商売繁盛なら神田明神へ!境内の見どころからご利益、パワースポット、人気の神社お土産を徹底レポート

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参拝後は御朱印・お守り・おみくじを見に行こう

神田明神を参拝した後は、御朱印・お守り・おみくじを授かりに行きましょう。各種授与品は、隨神門から入ってすぐ左側にある文化交流館でいただけます。

御朱印(300円)は、文化交流館の1階受付でいただけます。シンプルに見えますが、実は右下に干支が入っているかわいらしい御朱印。御朱印帳は神田明神オリジナルデザインの一冊から、和紙やてぬぐいを使用したものや、歌川広重の江戸浮世絵が描かれたものなど、10以上の個性豊かな種類から選べます。

また、各種お守りも文化交流館で手に入ります。種類がとても豊富で、たとえば強運に恵まれる「ん守護(黒)」(1,000円)、「ランドセル守護(赤・黒)」(1,000円)、かわいい刺繍が施された幸運のお守り「神馬あかり御守」など、こちらも個性的なお守りが多数。きっと自分に合ったお守りが見つかりますよ!

神田明神を訪れたら引きたいのが、神馬あかりのおみくじ。文化交流館の入口脇で購入できます。外側はかわいいあかりちゃんのイラスト付き。中身は見てからのお楽しみですが、馬にちなんだユニークな書き方になっています。参拝の記念にぜひ引いてみてくださいね。

境内にはハート型フレームの「みくじ掛け」もあります。ひときわ目を引くハートの形は、フォトスポットとしても大人気。おみくじや絵馬をかければ、願いごとや縁結びの効果も高まりそうですね。

神田明神の名所・パワースポットを紹介

神田明神には御神殿や境内末社のほかにも、一度は訪れておきたいパワースポットが数多く存在します。不思議なご利益やエネルギーを授かれる境内の名所を巡ってみました。
 

・海の仲間に守られた「えびす様尊像」

御祭神の一人である二之宮 少彦名命・えびす様のご尊像。イルカや鯛、トビウオなどに守られながら大海原を渡る、えびす様の姿が造形されています。壁の青色と相まって、まるでアート空間のような雰囲気です。

はるか昔から漁業神として信仰されていたえびす様は、小さな木の実の殻の舟で海を渡り、小さな姿ながらだいこく様と力を合わせて日本の国をつくった伝承が伝えられています。そのため現代でも、国土開発・事業繁栄、病気平癒・健康増進の神様と崇められています。
 

・高さ6.6m!石造りでは日本一の大きさを誇る「だいこく様尊像」

1976(昭和51)年に完成した「だいこく様尊像」。高さ6.6m、重さ約30トンと、とても大きく重厚な見た目が特徴的。石造りとしては日本一のだいこく像なのだそうです。福の神としてえびす様と双璧をなす農業神であり、五穀豊穣のご利益を授かれます。
 

・千社札愛好家でなくても楽しめる「千社札納札所」

隨神門から入ってすぐ左側には、アニメキャラクターとのコラボ商品を販売している売店があります。その上の方にあるのが「千社札納札所」。

境内の美観を保ちつつ千社札を納札できるようにと、隨神門回廊の一部に設置されています。千社札は社務所に届けることで受付可能。どなたでも納札できるため、見ているとさまざまなタイプのものを発見できて興味深いですよ。
 

・見ているだけでパワーをもらえる「獅子山」

勇ましい石獅子は、社殿右側にあります。江戸時代の名工・石切藤兵衛が作ったものといわれ、まるで山の上から参拝者を見下ろしているかのような姿が見られます。無造作に積まれた石と水の流れが美しく、隠れた癒しスポットとしても有名。今にも飛びかかってきそうな生々しさがありました。                                       
 

・正面を向いた姿が珍しい「狛犬と獅子」

神様の使いとして邪気を払ってくれる「狛犬と獅子」。神田明神の社殿に鎮座しているのは、左側の「獅子」と、右側の一角獣「狛犬」です。通常は横向きの石像が多いのですが、正面を向いている珍しい狛犬・獅子でした。

動物彫刻で有名な池田勇八氏が原型を作成しただけあり、その造形はとてもリアル。狛犬や獅子に興味のない人は見逃しがちですが、とても美しい姿なのでぜひ見ておきましょう。

 

・アニメ作品の舞台にもなった歴史ある階段「男坂」

天保年間に神田の町火消4組が、石段と石灯籠を封建したといわれている「男坂」。坂から見られる景色が良く、かつては月見の名所としても知られた場所でした。アニメ作品の聖地巡礼でも有名で、坂の下・上からの眺めはフォトスポットとしても人気があります。

男坂上の脇には、イチョウの木が植えられています。大正時代の関東大震災などにより、神社の各施設が炎上・崩壊しても生き残った生命力のある木。今も新しい葉がでています。親木のほうは枯れてしまい、倒木の恐れがあるため上部を伐採。それでもしっかりと力強く生きている姿が見られます。

