旧海軍望楼
北海道
稚内・留萌
- 歴史的建造物
基本情報
名称 |
旧海軍望楼 キュウカイグンボウロウ |
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住所 |
〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬 地図を見る |
アクセス方法 | ・稚内駅からバスで60分 宗谷岬で下車後、徒歩10分 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0162-23-6468 |
ホームページ | http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/ |
帝政ロシアとの国交が悪化し始めた明治35年に、国境の備えとして旧帝国海軍が建設したもので、当時最強といわれたロシアのバルチック艦隊が、宗谷海峡、津軽海峡、東シナ海のどこかを通過し、ウラジオストクに集結するかを察知することは、戦略上極めて重大であったことから、同望楼の海上監視にも、任務の重要性が課せられました 日露戦争の終結に伴い望楼の使命は終わりましたが、その後も、大正9年沿海州で起きた尼港事件(※)では無線通信基地として、太平洋戦争では対潜水艦監視基地として使用されました 稚内では明治年代の建築物で現存する唯一のもので、昭和43年12月、市の有形文化財に指定されました ※尼港事件(にこうじけん) アムール河(黒竜省)河口から40キロメートル上流の港町尼港(ニコラェフスク)で発生した邦人虐殺事件。ロシア革命後、わが国のシベリア出兵に反感をもつパルチザン(遊撃隊)が、大正9年3月から5月の間に引き起こした事件で、日本守備隊、邦人合わせて700人が虐殺されています
詳細情報
文化財 | 市区町村指定史跡 市指定 |
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建築年代1 | 明治35年 |