東京の空をペンギンが飛ぶ?!天空のオアシス「サンシャイン水族館」の見どころ・混雑状況・所要時間を徹底レポート

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こんな楽しみ方もある!サンシャイン水族館

サンシャイン水族館の必見ポイントを紹介しましたが、まだまだ魅力的なスポットはたくさんあります。連日多くの人が集まる人気スポットから、ちょっとマニアックな情報まで一挙に紹介します。

開放的な屋外エリアであらゆる角度から生き物を観察!

ペンギンの大水槽が見どころの「マリンガーデン 天空の旅」ですが、ほかにも楽しい展示がいっぱいあります。

ケープペンギンと同じくらい人気があるのがコツメカワウソ。つぶらな瞳で愛嬌たっぷりなコツメカワウソを見ていると、自然と笑顔になりますよね。

夫婦仲が良いことでも知られていて、2021年2月1日には待望の赤ちゃんも誕生。微笑ましいコツメカワウソの家族から、ますます目が離せなくなりそうです。

「ペリカンの丘」にいるモモイロペリカンは、ぜひ下からも覗いてみましょう。普段は見られない、ペリカンの水かきもしっかりと観察できます。

日の光で透けると、通っている血管まで見えますよ。

 

円形の水槽「きらめきの泉」の中には、アマゾンに生息しているアロワナやドラドが、キラキラと輝く水の中を泳いでいます。

水槽横にある自動販売機の中身は、アロワナ達のエサ。あげるとまるで鯉のように集まってきて、とってもかわいいですよ。小さな子どもも喜ぶこと間違いなしの人気スポットです。

ちょっぴりマニアックな展示が並ぶ「水辺の旅」

アザラシやマングローブ、アクアプランツ、日本の清流など、水辺の生き物を中心に展示している2階フロア。カエルやトカゲなど、両生類・爬虫類も多く展示されています。女性は苦手かと思いきや、鮮やかな黄色や青のカエルは「かわいい!」と大人気。ぜひスマホで映え写真の撮影にチャレンジしてみましょう。

男性人気No.1は、フィリピンホカトカゲ。木の上でだら~んと脱力している姿に「こんなふうに日々を過ごしたい!」と、熱い視線を送っているパパさんも多そうですね。「我が家にも似たようなのが一匹…」という目で、お父さんを見ていてはいけませんよ、お母さん。

世界一周旅行ができちゃう「大海の旅」

アジア・オセアニア・アフリカなど、世界中の海を再現した水槽が並んでいる1階フロア。ここをぐるりと一周するだけで、世界の海を旅した気分になれます。

ひょこひょこと顔を出すチンアナゴは、子どもたちに大人気!水槽の前から動かなくなります。

大きなダンゴムシにしか見えないダイオウグソクムシも、クチコミでかわいいと話題になり、今や子どもたちの人気者。大人の目には、どこがかわいいのかわかりづらいのですが…。

そんな人気者のいる1階フロアですが、飼育スタッフから聞いたおすすめの魚はタチウオ。刀のように細長い銀色の魚は、焼いて食べるとおいしいですよね。

サンシャイン水族館のタチウオは、なんとスタッフが船で釣りあげてきた魚なんです。そのためエサをあげても、「また釣られるのでは…?」と思うのか、普通のエサを食べてくれないのだとか。

そこで生きた魚を特別にあげているのですが、タチウオのまわりを泳いでいる小さな魚が、実はエサのカタクチイワシなんです。エサと一緒に魚が泳いでいる水槽なんて、ほかではなかなか見られませんよ。

もうひとつ、地味だけど凄いのが「冷たい海」の水槽にいるゾウギンザメ。口の先に長い突起があり、ゾウの鼻に似ていることからこの名前になりました。日本ではサンシャイン水族館のほか、もう1ヶ所しか見られる場所がありません。