御神馬「あかりちゃん」を見に行こう

御社殿の左側には、神田明神の御神馬である「あかりちゃん」が暮らす小屋があります。あかりちゃんは、2010(平成22)年の5月15日に、信州佐久高原で生まれた牝馬(ひんば:メス)。小屋の周りには常に人だかりができるほどの人気者で、参拝後に訪れる人が多いのはもちろん、お守り・おみくじにも描かれる有名な神馬なのです。

小柄でおとなしい性格のポニーで、現在の体毛は芦毛(灰色)。年齢を重ねると徐々に白馬になるそうです。定期的にお散歩へ出掛けるそうですが、いつ行くのかは秘密とのこと。もし運良く遭遇できたらラッキーですね。「あかりちゃん、おいで!」と声をかける子どもの姿が微笑ましかったです。

千代田区指定有形文化財 「井政(IMASA)」でまったり過ごそう

社殿の左側にある魚河岸水神社の前には「神田の家 井政」と書かれた看板があります。看板の矢印方向に進むと、千代田区指定有形文化財である井政「遠藤家旧店舗・住宅主屋」があります。

遠藤家は江戸時代から続く材木商で、最初の建物は現在の内神田1丁目に1927(昭和2)年に建設されました。2009(平成21)年に千代田区有形文化財の指定を受けて、現在の場所に再移築されています。

現在は庭と入口の一角のみをカフェとして開放しています。敷地内は撮影禁止なので店内の様子は紹介できませんが、古民家ならではの懐かしい雰囲気を味わえる、癒しの空間が広がります。

コーヒー、紅茶、抹茶、ジャスミンティーなどが700円。フレッシュレモネードが800円。ドリンクにプラス200円でスイーツセットも楽しめます。参拝後の休憩にぴったりな隠れ家風カフェは、11:00〜16:00まで営業。店内席・テラス席ともに席数は少ないですが、ぜひ至福のカフェタイムを過ごしてみてください。

お食事は江戸っ子カフェ「マスマス」で!

文化交流館の中にある、神田明神カフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU(江戸っ子 カフェ マスマス)」。神社の境内にあるとは思えないほど近代的でおしゃれなカフェレストランです。ここでは大ボリュームのランチからスイーツまで、幅広いメニューを味わえます。

今回は10食限定の人気メニュー「多幸めし」(1,350円)をチョイス。タコがたくさん入った贅沢な炊き込みご飯で、サラダとお吸い物付き。ご飯の量が多いのでお腹いっぱいになれますよ。出汁がたっぷり染み込んだタコも柔らかくておいしかったです!

このほかにも、枡の中にクリームやアイス、スポンジケーキなどが入った「枡パフェ」(950円)や、お土産としてもお持ち帰りできる「明神パフェ」(480円)、和スイーツの王道「特製あんみつ」(950円)なども用意されています。

神田明神のお土産選びなら「EDOCCO SHOP IKIIKI」へ

神田明神オリジナルのお土産が欲しいなら、文化交流館内にあるショップ「EDOCCO SHOP IKIIKI」に立ち寄ってみましょう。御朱印・お守り・おみくじといった各種授与品のほか、コラボグッズやおしゃれな雑貨・グルメなどが目白押し!お気に入りの商品がきっと見つかりますよ。

なかでもおすすめのお土産は、ジンジャエール「神社声援」(1本セット300円、3本セット1,200円)です。まさにダジャレなネーミングですが、本物のすりおろしショウガを使った、本格派のジンジャエールです。お持ち帰りはもちろん郵送もできるので、まとめ買いにも便利ですね。

このほかにも、香ばしいごまの風味が魅力の「ごまだれ餅」(450円)や、アーモンドがアクセントのスイーツ「明神の雫」(880円)など、自分へのお土産としても購入したくなる商品が多く揃っていました。

参拝以外にもさまざまな魅力のある神田明神。繁盛祈願から買い物、カフェまで楽しめる気持ちいい空間なので、ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。

神田明神のアクセス方法

神田明神の周辺にはJR線・東京メトロの路線が多く通っており、最寄りの各駅から徒歩約5〜7分程度で境内に到着します。参拝車用の駐車場は数が限られているので、できる限り公共交通機関を利用してアクセスしましょう。

・電車でアクセスする場合
・中央線・総武線「御茶ノ水駅」(聖橋口)から徒歩約5分
・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」(1番口)から徒歩約5分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」(B1出入口)から徒歩約5分
・東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩約5分
・京浜東北線・山手線「秋葉原駅」(電気街口)から徒歩約7分
・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩約7分

・車でアクセスする場合
・首都高速都心環状線「神田橋出口」からすぐ
・首都高速1号上野線「上野出口」からすぐ

(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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