“カワイイ”の秘密?食品サンプル体験をリピートしたくなる理由とは!?

こんにちは！アソビューの福山です。今、“食品サンプル体験”が人気急上昇中なのをみなさんはご存知でしょうか？定食屋さんやレストランのショーケースで目にする食品サンプルですが、実はとっても"カワイイ"んです！今回は東京・池袋にある「サンプル FAN FUN FAN」代表・伊藤さんにお話を伺い、食品サンプルの魅力とサンプル FAN FUN FANの体験にリピーターが多い秘密に迫ってきました！（文：福山貴生 / 読了時間3分）

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誰でも簡単に"カワイイ"を作れる！

「選ぶ・切る・貼る」だけ

食品サンプル体験の最大の魅力は、子供からモノづくりが苦手な人まで誰でも簡単に作ることができる点。特別な器具などはほとんど使わないので“手先が器用じゃないから大丈夫かな？”なんて心配は無用！「サンプル FAN FUN FAN」では各テーブルに1名スタッフがつくマンツーマン形式なので、困ったときや迷ったときにすぐに相談に乗ってもらえます。完成品は当日持って帰れるのも嬉しいポイントです♪

自分がイメージする完成形に向けてカラフルなパーツの中から好きなものを選んでいきます。「同じパフェ、オレンジジュースを作ろうとしても人によって思い描くイメージが違い、個性が出てとてもおもしろいですよ」と伊藤さん。作る人の個性を見られるということで子供の自由研究を始め、婚活イベントも行われているそう♡ 最近は職場のデスクに癒しアイテムとして”ミニパフェ”を置くひとも多いんだとか。

パーツが”カワイイ”

細部に宿る職人の技術

遠めから見てカワイイパーツですが、よく見てみるとフルーツの繊維や種、ツブ感など細部まで再現されています。食品サンプルは約90年前に岐阜県・郡上八幡で生まれた日本独自の産業。定食屋やレストランなどのメニューを忠実に再現してきた技術が、カワイイの中に詰まっているようです。思い通りの色を出すには、なんと7年の修行がいるとのこと！

パーツの中にはお菓子の「HARIBO」や「小枝」が再現されているなど、遊び心もたっぷり♪リピーターの中には全パーツを集めているかたもいるとのこと！パーツは職人さんがイチから作っており、イチゴの断面模様もとてもリアル。カラフルでかわいいので部屋や玄関の差し色インテリアとしても使えそうです♡

"カワイイ"のヒミツ

「カワイイの意味が分からなかった」

時代の流れで飲食店の店頭からショーウインドウが消え始めた頃、食品サンプル業界も厳しい時代に入り「このままじゃいけないという危機感があったんですよ」と語る伊藤さん。自社商品を開発し百貨店に売り込むも“カワイイものしか売れない時代”と門前払いを受け、それを機に“カワイイ”について考えるようになったそうです。

体験をはじめたきっかけはお客さんの一言

商品に磨きをかけ徐々に軌道に乗り始めた頃に「この食品サンプルを自分で作ることはできないのですか？」と聞かれ手探り状態で始めた食品サンプル体験も早10年。ニッチな産業のため職人さんから直接教わらないとなかなか習得できないということで、今では国内にとどまらず、海外の富裕層の方も訪れるようになったそう。「裏方だった食品サンプルが体験というフィールドだと表舞台に立てるんです。」と嬉しそうに話す伊藤さんの表情が印象的でした。

とにかく伊藤先生が"カワイイ"♡

一期一会の出会いを大切に

「お客様に“またやりたい！”と思ってもらえるように、失敗しない為のサポートを徹底している」と伊藤さん。「マニュアル化なんてありえない！うちはフレンドリーな接客を心がけています！」と言い切られます。これは息子さんを含めたご家族を中心に切り盛りされる家族経営ならではの魅力かもしれません。

ハロウィンやクリスマスのちょっとしたプレゼントにもピッタリ！とっても“カワイイ”食品サンプルを、ぜひ1度作ってみてください～！

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