長崎県美術館 近代美術を気軽に楽しめる美術館!基本情報から見どころまで

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長崎県に旅行に行く方の中には、どこに行ったら良いか分からないという方もいるでしょう。長崎県には、長崎県美術館という美術館が存在しています。ここでは、長崎県美術館をまだ訪れたことがない方や、また行ってみようかと考えている方に向けて、長崎県美術館とはどのような施設なのかや、施設のオススメポイントを紹介していきます。また、入館にかかる料金や営業時間、交通アクセス、そして気になる割引クーポンはあるのかなど、お得な情報も紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

長崎県美術館とは

長崎県美術館は、2005年に長崎県長崎市出島町に誕生した美術館で、公益財団法人長崎ミュージアム振興財団が運営をおこなっています。もともとは、1965年に開館した長崎県立美術博物館が前身となっている施設です。長崎県美術館では、長崎県立美術博物館の美術館機能と、スペイン美術・長崎ゆかりの近代美術の収蔵品が引き継がれています。そんな長崎県美術館には、外交官であった須磨弥吉郎が寄贈したコレクションをはじめとしたスペイン美術や長崎ゆかりの近代美術の品々が収蔵されているのが特徴といえるでしょう。フアン・パントーハ・デ・ラ・クルス作の「フエンテス伯の肖像」や野口弥太郎作の「長崎の山々」、彭城貞徳作の「和洋合奏之図」といった数多くの作品が展示されています。

長崎県美術館の建物に注目!

美術館と博物館の機能を併せ持つ施設として1965年に開館した長崎県立美術博物館は、2002年に閉館し、新しく2005年4月23日に長崎水辺の森公園に隣接した場所に開館しました。なお、洗練されたデザインの建物の設計は株式会社日本設計という会社と、建築家の隈研吾氏が手掛けたことでも知られています。

長崎県美術館の建物は、真ん中に水路があり、その水路を挟むように建てられた左右の2つの建物によって構成されています。なお、2階にある渡り廊下によって左右の建物の内部が繋がっているという仕組みです。公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞となっているグッドデザイン賞や、イタリアのマーブルアーキテクチュラルアワードをはじめとして、日本建築家協会賞や建築業協会賞など、国内のみならず海外におけるさまざまな賞を獲得しています。このように、あらゆるところから高い評価を受ける建物を見ることができるのも、長崎県美術館の魅力といえるでしょう。

ちなみに、長崎県美術館のサインとロゴはグラフィックデザイナーの原研哉氏によって手掛けられました。原研哉氏といえば、無印良品のロゴをデザインした人物としても知られる方です。長崎県美術館に訪れた際は、美術鑑賞を楽しみつつ、近代的でオシャレな建物に注目してみて下さい。

夜景やイルミネーションも楽しもう!

長崎県美術館では、夜景やイルミネーションを楽しむこともできます。長崎県美術館は、美術館として数多くの美術品を展示しているため、それらの鑑賞をすることがメインになる方も多くいるでしょう。しかし、それだけで帰ってしまうのはもったいないのです。長崎県美術館には屋上庭園があり、そこからは長崎港を一望する景色を見ることができます。昼間の景色も、もちろん素敵ですが、夜には昼間とは違う雰囲気を感じられるのも良いでしょう。

長崎県は世界新三大夜景にも認定されている世界有数の夜景が堪能できる地域として知られています。長崎県にある稲佐山には、夜になると連日多くの観光客が夜景を見に訪れているのです。そんな長崎県にある長崎県美術館の屋上庭園からは、ライトアップされた青い光が幻想的な雰囲気を醸し出す女神大橋や、上記で紹介した稲佐山を見渡すことができ、知る人ぞ知る夜景スポットとして知られています。また、夏におこなわれる花火大会の日にも屋上庭園は無料で開放されているため、長崎港から打ち上げられる花火を、大迫力で鑑賞できるのもオススメポイントとして挙げることができます。

さらに、美術館のライトアップやイルミネーションがおこなわれている時は、幻想的な雰囲気を楽しむことも可能です。長崎県美術館の建物は運河沿いにありますが、その運河沿いは遊歩道にもなっているので、ライトアップされた道を歩くことができ、デートにもぴったりです。この遊歩道は、長崎水辺の森公園につながっているので、イルミネーションを楽しみつつ、公園に移動することもできます。

気軽に楽しめるアートも展示されている!

