後は「学問のみち」を通って帰ろう!

湯島天満宮から御徒町方面まで続く約700mの道は「学問のみち」と呼ばれています。古くから賑わっていた湯島らしく、老舗のお店が多く並んでいます。参拝を終えたら、最後は学問の道をゆっくり散策しながら帰りましょう。
 

・お土産にぴったり!絶品みそ漬けの「よろずや」

女坂を下りた先にある老舗鮮魚店「よろずや」は、絶品のみそ漬を購入できるお店。とくに銀鱈(ぎんだら)のみそ漬けは、一度食べたら忘れられないリピート必至の一品。

ほんのり甘いあわせ味噌の香りと旨味が凝縮された鱈は、ご飯にもお酒のつまみにも相性バッチリ!当日にお味噌に漬けているので、実際に食べるまで約4日間我慢しなければならないのがちょっぴり悲しい。そのぶんおいしさはお墨付きで、食べたときの感動はひとしおです。

学問のみちにはこのほかにも、“試験に勝つ”とかけた人気のトンカツ店や、おいしい和菓子のお店もたくさんあります。かりんとうの「花月」やどら焼きの「うさぎ」など、下町が誇る名店にもぜひ足を運んでみてくださいね。

 

・合格はテッパンだ!隠れパワースポット「テッパンダ像」

御徒町駅近くにある「PARCO_ya(パルコヤ)」の前には、鉄でできたパンダ像があります。これは“合格がテッパンになるように”という願いが込められたテッパンダ像。「額をなでるとご利益がある…かも?」と噂されています。

かわいい見た目は記念撮影にもぴったりなので、ぜひ合格祈願の帰りに立ち寄ってみてください。周辺にはほかにも個性的なパンダ像がたくさんあるので、何種類見つけられるか挑戦するのも楽しそうですね。

湯島天満宮のアクセス方法

湯島天満宮に行く場合は、電車を利用するのがおすすめです。湯島天満宮の周辺には7つの路線の駅が集まっており、いずれの駅からも徒歩約10分以内でアクセスできます。

一番近い湯島駅から湯島天満宮に行く場合は、天神下交番方面改札を出て、3番出口を上がります。出口から右に行くと「学問のみち」へと出るので、右に進むと天神男坂、もしくは女坂から湯島天満宮へ行けます。

正面表鳥居から参拝したいという方は、湯島駅の5番出口から出るのがおすすめ。地上に出たら左に進み、湯島中坂下交差点を左折。まっすぐ進んで湯島中坂上交差点を右折すると、目の前に表鳥居が見えてきます。こちらは徒歩4分ほどのルートです。

車でアクセスする場合は、首都高速都心環状線「神田橋IC」から約10分ほどで到着します。

専用の駐車場は、「タイムズ湯島天神第1」(普通車25台)と、「タイムズ湯島天神第2」(普通車8台)の2ヶ所。料金はいずれも20分220円(8:00~0:00)、60分110円(0:00~8:00)となっています。駐車場の台数は限られているので、なるべく公共交通機関を利用して参拝しましょう。

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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