深海の魚が地上40mの水族館で生まれるのも面白いですね。素通りするのはもったいないですよ。

飼育の裏側を覗き見できちゃう「探検ガイドツアー」

サンシャイン水族館でぜひ体験して欲しいのが、普段は入れないバックヤードを飼育スタッフが案内する「探検ガイドツアー」です。

中に入ると目に飛び込んでくるのは、無数に並ぶ巨大なタンク。サンシャイン水族館はビルの屋上にありますが、水槽には八丈島の近くにある黒潮海流の海水を使用しています。

わざわざ八丈島から運んできている理由は、海がきれいで透明度が高く、栄養素が豊富だから。週に何度か運ばれてくる海水をろ過して水槽内へと送っているのが、バックヤードに並んでいるタンク。魚たちの命をつなぐ、貴重な海水です。

探検ガイドツアーでは、普段は見られない飼育の裏側に迫れるのが魅力。サンシャインラグーンを上から見学し、横から見る魚たちとは違った様子も観察できますよ。

魚のエサについても、「魚の口の大きさに合わせて大・中・小の3サイズにわけている」「どんなエサを与えているのか」など、とても興味深い話が聞けます。

また、実際にエサを作っている様子も見学できます。ミキサーは使わず、スタッフがまな板と包丁で丁寧に小さく切り刻んでいるんですよ。イカ・アサリ・エビなど、食卓でもお馴染みの食材を魚たちも同様に食べているのは、面白い発見ですね。

最後は予備水槽の見学へ。ここは魚たちの病院のような場所で、病気になった魚や孵化したばかりの生き物を育てています。生まれたばかりのミズクラゲはとても小さな姿。水の中をふよふよと漂う様子を見れば、生命の神秘を感じられるかも?

探検ガイドツアーは、水族館で働くスタッフの努力や魚たちへの愛情をしっかりと感じられる、貴重な体験が盛りだくさんです。所要時間は40分ほどですが、あっという間に感じられるはず。毎日11時と14時の2回開催されます。

また、16時からは「サンシャインラグーンエサやり体験」も実施。自分で作ったエサを、サンシャインラグーンの上から魚たちに撒いて食べさせます。こちらは子どもがとっても喜びそうな体験ですね。

イベントの予約は、当日に年間パスポート窓口で受け付けています。定員制となっているので、できれば早めの予約がおすすめ。「探検ガイドツアー」は1名800円、「サンシャインラグーンエサやり体験」は1名600円。床が濡れていて滑りやすいので、滑りにくい靴を履いて参加しましょう。

何が起こるかワクワク!「いきものディスカバリー」

サンシャイン水族館では、営業時間内に「いきものディスカバリー」も行われています。これは、「いつでもどこかで何かが起きている水族館!」をテーマにした新しい取り組み。

ペンギンの体重測定、コツメカワウソのエサやり、ダイバーによるサンシャインラグーンでの給餌など、いつでも・どこかで・何かのイベントが発生しています。ただし、当日に何が起こるのかは行ってからのお楽しみ!

 

例えばアシカのトレーニングでは、トレーナーさんのホイッスルや合図とともに、倒立したり、ボールを鼻で受け止めたりと、パフォーマンスの練習を見学できます。

偶然出会えたらラッキー!イベントは水族館の各所で行われているので、館内を回っていれば必ず何かに遭遇できますよ。

常設展示のほかにもさまざまな期間限定イベントが開催されるので、出かける前にそちらもチェックしてくださいね。

道中にも楽しい仕掛けがいっぱい!

サンシャイン水族館の見どころのひとつが、海の世界観を意識して作られたこだわりの空間。水族館へとのぼるエレベーターは、まるで海の中のよう。乗った瞬間からワクワクが始まります。

1階から2階へと続く階段は、プロジェクションマッピングで海を漂うクラゲが映し出され、幻想的な雰囲気に。屋外エリアのマリンガーデンに出ると、一転して南国の世界が広がります。

深海から徐々に浮上してきて、最後は南国の島に上陸!まるで人魚から人間に生まれ変わるような気分を味わえるのもポイントです。

サンシャイン水族館の前売りチケットはこちら

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