長崎県美術館では、ルイス・デ・ラ・クルス・イ・リオスの「フェルナンド7世の肖像」や、エウヘニオ・ルーカス・ベラスケスの「貧者の聖体拝領」をはじめとした東洋有数の収蔵数を誇るスペイン美術のコレクションだけでなく、長崎ゆかりの近現代美術を数多く収蔵しています。長崎ゆかりの近現代美術としては、荒木十畝の「早春」や、鴨居玲の「私の話を聞いてくれ」といった作品を挙げることができます。長崎県美術館の所蔵作品数は、2012年3月の段階では約6,000点となっています。

常設展示室では、これらの作品を年に数回展示替えをしつつ、来場者の方々に楽しんでもらえるように数多くの美術作品が展示されているのです。一方、企画展示室では、国内外の優れた美術展が年間5本程度開催されているので、年に数回行っても、その時々で異なる美術を鑑賞できる点が特徴といえるでしょう。企画展示室では、古今東西のさまざまな分野のアートを紹介していて、美術品に興味がない方でも楽しめるような工夫がたくさんされています。中には、動くアートのデモンストレーションや、ワークショップがおこなわれることもあるのです。子供から大人まで楽しむことができるでしょう。

しかし、長崎県美術館の楽しみ方はこれだけではありません。貸しスペースもあり、その中には約1,000平方メートルを誇る県民ギャラリーが存在します。そこでは、年間を通して、長崎県民の方の作品発表がおこなわれています。このように、長崎県美術館は、気軽に美術鑑賞ができる施設ということができます。

アートを鑑賞した後は、カフェでゆっくりしよう

長崎県美術館でアートを鑑賞した後は、2階の渡り廊下にあるカフェでひと休みするのも良いでしょう。このカフェは、フランス料理界の巨匠である、上柿元勝氏がプロデュースしたことでも知られています。上柿元勝氏は、1950年鹿児島県生まれで、1974年には単身渡仏し、パリとジュネーヴの「ル・デュック」や、リヨンの「アラン・シャペル」など、数ヶ所のレストランで修業をしています。その後、日本に戻り、1981年から10年間は神戸ポートピアホテル「アラン・シャペル」のグランシェフを務めたという経歴があります。また、1992年には、ハウステンボスホテルズ常務取締役総料理長及び、ホテルヨーロッパ総支配人を務め、2007年に「長崎県美術館カフェ」をプロデュースという運びとなりました。

店内の席にもこだわりがあり、特に、窓際のガラスのカウンター席では、運河を見ることができます。昼間には、運河を見渡すことのできる景色を、夜には、イルミネーションや建物のライトアップを楽しめるのが魅力となっています。カフェで提供されるメニューは、季節により異なりますが、「ショコラ・ブラン」というホワイトチョコレートケーキや、濃厚な味わいを楽しめるプラリネがあります。ケーキとドリンクのセットの他にも、さまざまなフードメニューやアルコールが用意されています。

このように、長崎県美術館は、アートを鑑賞するだけの施設ではなく、食事を楽しむこともできるのです。カフェから望むことのできる、長崎の景色を堪能しつつ、美味しい食事やデザート、アルコールを頼んでみて下さい。

美術鑑賞だけではない、長崎県美術館の使い方

長崎県美術館では、常設展示室だけでなく、企画展示室ではワークショップなどの気軽に楽しむことができる展示がおこなわれていたり、貸しスペースでは県民の方の作品が展示されていたりしますが、この施設でおこなわれているのは、このように美術を鑑賞するだけではありません。ながさき音楽祭などのイベントがある時を除いて、第2・4日曜日の夕方と夜にはイブニングライブが実施されているのです。このイブニングライブは、長崎県美術館のエントランスロビーで、活水女子大学音楽学部と長崎大学教育学部の学生や教員、卒業生たちによって催されています。このように、美術だけを鑑賞する美術館とは異なるのが長崎県美術館の特徴といえるでしょう。長崎県美術館は、人々の憩いの場となる、そんな施設となっているのです。いつどのような展示やイベントが実施されているのかは、長崎県美術館のホームページに記載されているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

