大浜唐船番所跡(大浜地区)

宮城県 松島・塩竈
  • 史跡

基本情報

名称

大浜唐船番所跡(大浜地区)


オオハマカラフネバンショアト

住所

〒981-0412 宮城県東松島市宮戸字大室


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アクセス方法 ・仙石線野蒜駅から車で15分 徒歩15分 ・三陸自動車道鳴瀬奥松島ICから車で20分
連絡先 問合せ先 電話番号:0225-88-2611
ホームページ http://okumastsushima-kanko.jp/

仙台藩が外国船見張の番所としてもうけた跡。嵯峨渓の絶壁上にあって牡鹿半島や金華山、網地、田代の両島を一望に眺めることができる。 大浜地区で最も高い標高76.6m、嵯峨渓の断崖絶壁番ヶ森に位置する。 仙台藩は寛永16年(1639年)江戸幕府の鎖国令により、石巻方面の全体が見渡せることから、ここに外国船の監視所を設置した。他にも気仙郡八ヶ森、本吉郡白浜、牡鹿郡鮎川、亘理群磯浜にも設置されている。黒船を発見したときの通報は昼は発煙信号、夜は火光信号や早馬、村の半鐘や寺の梵鐘太鼓をもってリレーすることとなっていた。 唐船番所は明治2年(1869年)1月に太政官布告によって廃止され、同月に大浜番所の締役。大阪民記(当時30才)が番所のしたにある嵯峨渓の凌雲崖下の海に投身自殺した。今では景勝地となり、投身した湾を地元では「ダンポジロ」と呼んでいる。これは武士に対して村が「ダンポさま」と云い、死んだところを意味する。 昭和43年、文化財保護委員・故三原良吉氏の指導によりここに碑が建てられ、永遠に保存されることになった。

詳細情報

その他 その他 建築時代:1646年
その他 駐車場 普通車20台