利用者に合わせた良心的な美術館

長崎県美術館は、利用者のニーズに合わせて、20時まで夜間開館をおこなっています。通常の美術館や博物館では、夕方に閉館してしまうところが多いのですが、長崎県美術館は夜まで営業しているので、仕事終わりに美術を鑑賞するということもできるのが特徴です。また、建物は22時までライトアップされているので、昼間とは異なる建物の雰囲気を楽しむことも可能となっています。さらに、長崎県美術館のエントランスロビーでは、館内情報だけでなく、交通機関や周辺の観光情報を伝えるなど、来館者の必要に応じたサービスを提供しています。長崎県の観光がより楽しいものとなるように、さまざまな情報を伝えてくれるのです。その他にも、ベビーカーや車椅子の無料貸出しもおこなっているので、子供連れや足の不自由な方でも、気軽に来館することができるでしょう。授乳室(兼救護室)やコインロッカーもあるので、必要な方は利用することが可能となっています。

長崎県美術館の料金

入館料金

  • 無料(有料の展覧会のみ観覧料が必要)

企画展

  • 展示会により異なる

美術館コレクション展(常設展)

  • 一般:400円
  • 小中高生:200円
  • 大学生:300円
  • シニア(70歳以上):300円
  • 障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)保持者及び介護者1名:無料"

長崎県美術館の割引クーポン

15名以上の団体割引

長崎県美術館に15名以上の団体で訪れた際は、通常かかる常設展の料金が割引されます。受付でその旨を伝えると適用してもらえるでしょう。

  • 一般:400円→320円
  • 小中高生:200円→160円
  • 大学生:300円→240円
  • シニア(70歳以上):300円→240円

県内の小中学生割引

長崎県内に在住している小中学生は割引料金になります。受付で証明できるものを提示しましょう。

  • 小中高生:200円→無料

マンデーミュージアム割引

2018年10月~2019年3月の休館日を除く月曜日は、美術館コレクション展(常設展)の料金が割引になります。

  • 一般:400円→320円
  • 小中高生:200円→160円
  • 大学生:300円→240円
  • 70歳以上:300円→240円

長崎県美術館の営業時間

通常営業時間

  • 10:00~20:00(展示室の入場は19:30まで)

休館日

  • 毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は火曜日が休館)
  • 平成30年度臨時開館日:平成30年4月23日、8月13日、10月9日
  • 年末年始:平成30年12月29日(土)~平成31年1月1日(元日)

長崎県美術館のアクセス

公共交通機関を利用する場合

  • 路面電車「メディカルセンター」駅から徒歩約2分
  • 路面電車「出島電停」駅から徒歩約3分
  • 長崎県営バス(リムジンバス、高速バス含む)「長崎新地ターミナルバス停」から徒歩約5分
  • 長崎県営バス(リムジンバス、高速バス含む)「大波止バス停」から徒歩約8分
  • 長崎県営バス(土日祝のみ運行)「長崎県美術館バス停」から徒歩すぐ
  • JR長崎本線「長崎」駅から徒歩約15分

車を利用する場合

  • 長崎自動車道「長崎IC」からながさき出島道路経由約5分

長崎県美術館の利用で割引が適用される駐車場

 

  • 名称:クレインハーバー長崎ビル駐車場
  • 住所:長崎県長崎市出島町1-41
  • 営業時間:24時間
  • 駐車台数:49台
  • 料金:
    24時間最大:2,880円
    30分:120円(8:00~20:00)
    30分:60円(20:00~8:00)
  • 長崎県美術館内で有料施設(企画展・コレクション展・カフェ・ミュージアムショップ等)の利用をした場合は、駐車料金において「入庫して3時間まで、30分毎50円割引」が適用されます。
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